京商株式会社は、トイレーベルの「京商エッグブランド」より「空とぶドラえもん」を発売しました。
手のひらサイズのトイラジで、単四電池を2本別途購入することですぐに遊ぶことができます。
本記事では「空とぶドラえもん」の商品紹介や使用方法、おすすめポイントをまとめました。実際に飛行させる様子も詳しくお伝えします。
ぜひ参考にしてください。
もくじ
空を自由に飛びたいな!トイラジ「空とぶドラえもん」の魅力
・微速前進機能により、機体を飛ばすだけで少しずつ進める
・ジャイロセンサー搭載で安定飛行を実現
「空とぶドラえもん」は、安全かつ簡単に操縦できるように工夫されており、子どもから大人まで楽しめるおもちゃです。
本体にリポバッテリーを内蔵しており、充電時間は約45分。連続して約6分飛行することができます。
手のひらサイズで愛らしいフォルムのドラえもん。遊び終わったあとは、付属の紙ディスプレイに並べてお部屋に飾るのもおすすめです。写真映えするカラーリングとサイズ感も魅力的。日々の生活に彩りを添えてくれそうです。
またバンド切り替え付きで3台同時飛行もできます。ご家族やお友達と一緒に楽しむのはいかがでしょうか。
製品情報
商品名:『空とぶドラえもん』 TZ005
価格:¥5,478(税込)
テクニカルデータ
本体サイズ:φ110mm (ローター込)x H89mm (「ドラえもん」本体サイズ:W48.8mm x D39.3mm x H58mm(ローター省く)
送信機サイズ:W116mm x D36m x H89mm
パッケージサイズ:W185mm x H245mm x D118mm
※対象年齢 10才以上
キット内容
- 『空とぶドラえもん』本体
- 送信機
- 取扱説明書
- USBケーブル
- スペアパーツ ローター(1セット)
- 紙製ディスプレイ台
「空とぶドラえもん」で遊ぶ前の準備操作を解説
実際に「空とぶドラえもん」を室内で飛ばしてみましょう。
まずは飛行前に気を付けること、準備操作についてまとめました。
ポイント1.飛行環境や注意事項について
「空とぶドラえもん」は室内専用のトイラジです。
まずは飛行させる前に安全確認を行いましょう。
以下のポイントに気を付けて、飛行の妨げになる要素を取り除きます。
またトイラジが人やものに衝突する、床に落下する可能性もあるので、十分な対策を取ることが重要です。
- エアコンなどの風の影響のない場所で遊ぶ
- 高速回転のローターに触らない
- 周りの人に注意!送信機は機体に向けよう
- 天井や壁、家具の配置や衝突時の対策を万全にする
万が一ぶつかってしまったときは左スティックを下に下げましょう。
また蛍光灯の下や強い日差しの近くでは操作ができないことがあるので注意してください。
飛行環境が整ったら次はいよいよ機体の準備に入ります。
ポイント2.本体を充電させる・送信機に電池を入れる
本体を充電させます。
このとき本体、送信機の電源がOFFになっているか確認しましょう。
「空とぶドラえもん」の背中に充電ポートがあるので、付属の充電プラグを差し込んで充電させましょう。
充電が開始するとドラえもんのしっぽ周辺が赤く光ります。
赤いランプの光が消えると、充電完了です。
送信機にも電池(単四2本)を入れましょう。
ネジを開けるとフタが開くので向きに気を付けてセットします。
ポイント3.「空とぶドラえもん」本体と送信機の同期
本体の充電、送信機への電池挿入が完了したら、同期作業に入ります。
送信機(本体の飛行を操作する機械)の左スティックに注目。
一番下に下がっているか確認しましょう。
続いてバインディング作業に入ります。
電源スイッチを「A-B-C(ON)」のいずれかの位置に動かしてみましょう。
(※3機同時に操作したいときは3種類のバンド設定を行うことで飛行可能です)
電源スイッチを動かすと、中央のランプが速く点滅します。
ドラえもん本体下部にある電源スイッチもONにします。
次はキャリブレーション(ジャイロの機体水平検知)です。
必ず水平な机や床の上に置いて、テイクオフしましょう。
ドラえもん本体を水平な場所に置いたあとは送信機の操作です。
送信機の左スティックを最上部まで倒してから、最下部まで倒します。
送信機中央にあるランプの点滅が終了したら同期作業は終了です。
飛行準備ができました。
「空とぶドラえもん」のスティック操作について
飛行前の準備が整ったら、いよいよフライトです。
上手にフライトさせるにはスティック操作に慣れることが大切。
一つ一つ説明するので、しっかり確認していきましょう。
スティック操作1.上昇
まずは上下の動きをマスターするところから始めていきましょう。
操作方法は、左スティックを徐々に上げていくだけ。
一番下に下げている状態を0%、一番上に上げている状態を100%とすると、0%~50%くらいまでゆっくり上げていくイメージです。
目線の高さよりやや低い位置に機体を上昇させるのがポイント。
上昇レバーを微調整することで安定した機体操作が可能になるでしょう。
左スティックを100%まで一気に上げると、本体が急上昇し天井に衝突するおそれがあります。
もしも本体が床に落ちてしまった場合は左スティックをすぐに下げましょう。
落下したとき、本体のプロペラを止めないでいると地面で暴走して故障する可能性があります。壊れてしまった際は付属のスペアパーツに差し替え可能です。
スティック操作2.下降
下降の操作方法は、上昇と同様の要領です。
ゆっくりと左スティックを下げていきます。
スティック操作3.左右旋回
続いて、機体を動かすときの操作方法について説明します。
機体を左右に旋回させる場合は、右スティックで向きをコントロールします。
左旋回させるときは、右スティックを左方向に倒します。
右旋回させるときは、右スティックを右方向に倒します。
いきなり動かすのではなく、微調整をする感覚で動かすのがポイントです。
スティック操作4.自動高度上昇ボタン
「空とぶドラえもん」には高度センサーが搭載されており、送信機の矢印ボタンを押すことで自動上昇させることができます。
自動上昇ボタンを押すと、約1mの高さを自動検知。急上昇して天井にぶつかる心配がありません。
この機能を活用することで、操作と着陸が可能です。
自動高度上昇ボタンを使うときは、まずドラえもんを平らな場所に置きます。
上昇させる場合は、自動高度上昇ボタンを押します。
するとLEDが点滅してドラえもんが約1mまで上がるので、右スティックで飛行したい方向へ操作してください。
着陸する場合は、平らな場所を選び自動高度上昇ボタンを押すと自動でドラえもんが降下します。
一定の高さまで上昇させたあとは、再び矢印ボタンの「下」を押して自動を解除しましょう
スティック操作5.トリム調整
トリム調整は正しく安定した飛行をさせるために必要な調整です。機体が操縦者に対して前を向くようにします。
機体を上昇させたあと、ほかの操作をしていないにもかかわらず前後左右に回転してしまうときは試してみてください。
送信機の矢印ボタンを押して調節します。
機体が右に回転する場合:左回転トリムボタンを押す
機体が左に回転する場合:右回転トリムボタンを押す
トリムは段階的に設定されています。ボタン操作は長押しではなく、「カチッカチッ」と小刻みに押して調整するようにしましょう。
「空とぶドラえもん」で遊んでみた
実際に「空とぶドラえもん」を室内で飛行させたときの様子を動画でお伝えします。
思った以上に高速回転ローターのスピードや音が大きく、最初は驚いてしまい、機体を上昇させる動作にすら苦戦するほどでした。送信機のスティックをとにかくゆっくり丁寧に押し上げるイメージで、落ち着いて取り組むことが重要です。
また機体は自然と前に進む仕様になっているので、上昇したあとは徐々に動き出していきます。
左右旋回をコントロールする右スティックも即活用する場面がやってくるので、落ち着いて操作しましょう。
入念なイメージトレーニングをしてから実際の飛行に移ることで、スムーズに楽しめると感じました。
また動画後半にあるミステイクバージョンからもわかるように、機体を上昇させるときは十分なスペースを確保するのもとても大切です。
壁や天井にぶつかった際は、慌てず左スティックを一番下まで倒してから体制を整えましょう。
編集後記
はじめは機体操作に苦戦こそしましたが、室内をドラえもんが飛び回る様子は非常にほほえましく、久しぶりにおもちゃ遊びを大満喫することができました。
また気軽にドローン操作を体験できるという点でも、学びの多い時間を過ごせたと感じます。
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