マグネットによる主要パーツの着脱機構を備え、持ち運び時には分解しておき、飛行時させる前に素早く合体させられる4Kドローンが『Snap(スナップ)』です。
もくじ
4Kドローン Snap
実際にどんな感じで組み立てられるのかは、百聞は一見にしかず。まずは、こちらのムービーをごらんください。
二つ折りの状態からパカッと開いて、パチッと本体を取り付けるだけで飛行可能になっています。
細長い円筒形のボディに4基のローターを備えています。
下から見ると“おなか”の部分にバッテリーがあることがわかります。
俯瞰で見るとこんな感じ。懐中電灯のような細長いボティです。
正面。
実際に飛行している様子は以下の通り。
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4KドローンSnapのスペック
- カメラ;有効画素数1,200万画素(1/2.3センサー)
- 静止画:4000×3000(JPG)
- 動 画:3840×2160、30fps
- 重 量:公称220グラム
- サイズ:縦317×横353×高さ63mm
- 電 池:3000mAh ※公称最長飛行時間は20分
- 速 度:最高秒速15メートル
米国での販売価格は899ドル(約11,000円)で、発送予定は2018年1月。残念ながら、記事作成時点では日本での発売は未定です。
動画で見る4KドローンSnap
自動追尾機能を利用して、マウンテンバイクで丘を下る人を撮影した動画がメーカーの公式チャンネルで公開されています。追尾する被写体が背中を向けるなどしてもしっかりと追いかけられている様子がわかり、映像のブレも少なく、カメラの出来栄えにはかなり期待できそうな雰囲気です。ソニー製の1/2.3センサーを搭載しており、空のグラデーションをみると階調表現にも優れていることがわかります。
testing lasso tracking mode
まとめと所感
ライバル機と言える『Mavic Pro』を下回る価格ながら、スムーズな4K動画撮れて折りたたみができるとあれば注目せずにはいられませんが、この動画では「スマートフォンでしか操作ができず、プロポ(コントローラー)が付属するMavic Proなどと比べると扱いづらい」と評されています。自動追尾メインの使い方であれば問題ないかもしれませんが、自分で操作しながら動画を撮影したい場合などには、物足りなさを感じることがあるかもしれませんね。