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今週のドローンニュース:10/6号「DHLのドローンがアフリカで活躍」「米軍が中国への依存を警戒?」など

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DHL,パーセルコプター4

出典(Source):Deliver Future: Parcelcopter 4.0 | Delivering vital medicines by drone

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今週のドローンニュースをまとめて振り返り!

ドローン・UAV関連のニュース記事や動画の中から『ビバ! ドローン』のメイン記事ではご紹介しきれなかったけれど、要注目の情報をご紹介。これを読めば今週のニュースの振り返りはバッチリOKですよ!

ドローンニュース:今週の注目動画

ドイツに本社を置く巨大物流企業のDHLが、タンザニアのヴィクトリア湖でドローンによる医薬品の配送を開始しました。機体は4代目の「パーセルコプター」で、固定翼を備えた垂直離陸方の「VTOL」です。最高時速は130khで、ペイロードは最大4kmとのこと。「蛇に噛まれた患者に血清を届ける」といった緊急性が高い状況などでの活用も想定されています。道路の状況が悪い現地では陸路での輸送が困難で、停電が日常的に起こる地域では冷蔵が保存な薬品や輸血用の血液の保管が困難であるという状況もあり、その打開策として「配送センター」からドローンで必要な医薬品や血液を送り出す方法に期待が集まっています。

【動画】Deliver Future: Parcelcopter 4.0 | Delivering vital medicines by drone

ドローンニュース:注目ピックアップ

世界のハイテク工場となった中国に過度に頼っていないか? 米軍が行なった調査で、重要部品の調達に「過剰な依存」がおこっている事例がある、とロイターが報じています。

当局者によると、調査では米国が集積回路やトランジスターといった超小型電子部品を含む一連の重要部品の調達で海外サプライヤーに過度に依存していると結論付けられる。

これらの部品は衛星や巡航ミサイル、ドローン、携帯電話などあらゆる機器に用いられる高度な電子装置に組み込まれている。


米軍、中国製品への過度な依存に対処へ 国防総省が調査 | ロイター

なお、この報道の後に、ブルームバーグが「中国、マイクロチップ使ってアマゾンやアップルにハッキング」という衝撃的な見出しで、中国製ハードウェアに仕込まれた極小チップが、アメリカ企業の情報を流出させていたのではないか、と報じています。なお「 アマゾンとアップル、スーパーマイクロはハッキング攻撃否定」とのことなので、実被害のほどは不明ですが、安全保障に関わる部品の調達が中国に依存することがリスクとして認識されていることは間違いありません。

サーバーのマザーボード上にコメ粒ほどの大きさのマイクロチップが組み込まれているのが見つかった。ボード本来の設計にはない部品だった。アマゾンが発見を米当局に報告すると、情報関係者の間に衝撃が走った。エレメンタルのサーバーは国防省のデータセンターやCIAのドローンシステム、海軍の艦船間のネットワークに使われていたからだ。しかも、エレメンタルはスーパーマイクロの数百社の顧客の1社にすぎない。

  最高機密の捜査が始まり、3年以上が過ぎた今も完了していないが、捜査官らは問題のチップが操作されたサーバーを含むいかなるネットワークにもアクセスすることを可能にするものだと結論付けた。事情に詳しい複数の関係者によれば、チップの埋め込みは中国の製造下請け会社の工場で成されていた。


中国、マイクロチップ使ってアマゾンやアップルにハッキング-関係者 – Bloomberg

ドローンニュース:今週のおもな出来事

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