出典(Source): Venezuelan authorities claim drones used in attempted assassination on President Maduro、以下同じ
もくじ
爆発物を搭載したドローンによる
マドゥロ大統領暗殺未遂事件
8月4日、南米のベネズエラ(ベネスエラ・ボリーバル共和国)で、爆発物を搭載したドローンでニコラス・マドゥロ大統領の暗殺を狙ったと見られる攻撃がありました。報道によれば、大統領に怪我はないとのことですが、兵士7名が負傷しているそうです。
この攻撃は軍事式典に参加していた大統領を狙ったものであっため、事件の瞬間が中継されていました。
市内中心部の大通りで開催された軍のイベントでマドゥロ氏が演説していたところ、爆発音があった。ホルヘ・ロドリゲス通信情報相は「ドローンが爆発物を運んでおり、大統領に対する攻撃だ」として、マドゥロ政権を狙ったテロとの見方を示した。
マドゥロ氏は演説を途中で切り上げ、現場から兵士が一斉に逃げ出すなどパニック状態となった。地元記者は日本経済新聞の取材に対し、「2度の爆発音があり、人々が一斉に逃げていた」と説明した。
事件が起きたのはこのような軍事式典のさなか。
マドゥロ大統領が演説を行なっていると……。
爆発音がして、カメラが大きく揺れます。怯えて身をかがめる女性(大統領夫人)は驚いた様子で空を見上げるマドゥロ大統領の姿が映像に映っています。
爆発音を聞いて一斉に逃げ出す式典の参加者たち。