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今話題の宇宙寺院『浄天院劫蘊寺』って?目的や仕組みなどを解説します!

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京都世界遺産に登録されている真言宗醍醐派總本山の『醍醐寺』と京都で人工衛星の企画開発を行っているベンチャー企業『テラスペース株式会社』が「人工衛星による宇宙寺院の開発と打ち上げ」を提携することを発表しました。

2023年に『宇宙寺院』の打ち上げを予定しているようです。

本記事では、そんな話題の『宇宙寺院』について解説していきます。

宇宙寺院とは?

出典:浄天院劫蘊寺

『宇宙寺院』である『浄天院劫蘊寺』を地球の衛星軌道上に建立し、高度約1,000km以下のLEO(地球低軌道)での運用する計画。

地球を約1時間半で1周し、『浄天院劫蘊寺』の位置はアプリなどで確認できるようです。

出典:浄天院劫蘊寺

『浄天院劫蘊寺』(ペイロード)は大日如来様と曼荼羅人を搭載。残りの半分に人工衛星の基本機能とIoTゲートウェイのための設備が搭載。

『浄天院劫蘊寺』は5年から10年の寿命で、寿命がきたら地球の大気圏で流れ星となって燃え尽き、宇宙の一部になります。そのため、宇宙ゴミ(スペースデブリ)にもならないようです。

宇宙寺院の目的は?

宇宙から地球の安寧・平和と宇宙で活動する全ての人々の安全を祈願が目的です。

宇宙と地球全体の安全を祈願する「宇宙法要」を定期的に開催していくようです。第1回は2月8日(月)午前10時より下記Youtubeチャンネルでライブ配信を実施。

テーマは「全世界の新型コロナの収束」を予定しています。

宇宙寺院 劫蘊寺 Youtubeチャンネル

宇宙祈願

出典:浄天院劫蘊寺

「宇宙法要」時に祈願する​「宇宙祈願」。願いごとを地上寺院で祈願した後、データとして宇宙寺院に送信される仕組みです。

2023年の宇宙寺院打上までに「宇宙祈願」の申請をすると『宇宙寺院』に保存され、自分の願い事が『浄天院劫蘊寺』と共に人工衛星軌道を周回できるようです。2023年の打ち上げ後のご祈願は、地上から宇宙寺院へ、地上局からの電波で転送し、宇宙寺院に格納されます。

宇宙祈願のお申し込みはこちらから

編集後記

宇宙×お寺となかなか発想できないユニークな取り組み『宇宙寺院』。開発途中であるため、情報が少ないですが、今後どうなっていくか楽しみですね。

本記事が皆様の参考になれば幸いです。

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2021.02.05