4Kプロジェクター市場においてシェアNo.1の「BenQ」が発売した、HDRゲーミングプロジェクター「TK700STi」。圧倒的な没入感のあるゲーム体験ができる短焦点プロジェクターとして注目を集めています。
今回の記事では、そんな「TK700STi」の魅力を徹底レビューしていきます。
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もくじ
TK700STiの特長
没入感のあるゲーム体験
「4K対応」・「低入力遅延(フルHD: [email protected])」・「高音質なスピーカー」などにより、普通のプロジェクターでは味わえない没入感あふれるゲーム体験が楽しめます。
PS5、Nintendo Switch、Xbox Series Xなどのゲーム機におすすめのプロジェクターです。
BenQ独自のゲームモード
「FPS」・「SPG(スポーツゲーム)」・「RPG」というBenQ独自の3つのゲームモードが搭載されており、ゲームのジャンルに合わせて最適な音質やコントラストが自動で調整されます。
約2mの距離から最大100インチの短焦点
約2mの距離から最大100インチの4K映像が投写可能。狭い部屋でも大迫力の映像が楽しめます。
Android TV 9.0搭載
Android TV 9.0に対応しているので、Google Play Store内のゲームをはじめ、映画やスポーツ、TV番組など5,000以上の豊富なエンターテインメントを4Kの高解像度で楽しめます。
3D台形補正機能
3D 台形補正機能(自動垂直、手動水平、回転画像補正)を搭載しているため、部屋のどのような場所からでも台形の歪みなく綺麗に投写できます。
また、 デジタル回転補正によって、平行でない場所でも揺れや傾きの調整が容易に行えます。
商品仕様
明るさ | 3000ルーメン |
ボディカラー | パールホワイト |
電源 | AC100V(50/60Hz) |
投写方式 | 単板DLP方式 |
色再現性 | 約10億7000万色 |
解像度 | 4K UHD (3840×2160) |
アスペクト比 | 16:9 |
コントラスト比 | 10,000:1 |
スピーカー | CinemaMasterAudio+2 技術搭載, 5W x1 |
本体サイズ (W x H x D) | 312 x 110 x 246mm |
重量 | 約3.1kg |
ズーム | 1.2倍 |
リフレッシュレート/入力遅延 | 4K 60Hz / 16.67ms 1080p 60Hz / 16.67ms 1080p 120Hz / 8.33ms 1080p 240Hz / 4.16ms |
インターフェイス | HDMI 2.0b x2 *内1つはeARCをサポート USBタイプA ×1 (2.0 /1.5A 給電用) RS232(9ピン端子) ×1 オーディオ出力(3.5mmミニジャック)×1 赤外線受信部 ×2 |
投写距離 | 1mで約50インチ、1.5mで約75インチ、2mで約100インチ |
ランプ寿命 | 標準:最大4,000時間 省電力:最大10,000時間 スマートエコ:最大8,000時間 ランプセーブ:最大15,000時間 |
実際に使ってみました
まずは商品開封
同梱品は以下のとおり。
- TK700STi ×1
- リモコン×1
- クイックスタートガイド ×1
- 保証書 ×1
- 単4電池 ×2
- ワイヤレスドングル ×1
TK700STiのインターフェイスは下記のとおり。
- HDMI 2.0b x2 *内1つはeARCをサポート
- USBタイプA ×1 (2.0 /1.5A 給電用)
- RS232(9ピン端子) ×1
- オーディオ出力(3.5mmミニジャック)×1
- 赤外線受信部 ×2
ゲーム機やパソコンはもちろんのこと、STBやブルーレイプレイヤーも接続することができます。
プロジェクターの裏側に高さや角度を調整できる脚(赤丸部分)があるため、置く場所に合わせて投写位置の高さや角度を変更できます。
リモコンには、Prime VideoやHDMIソースの切り替えなど便利な操作ボタンが搭載。「TK700STi」に搭載されている操作ボタンよりも操作性が良かったです。
後方にあるカバーを外すとワイヤレスドングルを「TK700STi」に接続できます。
カバーは手動のドライバーで簡単に取り外しが可能。
投写してみました
コントラストがはっきりとした、高画質な映像を投写。5畳の狭い部屋で撮影しましたが、短焦点のプロジェクターであるため、問題なく使用できました。
サイズが312 x 110 x 246mm(幅×高さ×奥行)と比較的コンパクトなので、場所を取らないことも魅力の一つ。
明るさが3,000lmあるため、日中など明るい環境でもはっきりとした映像を投写できます。
*Youtubeの画質を4K(2160p)に設定して、視聴をお願いします。
ドローンの空撮映像を投写してみました。なかなか映像だと伝わりにくいところもありますが、迫力のある4K映像に驚きました。
ゲームモード
「TK700STi」には様々なモードが搭載。今回は「ゲームモード」で視聴してみます。
設定画面の「画像」でゲームモードの設定ができます。「低入力遅延」で遊べるのでストレスなくゲームを楽しめるのもポイントです。
ゲームモードの「FPS」で投写。映像の暗い部分のコントラストや明るさが調整され、鮮明な映像を視聴することができました。
目の前にいる敵やトラップがはっきり見えないといけないFPSゲームなどで利用するにはぴったりのモード。
ゲームモードの「SPG」モードで投写。彩度が強調され、リアルな質感が表現されていました。
こちらのモードはスポーツゲームやスポーツの観戦におすすめ。ユニフォームの色味などをリアルに再現してくれます。
映像だけではなく、音声もはっきりと聞き取れるよう調整されるため、生中継さながらの臨場感で楽しめます。
ゲームモードの「RPG」モードで投写。まるでゲームの中にいるような没入感のある映像美が楽しめます。
Android TV 9.0を使ってみた
Google Play Storeからアプリをダウンロードできるため、様々なコンテンツを楽しむことができます。
パソコンやスマートフォンなどのデバイスと接続することなく、ゲームや映画が楽しめることが魅力的。
Youtubeはこんな感じで使用できます。
「CinemaMasterAudio+2」という最高級のサウンドが楽しめるスピーカーが搭載されているため、スマートフォンやパソコンでは味わえない、迫力感溢れるYoutube動画を視聴できました。
TK700STiを使ってみた感想
狭い部屋でも圧倒的スケールの4K映像を体験できるプロジェクターでした。また、応答速度遅延のストレスを感じることなく、ヌルヌル感を感じるゲーム体験ができました。
ご紹介したゲームモード以外にもお家で映画館さながらの世界観が堪能できる「シネマモード」やライブ会場にいるかのような臨場感を体感できる「ミュージックモード」など、コンテンツに合わせてモードを選べるのが魅力的。
ゲームはもちろんのこと、様々なエンターテイメントが楽しめるプロジェクターの決定版と言えるのではないでしょうか。
購入先は?
Amazonや楽天の公式ストアでお買い求めいただけます。
レンタルも行っているので使用感を気軽に確かめたい方はぜひ利用してみてください。
レンタルする
▼公式サイトはこちら
・BenQ TK700STi 製品ページ
本記事が「TK700STi」のご購入を検討されている皆様の参考になれば幸いです。
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