プロジェクターはおうちにいながら映画館さながらの迫力ある映像を楽しむことができるアイテムです。
最近では、おうち時間が増えたことで自分好みの部屋を作るためにプロジェクターを買うという方も増えているようです。
本記事では、ワンルームなど一人暮らしを楽しむ方向けに、10,000円前後で購入できるおすすめのプロジェクターをご紹介します。
新生活に向けた準備の参考になると嬉しいです。
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もくじ
一人暮らしにこそおすすめしたいプロジェクターの魅力とは?
自宅にいながら映画館気分が味わえるとして注目されているプロジェクター。
テレビよりも設置場所の自由がきく、投影するための壁やスクリーンのスペースを設けることで部屋全体に抜け感が出る、という点も、人気を集めている理由だと考えられます。
一人で暮らす家のサイズ感は、ファミリータイプの家と比べるとややミニマムな作りになっていることが多いです。
しかしその限られた空間をうまく利用して、自分だけの居住空間を作って楽しんでいるのです。
スマホやタブレットの画面を気軽に映せるので、大人数で鑑賞会を行うときにもおすすめです。
皆さんも、テレビ代わりにプロジェクターを導入する新しい生活様式にチャレンジしてみませんか?
まずは、プロジェクターをテレビの代わりに使うメリット・デメリットから説明します。
プロジェクターはテレビの代わりになるの?メリットとデメリット
プロジェクターのメリット
1.画面が大きく、迫力のある映像を楽しめる
プロジェクターの最大の魅力は、テレビよりも映像を大きく映し出せることです。
その分、映像に臨場感が増します。作品の世界観に没入して楽しむことができるでしょう。
プロジェクターのサイズ感は多種多様ですが、小型サイズでも100インチ程度の映像を投影できます。
普段、映画を鑑賞する、スポーツ観戦をする、ライブ映像をよく見る、ゲームプレイを趣味としているという方に特におすすめです。
2.テレビに比べて設置スペースを節約できる
プロジェクターのメリットであり、テレビとの違いは、置き場所の自由であることと、本体がコンパクトであることにあります。
テレビを見るためには、各種ケーブルなどの配線が必ず必要です。使わないときでも部屋の中に置いてあると、かなり存在感があります。
そしてテレビを使いたいときには、テレビが置いてある場所に行かなくてはいけません。
一方プロジェクターは、スクリーンや壁があればどこでも投影できます。映し出す映像のサイズや角度、場所の調整も可能です。
例えば、寝転がった状態でも、天井に映して楽しむという方法を取ることもできます。
また使わないときは、収納スペースにしまっておくといった工夫も可能です。部屋をコンパクトに保つことができるでしょう。
3.テレビよりも安く購入できる製品がある
プロジェクターは比較的高価なアイテムというイメージを持つ方もいらっしゃると思います。
しかし、最近は液晶テレビと同じような価格帯のモデルや、安い価格帯のモデルも登場しているのです。
家庭用プロジェクターで人気の製品は、5万円前後の価格で販売されているものもあります。この価格で、大画面映像が楽しめるのは魅力的ですよね。
4.スマホやタブレットの画面を投影することもできる
各種動画配信サービスのコンテンツが充実している昨今。
スマホやタブレットを利用して空き時間を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?
プロジェクターであれば、このような動画コンテンツを大画面で見ることができます。小さな画面で見るのが疲れたという方におすすめの使い方です。
さらに最新のプロジェクターであれば、ミラーリング機能が搭載されているものもあります。ワイヤレスでスマホ画面やタブレットの画面そのものを映し出すこともできるのです。
ワイヤレス対応していない製品でも、HDMIケーブルがあればデバイス画面を映せるのでぜひ試してみてください。
プロジェクターのデメリット
1.プロジェクター製品によっては、部屋の明るさによって見づらくなる
輝度の高いプロジェクターであれば、昼間などの明るい空間でもはっきりとプロジェクターの映像を見ることができます。
しかし安いモデルには、輝度が弱いものも多いです。そのため、明るい室内で投影すると、薄くぼんやりとした映像になってしまうことがあります。
テレビや液晶画面特有のくっきりとした鮮明さが好きな方にとっては物足りないかもしれません。
昼間に見る場合は、カーテンを閉めて部屋の明るさを落とすなど工夫が必要でしょう。
2.起動に時間がかかる
テレビの場合は電源ボタンを押すとすぐに番組の視聴が可能です。
しかし、プロジェクターの場合はスイッチを押してから映像が見れる状態になるまで数十秒かかります。
このほんのわずかな起動速度の違いにストレスを感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
頻繁にオンオフをせず、しばらくつけたままにするような使い方がおすすめです。
また最近では、数秒~十数秒ほどで起動完了するモデルも増えているので参考にしてみてください。
一人暮らしにおすすめのプロジェクターの選び方
選び方1.小型サイズのモデル
一人暮らし用の家は、ワンルームなど、コンパクトな作りになっていることがほとんどです。
モノをうまく収納しつつ暮らしたいという方には、小型サイズのプロジェクターをおすすめします。置き場所に困らず、持ち運びにも便利なので様々なシーンで活躍すること間違いなしです。
小型サイズながら、性能面に長けている製品も多いのでぜひ参考にしてください。
選び方2.最大投影サイズのおすすめは110インチ前後
プロジェクターが映し出す画面サイズは「インチ」という単位で表現されます。
インチとは、対角線の長さを表します。1インチ=2.45㎝。
投影サイズは、映像に迫力を持たせ、キレイに映し出すために非常に重要です。
おすすめなのは、最大投影サイズが110インチ前後のモデルです。
選び方3.投影距離をチェック
投射距離とは、プロジェクターとスクリーンとの距離のことをいいます。投射距離によって映し出せる画面サイズが変わってくるので、必ず確認しましょう。
110インチ前後サイズを投影するためには2~3mほどの投射距離が必要です。
ミニマムな部屋での使用には、投射距離が短い短焦点モデルをおすすめします。
選び方4.予算におさまるモデルを選ぶ
プロジェクターの値段は非常に幅広いです。高いものだと30万円ちかくするものもあります。安いモデルは、1万円から3000円とかなりリーズナブルです。
プロジェクターを初めて使いたいという方は、1万円前後のモデルから試してみることをおすすめします。
比較的安い価格帯のモデルでも、スマホやPC接続ができるなど便利機能を搭載しているものも多いです。
選び方5.画面の明るさ(輝度・ルーメン)で選ぶ
プロジェクターを選ぶ上で、最も重要なのは「明るさ」です。「lm(ルーメン)」という単位で表され、数値が高いほど明るい環境下でも鮮明に見ることを意味します。
また、コントラスト比も大切です。コントラスト比は、白と黒の明暗をどれくらい表現するかという度合を指します。コントラスト比が高いほど、画面の明暗がくっきりしているということです。
画像を鮮明に見たい方は注目して選びましょう。
選び方6.解像度と縦横比をチェック
映像クオリティを左右するのは解像度です。
解像度は、映像を構成する光の点の多さを表した言葉です。数値が高ければ高いほど鮮明な映像を見ることができます。
画面サイズを決める縦横比はアスペクト比と呼ばれます。4:3、16:9、16:10などプロジェクターごとにサイズが異なるので、こちらもあわせて確認するようにしましょう。
【予算10,000円前後】おすすめプロジェクター5選
エアリア LEDプロジェクター SD-PJHD02 (ブラック)
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・小型サイズながらも2500ルーメンを実現しており、使用環境が広がった
・大型ガラスレンズ搭載で精細な映像表現が可能に
プロジェクター初心者の方におすすめのモデルです。
コンパクトなサイズ感ながら、明るさや映像クオリティともに高いスペックを持ちます。ピントや画面サイズ・角度の調整は、レンズ上部を回すだけで完了でき、操作も簡単です。
投射距離が短くても、大画面を投影できるのもポイントです。
先進的な内部リフレクションデザインが採用されており、投影距離を有効的に短くすることができます。そのため、投射距離が短い場合でも大画面で映像を楽しめます。
充実したインターフェースにより、自分好みのコンテンツを存分に堪能することができるでしょう。
TOPVISION
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・LEDのライト寿命は50000時間以上!画面の明るさは3600lmに対応
・2つのスピーカーが搭載しており、HIFIステレオレベルのサウンドを体験可能
HDMI交換アダプタ不要でスマホやタブレットを直接つなぐことができるプロジェクターです。
一般的なプロジェクターの場合、本体と別で交換アダプタを用意する手間がかかります。しかし、本製品はすぐに見ることができるのが特徴です。
スマホやタブレットで見ていたコンテンツを大画面で楽しみたい方におすすめしたい製品です。
3600lmまで対応している輝度もポイント。昼間など明るい環境下でもくっきりと映像を見ることができるでしょう。
もちろん、暗ければ暗いほど鮮明な映像表現を楽しめます。
オーバータイム OT-PJ100TE
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・DVD付きで映画DVDやホームビデオを保存したDVDなどの再生が可能
・カメラやゲーム機、スマホなど様々なデバイスと接続できる
コンパクトサイズかつコストパフォーマンスの高いプロジェクターです。持ち運びにも便利なので、家族や友人とホームパーティーをするといった室内イベントでも活躍するでしょう。
最大のポイントはDVDプレーヤーがついていること。再生したいディスクを入れれば、すぐにプロジェクターで投影できます。
お手頃価格なのが嬉しいモデルですが、フォーカスや台座調節は手動で行わないといけないので注意してください。
ラマス DVDプレーヤー RA-PD080
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・PCやUSB、microSDなど多種メディアからも投影できる
・スピーカー内蔵のため、簡単にホームシアターをつくることができる
DVDを簡単な操作で、プロジェクターの大画面で楽しみたいという方におすすめです。
見たい映像を手間なく大迫力で楽しむことができます。
サイズもコンパクトなので、設置スペースにも困らないのも嬉しいポイントです。
投影距離も1m~4.2mと幅広く、一人暮らし用のミニマムなおうちでも十分活用できます。
EAST HDMIケーブル付きプロジェクター EAP-M1
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・一万円以下で買えるお買い得モデル
・光源寿命は40,000時間で長い期間使用できる
HDMIケーブルが搭載されているプロジェクター。スピーカーも内蔵されているため、これ一つあればお好きなディスクを再生してホームシアターを楽しむことができます。
リモコン付きなので、本体から離れた場所にいても楽に操作できるのもポイントです。光源寿命も長いので、長い期間使えるモデルをお探しの方におすすめします。
編集後記
一人暮らしにおすすめの一万円台で買えるプロジェクターを紹介しました。
テレビとは違った映像の質感やサイズ感を楽しめるプロジェクター。ぜひ新生活のおともに一つ購入してみませんか?
より質のいいモデルを探したいという方は下記の記事も参考にしてみてください。
・【2022年最新】自宅に非日常空間を!家庭用プロジェクターおすすめ11選
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