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TikTok(ティックトック)使い方やバズる方法とは?視聴から編集・投稿・共有まで解説

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TikTokの可能性

スマホの普及でSNSは一気に活発化しました。数あるSNSのでも群を抜いて人気なのがTikTokです。

中高生が使っているイメージをもたれがちですが、20代、30代のユーザーも多くいます
2021年中にはユーザー数が全世界で5000万人を突破すると言われており、日本国内でも2021年2月時点で950万人のユーザーがいることが明らかになっています。

TikTokは独自のアルゴリズムにより、フォロワー数にかかわらず多くの人に動画を見てもらえる可能性があります。適したコンテンツを作り出しさえすれば一気に知名度を高めることができるため、マーケティング目的で利用している企業も多く存在します

国内のみならず、海外に目を向けたマーケティング戦略も成功を収める可能性のあるTikTok。この記事では、アプリの特徴や視聴から動画投稿に至るまでの使い方を詳しくご紹介します。是非TikTok活用の参考にしてください。

TikTokとは?

TikTokとは、15~60秒のショートムービーを投稿・視聴できるアプリです。アプリ内の音源に合わせて動画を撮影・編集・加工して投稿することができます。

中国のメディア企業であるByteDance社がグローバルに提供しており、TikTokユーザー数は全世界で2020年時点で4540万人になりました。2021年には5000万人を突破するともいわれています。

TikTokの特徴はAIによる独自のアルゴリズムがあること
レコメンド画面に「フォローしているアカウント」とは別に「おすすめ」動画が表示されます。

「おすすめ」欄には、AIがクオリティが高いかつユーザーの好みに合っていると判断した動画が流れるようになっています。この機能によりユーザーはフォロー外のクリエイターの動画にもテンポよく出会うことができます。

投稿動画を多くのユーザーにリーチさせるためには「おすすめ」に載ること重要です。しかしTikTokのアルゴリズムの詳細は明らかにされておらず、また日々変化するため、「おすすめ」に載るにはTikTokのトレンドに意識を向けることが必要です。

TikTokユーザーは若者だけじゃない?

日本国内では、2017年夏頃から中高生を中心に人気が高まりました。TikTokというと、中高生がダンスや音源に合わせて口パクをする動画を投稿するアプリという印象をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし現在は20代30代にまでユーザー層が拡大し、日本国内のユーザー数は2021年2月時点で950万人となっています。若者だけでなく、大人世代まで幅広く楽しめるアプリに成長しつつあります。

TikTokはなぜ広がった?

ユーザー層が広がった背景の一つに、投稿される動画ジャンルの拡大が挙げられます。動画ジャンルはダンスや口パク動画に加え、生活に役立つ料理や裏技動画、vlog、おもしろ動画、教育系動画など様々です。

またTikTokは縦型動画であることもポイントです。スマートフォンの画面いっぱいに動画が表示される仕様で、YouTubeやテレビなどの横型動画とは一線を画す存在となっています。

気に入った動画はInstagramのストーリーズやフィード投稿に簡単にシェアできるのもポイント。TikTokで話題になった動画が他のSNSに拡散されて、さらなる反響を呼ぶこともあります。

5G導入で「動画」コンテンツはより身近なものになっていき、今後もますます盛り上がっていくことでしょう。

TikTokの使い方

アカウント登録方法

TikTokの動画を見るためにはアカウント登録が必要です。
手順を説明します。

1.アプリをダウンロード

App StoreGoogle Play

2.アプリを起動し好きなカテゴリーや性別を入力

3.マイページからアカウント登録

画面右下の「マイページ」から「アカウント登録」のボタンをタップ。

電話番号や各SNSアカウントと紐づけることで登録できます。

生年月日、ユーザー名を登録。ユーザーネームは、TikTok上でアカウント検索したりプロフィールをシェアしたりするときに使います。30日に1度であれば変更可能です。

動画の検索方法

TikTokで動画を見る方法は主に2つあります。

1.レコメンド(家のマーク)画面で見る
2.トレンド(虫眼鏡のマーク)から検索する

それぞれ手順を解説します。

1.レコメンド画面から動画を見る

画面左下の「レコメンド」では、フォロー中のアカウントの投稿またはTikTokのおすすめ投稿が表示されます。
画面上部の「フォロー中」「おすすめ」で画面の切り替えが可能です。

2.トレンドから動画を検索する

画面左下のトレンドマークを押すと、人気急上昇中のハッシュタグが表示されます。またタグをタップすると、当該ハッシュタグがついた投稿動画の一覧が表示されます。

画面上部の検索バーからは、ユーザー名、ハッシュタグ、楽曲などが検索できます。
特定のアカウントのプロフィール欄を表示したいときや、特定のハッシュタグ投稿をみたい時に使うといいでしょう。

動画にいいねやコメントをする方法

投稿動画の再生中に、画面右側のハートマークをタップすると「いいね」できます。またダブルタップ(動画を2回連続でタップ)することでも「いいね」できます。

「いいね」された動画はマイページ画面のハートマークからチェックすることができます。

投稿動画の画面右側、上から2番目の吹き出しマークをタップすると「コメント」を入力できます。
投稿の感想やリアクションを送ってみましょう。

また吹き出しマークをタップすると自分以外のユーザーが投稿したコメントも見ることができます。

 

動画のシェア方法

投稿再生時に、画面右下の矢印ボタンをタップすると上記のようなタブが表示されます。

「メッセージ」というボタンはTikTok内のダイレクトメッセージ(DM)機能が使えます。友達に投稿をシェアしたり、メッセージのやりとりができます。

LINEやInstagram、Twitterへのシェアも可能です。
「Stories」というボタンを押すと、Instagramのストーリーズ作成画面に遷移してシェアすることができます。

動画の保存方法

TikTok動画の「保存」には2つの意味があります。

1.TikTokアプリ内で保存(セーブ)する
2.端末に保存(ダウンロード)する

それぞれのやり方を説明します。

1.TikTokアプリ内で保存(セーブ)する

投稿動画再生時に、画面右下の矢印ボタンをタップして表示されるタブを左右にスライドすると表示される「セーブする」というボタンをタップ。

「セーブ」した動画はマイページのプロフィール画面中央あたりにある保存ボタンから確認できます。

2.端末に保存(ダウンロード)する

投稿者が許可している、もしくは音源の著作権が許可されている場合は、投稿を端末に保存することが可能です。
矢印ボタンをタップして表示される「ダウンロードする」をタップすると動画のダウンロードが開始します。

著作権の関係で、音源がついたままをダウンロードできないことがあります
また投稿者が端末への保存を許可していない場合は保存できないので注意してください。

 

動画の撮影方法

ホーム画面にある「+」ボタンから動画を撮影することができます。

投稿にいたるまでの手順を説明していきます。

1.撮影モードを選択

撮影画面では、動画の長さ(15秒、60秒)など撮影モードが選択できます。
デフォルトでは15秒となっていますが、60秒に設定したり「フォトモーション」に切り替えられます。

フォトモーションは、端末内にある写真を選択してスライドショーのような動画を作る機能です。
写真を必要枚数選択するだけで、クリエイティブな映像を作ることができます。

2.楽曲を選択

撮影時に使う音源を選択しましょう。画面上部にある「楽曲」ボタンを押します。
するとトレンドや、シチュエーション・ジャンル別におすすめの楽曲が表示されます。

また検索バーで楽曲名を入力して音源を探すこともできます。

カバー画像の再生ボタンを押すと試聴できるので、いろいろ聞いて使いたい音源を探してみましょう。

「セーブ済み」というボタンを押すと、自分が保存した楽曲の一覧が表示されます。
音源をセーブする主な方法は以下の2通りです。

他のユーザーが使っている音源を保存する方法

「レコメンド」画面に表示される動画の右下にはレコード盤のような音源ボタンがあります。
この音源をタップすると、同じ音源を使っている動画が一覧で表示されます。

また画面上部には音源の視聴や保存マークがあります。保存するときは赤枠で囲っている箇所をタップします。
画面下部のボタンに従うことで、指定した音源を使って撮影モードに入ることもできます。

音源を検索して保存する方法

「トレンド」マークを押すと表示される検索バーから楽曲を検索して、希望する音源を見つけて保存する方法もあります。

3.メイクやフィルター、スタンプを選択

画面右側にある「フィルター」や「メイク」スタンプを使うと、撮影時の色合いや美肌効果、輪郭の調整などが行えます。
それぞれ項目を選択するとバーが表示されます。左右にスライドして効果の強弱をつけるといいでしょう。

また画面左下にはエフェクト機能もあります。
これは顔周りに装飾を施したり、画面を分割したり、クイズ機能やゲーム機能があったりと、凝った動画が撮りたいときに活用するのに便利です。

エフェクト機能の中で気に入ったものがある場合は画面左上の保存マークを押すと、次回以降の撮影でもスムーズに自分の好きなエフェクトを選択することができます。

エフェクトは、定期的に新しいものが追加されていきます。
試してみるだけでも面白いので、いろいろ見てみてください。

4.倍速やスローモーションなど撮影速度を調整

画面右上の「速度」ボタンでは、倍速撮影やスローモーション撮影などの調整ができます。
倍速にするとコミカルな映像になります。スローモーションでは通常速度では撮影しきれない瞬間を切り取ることができるので、感動的な映像やシュールな映像が撮れます。

5.カウントダウン機能

画面下部中央にある撮影ボタンを一度押すと、もう一度押すまで撮影は続きます。
細かくカットをしながら撮影したいときに便利なのが、カウントダウン機能です。

「カウントダウン」ボタンを押して、3s(3秒前からカウントダウン)または10s(10秒前からカウントダウン)を選びます。
また撮影終わりのタイミングも選択できます。

撮影始まりと撮影終わりをばっちり調整できたら撮影スタートです。

6.撮影の一時停止や再開

画面下部中央の撮影ボタンを一度押すと、撮影スタート。もう一度押すと一時停止できます。

一時停止したタイミングでクリップは分けられます。

また撮影ボタンを長押しした間もずっと撮影することができます。
長押ししながら指を画面上側にスライドさせるとズームイン、画面下側にスライドさせるとズームアウトもできるので、是非試してみてください。

7.クリップの調整

撮影と一時停止、もしくはカウントダウン機能で細かくカットをかけながら撮影した動画は、画面上部にクリップとして表示されます。

もしも撮影したはいいものの撮り直したいと思ったときは、次のようにしてクリップの削除を行いましょう。
撮影ボタン右側にある「×」ボタンをタップ。
すると「最後のクリップを削除しますか?」というメッセージが表示されるので「確認」を押します。

一番最後に撮った映像のみが削除されるので、納得いくまで撮り直しが可能です。

 

動画の投稿方法

1.エフェクトの追加

撮影が終了したら、動画にエフェクトや文字を追加してみましょう。

撮影が完了したら、撮影ボタン右にあるチェックマークを押すと編集画面に切り替わります。
画面左下にはそれぞれ「エフェクト」「テキスト」「ステッカー」のボタンがあります。

「エフェクト」ボタンには、フィルターを追加したり動画にさらに動きをつけられたりと多種多様な機能が備わっています。

追加したいエフェクトが決まったら、エフェクトを追加したい箇所まで動画を再生もしくはバーをスライドさせます。
(画面上部にプレビュー画面があります。プレビュー画面をタップすると再生・一時停止を選択できます)

効果を入れたいタイミングで、エフェクトの丸いアイコンを長押しすると追加できます。

2.テキスト・ステッカーの追加

動画にはテキストを編集して追加することもできます。
ツッコミを入れたり、説明文を追加したりと様々な使い方ができます。動画の視認性も高まるので是非試してみてください。

「テキスト」ボタンを押すと、文字を入力できる画面に変わります。
フォントや文字の色も選択できるので動画の色味や雰囲気に合わせて変えてみましょう。

入力が終わったら画面右上にある「完了」ボタンをタップ。

デフォルトで動画開始から終了までずっと表示される仕様になっていますが、動画内の特定の時間のみテキストを表示させたい場合は次のような方法で調整します。

入力完了したテキストをタップすると「ステッカーの表示時間を設定」「編集」のボタンが表示されます。
「ステッカーの表示時間を設定」をタップ。

赤枠が、テキストの表示時間を示しています。最短で0.5秒間表示させることができます。
赤枠の幅を調整して、自分の好みのタイミングでテキストが表示されるように調整してみてください。

また「編集」ボタンを押すと、文字入力画面に戻ります。
テキストの色味を修正したいときや、テキスト内容を再編集したいときなどに使ってみましょう。

「ステッカー」ボタンでは、テキストと同様に動画内に表示させるGIF画像やスタンプを決めることができます。
こちらもテキストと同様に、ステッカーをタップすると「ステッカーの表示時間を設定」のボタンが表示されて表示時間を編集できるので試してみてください。

3.キャプション入力・カバー選択

編集作業が完了したら、画面右下の「次へ」ボタンをタップ。

投稿設定画面に切り替わります。

ここでは動画投稿時に表示されるキャプションの編集やハッシュタグの追加、TikTokアカウントのタグ付などが行えます。

順を追ってやり方を説明します。

まずはキャプション編集とハッシュタグについて。

投稿される動画の説明やコメントなどを入力できます。文字数は150字以内です。

キャプション編集画面下部にある「#ハッシュタグ」というボタンを押すと、「#」が追加されます。動画に関連するワードをハッシュタグで追加してみましょう。

次にカバー選択について。

投稿した動画はマイページに一覧で表示されます。カバー選択では、動画のサムネイルにする瞬間を設定できます。

またテキストを追加することも可能です。カバー選択の画面で追加するテキストは、タイトルの役割を果たします。投稿動画がマイページに並ぶ画面でのみ確認でき、動画自体には反映されません

4.動画の公開範囲やコメント許可設定

動画の公開範囲はデフォルトで公開になっています。つまり全てのTikTokユーザーが見る状態です。

画面中央の「動画の公開範囲」ボタンをタップすることで範囲設定の調整が可能です。

公開:TikTokを利用している全員に表示
友達:相互フォロワーのみに表示
非公開:自分だけに表示

以上の3つの中から公開範囲を選べるので用途に分けて選択するようにしましょう。

コメントも同様で、デフォルトでオンになっています。すべてのユーザーがコメントできる状態です。
他のユーザーからコメントを受け付けたくない場合は「オフ」にしましょう。

5.シェア設定

動画をTikTokに投稿するタイミングで他のSNSにシェアするかどうかを選択できます。
シェア方法は「フィード投稿」「ストーリーズ」「端末保存」のどれか一つしか選べないので注意しましょう。

ただし投稿したあとでも動画をシェアすることはできます。必ずシェア設定をしないといけないわけではないので、安心してください。

以上の手順が完了したら、いよいよ「投稿」ボタンを押して投稿完了です!

 

 

TikTokでバズる方法とは?多くの人に見てもらうコツ

TikTokはフォロワー数0の状態でもある程度のインプレッションを獲得することができます。それゆえに元々の知名度がなくてもTikTokでバズれば多くの人にリーチすることができるため、マーケティングや広報目的の企業の参入も増えています。

では、多くの人に見てもらうにはどのような動画作りをすればいいのでしょうか?

TikTokでの動画コンテンツ作りのコツをいくつかご紹介します。

トレンドをしっかり押さえる

TikTokには、アプリ内独自のカルチャーやコンテクストが存在します。バズを狙うためには、TikTok内で流行っている文化に乗ることが重要です。「おすすめ」に流れてくる動画をチェックし、音源、スタンプ、動画ジャンル、言葉などアプリ内の流行をチェックしましょう。

ただしトレンドは数週間から数ヶ月かけて徐々に変わっていきます。トレンドの入れ替わりが激しいのもTikTokの特徴。継続的におすすめ動画を見るようにしましょう。

他にもかなり高次的なアイデアではありますが、TikTok内では新たな文化を生み出すことでバズることもあります。例えば、動画ジャンルの確立です。新たな動画ジャンルを作り上げることができれば、その第一人者として一気に知名度を高められる可能性があります。

またゼロから生み出すのではなく、要素と要素の掛け合わせることで新しいジャンルを確立する方法もあります。TikTokにおいて最も大事なのは企画力とも言えます。

ハッシュタグは必ず追加する

TikTokで動画を投稿するとAIが動画ジャンルを判断し、興味を持ちそうなユーザーのおすすめ欄に表示するという流れがあります。その際に重要なのがハッシュタグ。ハッシュタグを加えることで動画の属性をより明確にすることができます。

ハッシュタグを追加するときのコツは、動画の関連ハッシュタグと流行りのハッシュタグを織り交ぜることです。どのようなハッシュタグが流行っているかは「トレンド」という虫眼鏡のマークを押すと表示されるページで確認できます。

トレンドハッシュタグは頻繁に変わるのでその時々で何が流行っているのかチェックするようにしましょう。

継続して投稿する

投稿動画のインプレッションを伸ばすためには、TikTokのAIにアクティブユーザーだと認識してもらう必要があります。アクティブでないと判断された場合は、動画がおすすめ欄に表示されづらく再生回数の伸びもいまいちになってしまいます。継続的に投稿を行い、コメントなどに反応することで、アクティブユーザーだと判断してもらいやすくなります。

TikTokはフォロワーや動画へのインプレッションを一気に伸ばせる可能性がありますが、地道に積み重ねていくことも重要です。再生数の目安を500,1000,5000,10000と区切りながら良し悪しを判断するのも有効です。また、プロアカウントに切り替えるとインサイトを見れるため、広報的な活用をされたい方はアカウントを切り替えておきましょう。

編集後記

新型コロナウイルスの影響でおうち時間が増え、TikTokユーザーは更に急増したと言われています。このような点からも、多くの方に知ってもらう可能性をまだまだ秘めているプラットフォームだと感じます。

特に企業アカウントはブルーオーシャンなので、マーケティングや広報、採用活動の一貫として検討されてみてはいかがでしょうか?





2021.02.22