空を走る?!SkyDriveが『空飛ぶクルマ』の有人飛行に成功!

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空飛ぶクルマ(eVTOL)を開発するSkyDrive社は、同社の豊田テストフィールドにおいて、初公開となる試験機「SD-03」の約4分間にわたる有人飛行試験に成功しまし実際に「SD-03」が飛行する様子を撮影した動画はおよそ3日で合計100万回再生を超え、この動画は日本国内のみならず、北米を中心に約95%が海外で視聴されており、日本発の『空飛ぶクルマ』が世界から注目を浴びています。

空飛ぶクルマを開発するSkyDriveとは?

 

SkyDriveは航空機・ドローン・自動車のエンジニアを中心に2016年より活動している有志団体CARTIVATORのメンバーで発足した株式会社ですそれぞれの知識を活かし、空飛ぶクルマとドローンの開発を進めています。

2018年12月より、日本初となる空飛ぶクルマの屋外飛行試験を開始。愛知県の豊田市と連携し『新産業創出へ向けた「空飛ぶクルマ」開発に関する連携協定』を結び、豊田市に日本最大級の飛行試験場をオープンしました。

空飛ぶクルマは、モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で開発が進んでおり、日本では離島や山間部の新たな移動手段や、災害時の救急搬送などに繋がると期待されています

SkyDrive社の空飛ぶクルマは2020年夏にデモフライト、2023年に発売を開始することを目指してきました。今回の「SD-03」の有人飛行試験は、あらかじめ計画されていた2020年夏のデモフライトを実施したかたちになります。

累計資金調達額は57億円に

SkyDriveは8月28日に株式会社日本政策投資銀行をはじめ10社を引受先とした第三者割増資により、シリーズBラウンドにおいて39億円を調達したことを明らかにしました。これまでのシードラウンドから数え、累計調達額は57億円に達しました。

空飛ぶクルマとは?

『空飛ぶクルマ』に明確な定義はありませんが、経済産業省は「電動垂直離着陸型無操縦者航空機(eVTOL)」を正式な名称としています。新たな移動手段として世界中から注目されており、空飛ぶクルマの市場規模は2040年には1兆5000億ドルに達すると予想されています。現在、空飛ぶクルマの開発を手がける企業や団体は世界で120以上と言われており、世界各国で開発競争が繰り広げられています。

日本においても2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の緊急搬送などに利活用できるものとして期待されています。今後は2023年の事業開始、2030年の本格的な普及に向けたロードマップが制定されています。

このロードマップでは2019年から試験飛行や実証実験を行い、2020年代半ば〜2023年を目標に事業を開始し、2030年代から本格的な実用化をさらに拡大させていくとしています。まずは地方都市部から実用化を進めていき、都市部での実用化を進めていく予定となっています。

空を自由に移動できるような世界は、すぐそこまで来ています。




2020.09.06