今回の記事では、世界初の4K 4LED光源採用の「X3000i」をご紹介。
BenQとして初めてXシリーズとカテゴライズされたフラッグシッププロジェクターの性能をレビューしていきます!
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もくじ
- 1 X3000iの特長
- 2 商品仕様
- 3 実際に使ってみました!
- 4 使ってみた感想
- 5 購入先は?
X3000iの特長
3000 ANSIルーメンの高輝度とLEDよりさらに明るい4LED光源採用
3000 ANSIルーメンの高輝度と4LED(RGBB:赤緑青青の4つのLED)光源採用により、一般的なLED(RGB)光源と比べて輝度出力を8~12%向上。日中の視聴や明るい部屋での投写も可能にしました。
DCI-P3 カバー率100%の広色域&超高画質
CinematicColor™技術によりDCI-P3カバー率100%の広色域を実現。幅広い色の表現ができるので、髪や服の繊維の一本一本まで繊細にリアルに表現し、映画さながらの美しいグラフィックと、鮮やかな色彩でユーザーはゲームの世界観そのままの色を体験し、その世界に没入することができます。
4K HDRゲーム対応
4KHDRに対応しているため、4Kの色の深さ、ゲームの雰囲気は崩さず、全体の色を鮮やかに表現します。
世界最高水準の低遅延入力
業界最高水準の240Hz動作時に4.16msの応答速度で、リアルタイムのコントロールと滑らかなスピード感のあるアクションを実現します。
*入力遅延は1080p/240Hz動作時:4.16ms、 1080p/120Hz動作時8.33ms、1080p及び4K/60Hz動作時:16.7ms 出力機器に依存します。
3つの専用ゲームモード
RPG・SPG・FPSという3つの専用ゲームモードを搭載。それぞれのゲームジャンルに合わせて、映像だけではなくオーディオ設定も変更し、ゲームの世界観をより高めてくれます。
1. RPG(ロールプレイングゲーム)モード
映画のような質感のビジュアル&重厚なサウンド。
映画のような映像と臨場感のあるサラウンドサウンドで、ゲームの世界をよりリアルに感じることができます。
2. SPG(スポーツゲーム)モード
鮮やかで忠実な色彩&クリアな音声。明るく忠実な色彩表現で、スタジアムやアリーナで行われる試合のリアル感を再現。肉声のような実況音声がリアル感を高めてくれます。
3. FPS(ファーストパーソンシューティング)モード
ディテールを強調&サラウンド効果。暗いシーンのディテールを他のゲームモードよりも強調し、足音や銃声などの周囲の音をより鮮明にし、暗闇に隠れた手がかりや敵を見つけることを容易にします。
Bongiovi(ボンジョヴィ)DPS技術採用のtreVoloステレオスピーカー搭載
treVoloを採用したステレオスピーカー5W を2機搭載。Bongiovi DPS技術*という最新の音響補正技術を採用し、サウンドに奥行き、明瞭感、鮮明さ、存在感を持たせ、定位感を強化します。
ゲームを始め、映画、音楽鑑賞など、あらゆる場面において鮮明でしかもパワフルな生き生きとしたサウンドを楽しむことができます。
*Bongiovi DPSとは?
Bongiovi(ボンジョヴィ)DPS技術は、BongioviAcoustic Labs LLCによる特許取得済みのアルゴリズムで、120個の調整点を設定し音声信号をリアルタイムに最適化することで、サウンドの定位を向上し、クリアで臨場感のある音を実現します。
長寿命(最長20,000時間)
スイッチを入れた瞬間から即座に起動。従来の水銀ランプにあったファンの音や、排気熱の問題は解決され、エコモード時では28 デシベルの超静音設計であるため、静かなシーンでも集中を妨げません。ランプ寿命は最大2万時間で1日5時間の使用なら10年間はランプ交換不要で使用可能*。
さらにBenQのLEDプロジェクターは、オートカラーキャリブレーションを搭載しており、光源の経年劣化に対し色ずれを自動で補正し、その美しい色彩は長い間褪せることがありません。
(*こちらは実際の保証期間を示すものではなく、保証期間は保証規定に準じます。)
グッドデザイン賞2021受賞の設置性の高いキュービックデザイン
形がシンプルであり、インテリアの邪魔をしません。
また、自動垂直台形補正機能に加え、最大30度までの手動水平台形補正機能により、横からの投写も可能。部屋のタイプやレイアウトに縛られることなく設置ができ、TVの置き換えニーズにも対応します。
さらに1.3倍ズーム機能により、2メートル80インチ、2.5メートルの距離で100インチの大画面を実現しました。
Google認証済みAndroid TV搭載、様々なゲーム機と接続可能な豊富なインターフェイス
Android TV 9.0搭載されており、5,000以上のアプリが利用可能です。音声検索にも対応し、Amazon PrimeやYouTubeにワンクリックでアクセスできます。
また、パソコンやモバイルのワイヤレスキャストにも対応しています。
2つのHDMI 2.0bポート(1つはeARC対応)、USB-Aポート(ストリーミングデバイスに給電可能)、S/PDIF、イヤホンジャック、電源コネクタ、RS-232ポートを備え、Sony PS5 / PS4、Nintendo Switch、Xbox Series Xなど、最新のゲーム機との接続も可能で幅広い機器と接続させることができます。
商品仕様
輝度 | 3000 ANSI ルーメン |
電源 | AC100V(50/60Hz) |
解像度 | 4K UHD (3840 x 2160) |
HDR | HDR10 |
スピーカー | 5W x2 (チャンバースピーカー) |
本体サイズ (W x H x D) | 272 x 207 x 259.4mm |
重量 | 6.6kg |
インターフェイス | ・HDMI(2.0b) x3 ・12V Trigger ・USB-A ・SPDIF ・RS-232 ・Audio Out |
応答速度 | ・16.67ms: 4K/60Hz動作時 ・16.67ms: 1080p/60Hz 動作時 ・8.3ms: 1080p/120Hz動作時 ・4.2ms:1080p/240Hz動作時 |
投写サイズ | 60〜180インチ |
台形補正 | 自動垂直± 30度 |
音声モード | 標準、映画、音楽、ゲーム、スポーツ |
OS | Android TV9.0 |
実際に使ってみました!
まずは開封
セット内容
同梱品は以下のとおり。
- X3000i ×1
- リモコン ×1
- クイックスタートガイド ×1
- 保証書 ×1
- 単4電池 ×2
- Android TVドングル ×1
- 電源コード ×1
「X3000i」はデザインや形がシンプルでお洒落なので、部屋のどこに置いても馴染むこと間違いなしです。インテリアにもマッチした4Kプロジェクターはなかなかありません。
「X3000i」の底面には、脚(赤丸の箇所)が付いているので角度調整を柔軟に行うことができます。
自動台形補正や水平方向の調整(手動)をはじめ、斜めからの投写も可能なので、設置の自由度も高く、柔軟に投写することができます。
環境によっては正面に設置が難しいソファーのサイドテーブルに置いても、投写可能なところが魅力的ですね。
インターフェイスは以下のとおり。
・HDMI(2.0b) x3 (うち一つはAndroid TV専用隠しポート)
・12V Trigger
・USB-A
・SPDIF
・RS-232
・Audio Out
PS5やNintendo Switchをはじめ、Xbox Series Xなど、最新ゲーム機器に対応していることもポイント。
投写してみました!
今回はVIVA! DRONE編集部2人の家で使ってみましたので、レビューを2パターンご紹介します。
VIVA! DRONE編集部Aの部屋の場合
部屋のレイアウト上、投写場所に困りましたが、マットレスに投写することで問題を解消しました。3000 ANSIルーメンの高輝度と4LED光源採用により、日中の明るい部屋で投写しても映像をはっきり見ることができました。
約2mの距離でダブルベッド相当の大きさに投写すると、約90インチ相当の大きさになりました。約2.5mという短い距離で最大100インチ相当の投写ができるのでスペースを選ばずに設置ができます。
実際にPS4を接続して、最新作であるグランツーリスモ7をプレイしてみました。
車のスポンサーロゴが1つ1つきれいに投写されており、非常にゲームの中に没入できました。また、「X3000i」は業界最高水準の低入力遅延なので、大画面でも遅延を気にすることなくゲームを楽しめました。
一番驚いたのは”音”です。今回の売りの一つに”音”がありましたが、しっかりと車のバックタービン音やアンチラグ音、トンネルの中の反響まではっきりと聞くことができ、とても深い没入体験を味わえました。
VIVA! DRONE編集部Bの部屋の場合
まずは、日中の明るい部屋で投写してみました。VIVA! DRONE編集部Aの部屋同様、はっきりとした映像を投写することができました。
DCI-P3カバー率100%の広色域を実現しているため、細かな髪の表現などもリアルに再現できていました。
また、コントラストをシーンに合わせて自動的に調整してくれる「Dynamic Black」により、適切な光量や黒レベルに設定された映像美を体験できます。
ゲームモードを使ってみました
1. RPGモード
超高画質で映画館さながらの迫力ある映像とサウンドを楽しめ、ゲームがよりリアルに感じることができます。RPGはもちろんのことですが、オープンワールドなどにもオススメのモードです。
2. SPGモード
リアルに近い色彩表現やまるで実際の会場にいるかのような没入感ある実況の音声が印象的でした。
サッカーや野球などのスポーツゲームにオススメのモードです。
3. FPSモード
暗い部分を明るくし、視認性を向上させることができます。
FPSはもちろんのこと、暗いシーンが多いアクションゲームなどにオススメのモードです
銃声音などがよりリアルに聞き取れますね。まるで戦場にいるかのような音質に正直驚きました。
treVoloスピーカー
treVoloを採用したステレオスピーカー5W が2機搭載されているだけあって、重低音の効いたサウンドがとても心地よいですね。奥行きのある没入感溢れるサウンドをぜひ皆様にも体験していただきたいです。
Android TV 9.0搭載
Android TV 9.0搭載が搭載されているため、Google playより5000以上のアプリをダウンロードできます。そのため、デバイスがなくてもYoutubeやAmazon primeなどが視聴できます。
音声コントロール(音声検索)にも対応しているため、使用してみました。入力や操作は何かと手間がかかりますが、音声コントロールを使用すればスムーズにプロジェクターを使えるのでとても便利でした。
使ってみた感想
超高画質の映像美や迫力あるサウンドにより、没入感溢れるゲームや映画を楽しめました。
テレビを使った映画視聴やゲームプレイに少し飽きてしまった方に一度体験してほしいプロジェクターです。テレビと迫力が全然違います。
モニターのように場所が固定されないので、プロジェクターという新たな選択肢がこれからどんどん増えてくるのではと改めて感じました。
購入先は?
Amazonや楽天の公式ストアでお買い求めいただけます。
▼公式サイトはこちら
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