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【2020最新】炊飯器おすすめベストランキング6選!選び方のポイントも解説します!

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おうち時間が増えたことで自炊をする機会も多くなったという方もいらっしゃるはず。

お米は毎日の食事に欠かせない食べ物の一つです。
同じお米でも炊き方で味は大いに変わります。

今回は2020年最新のおすすめ炊飯器をご紹介します。
加熱方式の違いなどを踏まえた選び方のポイントも解説するので、是非参考にしてください。

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炊飯器の選び方

まずは、炊飯器を選ぶ際にどのようなポイントをチェックすればいいのか説明します。

1.加熱方式で選ぶ

代表的な5つの加熱方式について解説します。
「IH式」「圧力IH式」「スチームIH式」「ガス式」「マイコン式」、それぞれのメリット・デメリットもまとめました。

IH式

IH式は、金属製の内釜に電磁力(Induction Heating)で加熱することでご飯を炊く方式です。
加熱によって対流が起こりお米一粒一粒をしっかりとムラなく熱します。

火力が出過ぎることもないので、適度に硬さのあるお米を炊くことができます。

価格帯も比較的リーズナブルで、お手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。

【メリット】
・リーズナブルな価格
・ムラなく炊き上げられる

【デメリット】
・より高スペックな加熱方式の炊飯器がある


圧力IH式

圧力IH式は「電磁誘導加熱(Induction Heating)+圧力」によって、水の温度を100℃以上まで上げて炊飯を行う方式です。
IH(電磁誘導加熱)を利用することで、炊飯器内部に満遍なく熱を伝えることができます。さらに圧力が加わったことで、米自体に熱を与えやすくなり、ふっくらもちもちとした食感のお米を炊くことができます。

電気の出力を変えて同じ水量でもご飯のやわらかさを調整する「炊き分け」を行うこともできます。
微妙な火加減の調整を実現できるところも嬉しいポイントです。

【メリット】
・ふっくらと炊き上げられる

【デメリット】
・高価格なものが多い
・内釜が重い
・お手入れが面倒

スチームIH式

スチームIH式では「電磁誘導加熱(IH:Induction Heating)+スチーム」によって、220℃の水蒸気を炊飯時に内釜内にふきかけて炊飯を行います。
高火力の熱量を生み出すことができ、ふっくらとしたご飯を炊くことができます。また、比較的短い時間で炊くことができるところも特徴の一つです。

保温時にもスチームを利用して再加熱。そのため、風味を損ないづらいのも良い点です。

【メリット】
・時短でふっくらとしたお米が炊ける

【デメリット】
・内釜の掃除がしづらい

ガス式

ガス式では直火でお米を炊き上げます。まるでかまどで炊いたかのような、ふっくらとしたご飯に仕上げることができます。早く炊き上げたい、かつお米の食感にこだわりたい、という方におすすめです。

電気を使ったタイプの炊飯器には出せない高火力で、お米の粘りや甘味、旨味を引き出すことができるのもガス炊飯器の強み。お手入れも簡単です。

種類は、都市ガス用・プロパンガス用の他、カセットガスを使うものなど様々です。

【メリット】
・高火力でふっくらとしたお米が炊ける
・早く炊き上げられる

【デメリット】
・ガス栓が必要

マイコン式

マイコン式は、炊飯器の底にあるヒーターの熱によって炊飯するものです。最大の特徴は価格の安さです。各メーカーから数千円台で販売されています。一人暮らしや短期の単身赴任など、とりあえず生活に必要な家電を揃えたいという方におすすめです。

マイコン式の炊飯器は、そこにあるヒーターのみでの加熱なので熱の伝わり方にばらつきがあるのが難点です。内釜は軽くて扱いやすい分、保温力は低いです。

なるべく内蓋が厚いものを選ぶようにするといいでしょう。

【メリット】
・価格がリーズナブル
・内釜が軽い

【デメリット】
・釜全体に熱が伝わりづらく、炊きムラがある

2.内釜の素材で選ぶ

お米が美味しくなるかどうかは、内釜の素材によっても大きく変わります。
主な素材は「鉄」「銅」「土鍋」「炭」の4つです。順に解説していきます。

鉄釜は、非常に効率よく熱を伝えることができます。そのため圧力IH式など高火力でお米を炊き上げる炊飯器に適しています。
時間をかけず炊飯することで、お米の栄養や旨味を逃さずお米本来の味を楽しむことができます。

ただし、ずっしりと重たいのが懸念点。
鉄釜の炊飯器を検討する際は、店頭で実際に手で持ってみて、日常使い(洗いやすいか、持ちやすいか、お手入れしやすいか)できるかどうかを確認するようにするといいでしょう。

銅は熱伝導率が鉄よりも高いため、より素早く全体に熱を伝えることができます。お米をムラなくふっくらと炊き上げることができます。さらに旨味や甘みもしっかり感じられます。

他の素材と重ね合わせる「多層釜」として高級炊飯器などで使われることもあります。

土鍋

土鍋の特徴は、保温性の高さです。一度温まると熱を逃さない蓄熱効果が非常に高いのです。遠赤外線効果もあってお米本来の甘み・粘り・食感を引き出すのが得意です。おこげもできやすいので、おこげが好きという方には土鍋がおすすめです。

しかし熱伝導率は低いため、あたたまるまで時間がかかるので気をつけましょう。
また他の素材に比べて割れやすいので、お手入れの際は注意が必要です。

炭は、熱伝導率が非常に高く遠赤外線効果もあり、ムラなくご飯を炊くことができる素材です。
値段も比較的安価でお手頃なものが多いので、おいしいお米をとりあえず味わいたい、という方におすすめ。

また水分をしっかり含んで炊き上げてくれるので冷めてもおいしいのが特徴で、お弁当をよく作るという方にぴったりです。

他の素材に比べると、炊飯に時間がややかかってしまう傾向があるので日頃の生活スタイルと合うかどうかしっかり考えましょう。
衝撃や傷にも弱いので取り扱いにはくれぐれも気をつけてください。

3.使用人数や食生活に応じて選ぶ

炊飯量は、家族の人数や普段の食生活によって異なります。
一般的に、一人暮らし向けには1〜2合炊き。家族向けには5.5合炊き、もしくはそれ以上という目安があります。

しかし、あくまでも目安。
毎日どのくらいの量を食べるのか、冷凍保存をするのかを考えて最適な大きさを選ぶようにしましょう。

例えば、一人暮らし向けには1~2合炊きがおすすめと紹介しましたが、1日3食お米を食べる場合はどうでしょうか。

お米は一合炊飯すると約350g。お茶碗一杯分のご飯は約150g。

一人暮らしで1日3食お米を食べる場合は2~3合炊きが十分という計算になり、サイズ感が少し変わります。

このほかにも、「無洗米専用コース」「スマホ連携機能」「パンやケーキを焼く」などの便利機能の数々の有無や
日々のお手入れが簡単そうかどうかもチェックすると、より充実した炊飯器を見つけることができると思います。


2020年最新おすすめ炊飯器6選

象印マホービン(ZOJIRUSHI) NP-VZ10-TA

【おすすめポイント】
・「豪熱沸とうIH」でうまみを引き出し、芯までふっくら炊き上げる
・全体に熱が伝わる「黒まる厚釜」
・「熟成炊き」では、時間をかけて水に浸し、芯までじっくり給水
・最大30時間の保温時間

容量:5.5合
加熱方式:豪熱沸騰IHタイプ
内釜素材:黒まる厚釜
便利機能:ふた丸洗い/パン焼き/ケーキメニュー
お手入れ:洗える内ぶた/フラット庫内

内釜全体を発熱させるIH炊飯器。沸とう後も強火で炊き続け、ごはんのうまみを引き出します。おいしくふっくらとしたお米を味わうことができます。
炊き込みご飯の後など、においが気になるときに使える「クリーニング」機能など、お手入れが楽になる機能も多数備わっています。

パンメニューやケーキメニューといった調理メニューも充実しており、コストパフォーマンスの高い炊飯器といえるでしょう。

象印マホービン(ZOJIRUSHI) NW-SA10-WA

【おすすめポイント】
・白米炊き分け3コース
・30時間おいしく保温
・お手入れ簡単
・ベビーご飯(離乳食)メニュー

容量:5.5合
加熱方式:圧力IH
内釜素材:鉄
便利機能:黒まる厚釜(釜厚1.7㎜)/全面加熱/あったか再加熱/ディンプルステンレス(内ぶた)/時計式2メモリータイマー/お知らせメロディー/洗える内ぶた/コードリール/洗米OK内釜
お手入れ:毎回洗う点数2点/フラットトップパネル/フラット庫内/シボ加工フラットフレーム

見た目がシンプルながら、様々な機能が備わっています。
デザイン性、離乳食が作れる、洗いやすいというのが支持されているポイントです。

象印マホービン NW-PS10-BZ

【おすすめポイント】
・4つの底IHヒーター
・蓄熱性・発熱効率・熱伝導に優れた「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」
・お手入れ簡単
・7通りの「炊き分け圧力」

容量:5.5合炊き
加熱方式:ローテーションIH
内釜素材:鉄
便利機能:蒸気セーブ/立つしゃもじ/コードリール/洗米OK内釜/時計式2メモリータイマー/お知らせメロディー/親切目盛(0.5カップごと)
お手入れ:フラットフレーム/フラットトップパネル/フラット庫内/洗える内ぶた/クリーニング機能

底IHヒーターを4ブロックに分け、対角線上にある2つのヒーターを同時加熱していきます。同時に2カ所加熱するので、より激しい対流でかき混ぜることができます。高温の熱をお米一粒一粒に伝え、炊きムラを抑えてお米本来の甘みを引き出します。
40時間までおいしく保温できるほか、お手入れの手間も少なく使いやすさ抜群です。

象印マホービン(ZOJIRUSHI) NL-BB05AM-TM

【おすすめポイント】
・熱が側面まで伝わりやすい広く浅めの形状「黒厚釜(2.5mm)」
・ふたヒーターつきでふっくらおいしい「全面加熱」
・ふきこぼれを抑える「大型蒸気口」

容量:3-3.5合
加熱方式:マイコン
内釜素材:黒厚釜
便利機能:あったか再加熱/お知らせメロディ/時計式2メモリータイマー/親切目盛/洗える内蓋
お手入れ:ディンプルアルミ内ぶたなど

炊飯時の中パッパ工程で一気に火力を引き上げ、沸とう中も高火力を維持し(平均電力約290W※2)、激しい対流を起こします。炊きムラを抑え、芯までふっくらしたごはんが炊き上がります。
発酵と焼きが選択できるメニューもあり、丸パンやごはん入り丸パン、メロンパン、フォカッチャなどが作れます。

タイガー魔法瓶(TIGER) JKT-B103-TK

【おすすめポイント】
・銅入3層遠赤釜でごはんふっくら
・お米本来の甘み(旨み)を引き出す「剛つよ火びIH」
・おねばがついてもはがれやすい簡単お手入れ構造

容量:5.5合
加熱方式:IH
内釜素材:銅入り三層遠赤釜
便利機能:24時間保温/予約吸水タイマー/炊き上がり予約メモリー2/保温時間経過表示
お手入れ:洗浄コース・お手入れシボフレーム

熱伝導率の高い銅を挟み込んだ3層構造により、効率よく内なべが発熱。炊きムラの少ないごはんができあがります。
白米3種炊き機能(エコ炊きメニュー、白米メニュー、極うまメニュー)に加え、多彩な炊き分けメニュー(GABA増量メニュー、早炊きメニュー、雑穀米メニュー)などがあります。
お手入れしやすい着脱式の大型調圧キャップや、キッチンにすっきり収まるサイズ感もポイントです。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) RC-MC50-B

【おすすめポイント】
・31銘柄炊き分け機能
・こだわりの極厚火釜
・多彩なコースを搭載

容量:5.5合
加熱方式:-
内釜素材:極厚火釜
便利機能:31銘柄炊き・炊き込み・おかゆなど
お手入れ:-

31銘柄それぞれの特長を最大限に引き出し、美味しく炊き上げる「31銘柄炊き分け機能」を始め、米屋でもあるアイリスオーヤマならではの、お米に対する深い知見を生かした様々な機能がそ備わっています。
品種ごとの粒の大きさ・風味・粘りなどにあわせて、火力や蒸らし時間などの炊き方を自動調節します。
ごはん意外にも煮込み料理など味を染み込ませる料理をつくることもできます。

編集後記

炊飯器といっても様々な種類があります。種類によって炊き上がりが異なります。

本記事が皆様の炊飯器選びの参考になれば幸いです。





2020.12.01