【動画あり】台風19号の被害状況調査におけるドローンの活用

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東日本と東北地方を中心に、甚大な被害をもたらした台風19号(ハギビス)。国土交通省では、都幾川の堤防決壊による浸水被害でダメージを受けた埼玉県東松山市にて、ドローンを使った被害状況の調査を行ないました。有人航空機よりも安価で軽量、小型なうえに操作も容易であるという特性を持つドローン。今回の台風19号だけでなく、さまざまな災害で被害状況の調査に活用されています。

こちらは台風19号の影響で那珂川が氾濫し、浸水の被害を受けた茨城県渡里町をドローンで空撮した様子です。(10月15日公開)この空撮映像は、茨城県の委託により、茨城県建設業協会、茨城県建設技術公社、コマツ茨城によって撮影されました。

ドローンによる台風19号の被害状況調査を実施

▼こちらは、国土交通省が公開した都幾川右岸のドローン空撮映像です。

10月14日、国土交通省は台風19号の被害報告を受け、ドローンを使った状況調査を行ないました。調査を行なったのは、埼玉県東松山市を流れる都幾川。今回、国土交通省・関東地方整備局が行なった調査では、2名の職員が対応にあたったそうです。地形の測量機能を持つ機械を全長1メートルほどのドローンに取りつけ、決壊した堤防の幅や深さ、浸水状況といった詳細な被害状況を確認したとのことです。

台風19号が残した爪痕は大きく、大雨により、都幾川右岸0.4キロメートル付近の堤防が約100メートルにわたって決壊。また、同市内を流れる新江川と市の川の合流点付近でも水田への浸水が確認されています。

こうした影響により、東松山市では、水没した車の中から七十歳の男性が見つかるなど、大きなダメージを受けることとなりました。

▼こちらは、国土交通省が公開した越辺川左岸のドローン空撮映像です。(7.6キロメートル付近の堤防が約20メートルにわたって決壊したとのことです)

また、福島県郡山市で「ドローンto空撮」を運営する佐藤義之さんは、県内でドローン空撮を実施。阿武隈川や新田川の浸水被害状況をドローンで空撮した映像が公開されています。

「ドローンto空撮」では、今後も復興までの様子をドローンで空撮していくとのこと。YouTubeチャンネルFacebookで地区ごとの詳細な動画が公開されています。

国土交通省・関東地方整備局の取り組み

また、以下の河川および道路でも、国土交通省・関東地方整備局TEC-FORCEによるドローンを使った被害状況の調査が実施されています。調査には、全国測量設計連合協会および建設コンサルタント協会が同行したとのことです。

・茨城県(久慈川および那珂川エリア)

・埼玉県(荒川エリア)

・長野県(国道18号「小布施地先」)

・東京都(国道20号「南浅川」)

・神奈川県(国道1号「西湘バイパス」)

▼こちらは、国土交通省が公開した越辺川右岸のドローン空撮映像です。

なお、埼玉県(荒川エリア)での調査は、関東地方整備局職員で編成された「関東River-SKY-i」での単独調査を行なったそう。

※「関東River-SKY-i」とは、2019年2月25日に創設されたドローン(無人航空機/UAV)の専用運営チーム。三次元データによる河川管理などを本格的に導入するために、高度な専門的知見や技能を有したチームです。上空からのレーザー計測、状況監視、映像撮影などを担っています。

荒川水系では、上記の動画にある越辺川(おっぺがわ)右岸0.0キロメートル付近の堤防が約70メートルにわたって決壊しており、排水ポンプ車での局所的な排水を継続的に行なっているそうです。

国土交通省・関東整備局の話では、浸水そのものはほぼ解消されているとのこと。しかし、堤防の完全復旧については、めどが立っていないといいます。

台風15号でも被害状況調査にドローンを活用

台風といえば、19号にとどまらず、記憶に新しいのが台風15号でしょう。観測史上最強クラスといわれる勢力で関東地方に上陸し、千葉県を中心に甚大な被害をもたらしました。そんな台風15号において、ドローンが活用されたのが千葉県君津市。9月26日、国と県の合同により、被害状況の調査が実施されています。

台風15号で大きなダメージを受けた千葉県では、停電や断水などの大きな被害に見舞われ、復興が完全でないうちに台風19号が襲来。家屋に張られたブルーシートが剥がれるなどの二次被害も発生しています。被害額は、農業だけでも約284億円にのぼるといわれており、一日も早い復興が望まれます。

さらに、台風15号において陸上自衛隊中部方面隊が道路啓開を行なう様子がドローンで撮影されています。

※道路啓開とは、緊急車両などを通行させるために、最低限の瓦礫処理や、簡易な段差修正などを早急に行ない、救援ルートを開けることをいいます。

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編集後記

台風による被害は、決してその場限りのものではありません。暴風や大雨が去ったあとも、簡単に街が復興するわけではないというのが実情です。私たちは、浸水や倒木によりライフラインが遮断され、不自由な生活を余儀なくされている人々がいまも大勢いること、そして、復興のために尽力している人々が大勢いることを決して忘れてはならないでしょう。

災害大国とも呼ばれる日本で、大きな災害に見舞われたとき。たとえば、人が容易に立ち入れない場所をドローンの空撮映像で確認したり、復興作業の様子をドローンで確認できたりすれば、多くの人の安心感につながっていくのだということを強く実感させられました。規制や条例などの壁は依然としてありますが、今後もドローンが災害における復興支援に活かされていくことを切に願います。

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