特徴的なボディに4K動画が撮影可能な3軸ジンバル(スタビライザー)を備えた『PowerEgg(パワーエッグ)』を臻廸(しんてき)日本株式会社が2017年11月11日より発売開始すると発表しました。
もくじ
個性派4Kドローンで
DJIの牙城をくずせるか?
『PowerEgg』はラグビーボール大のボディに離着陸用の「脚」を備えていますが、飛行時はこの「脚」を折りたたんで機体の中に収納できます。この機構により、カメラを水平方向360へ自由にパンできるのが特徴。競合候補となるDJIのドローンでは、40万円近い価格のIspireかそれ以上のモデルでしかできない撮影を可能にしている点が魅力です。
離着陸時の変形は自動で行なわれます。
専用のプロポの他に以下ような「お手軽操作用コントローラー」も同梱されるとのこと。
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動画で見るPowerEgg
以下のPowerEggの公式PR動画では、飛行時のイメージなどが公開されています。
Introducing the revolutionary PowerEgg camera drone!
PowerEggのスペック
重量 : 2,100g
寸法 : 448mm(対角サイズ)
最大飛行時間: 23分
飛行速度 : 13m/秒
撮影 : 360度全景撮影/4K UHDビデオカメラ搭載/3-Axisジンバル 720p画像をリアルタイム転送可能
その他機能 : GPSデュアルモード測位(室外) 超音波オプティカルフロー測位(室内)
周回軌道モード/プログラムモード/自動追尾モード
PowerEgg
PowerEggの価格
PowerEggの価格は、記事作成時点では公式のアナウンスは無いようですが、中国での販売価格と同程度とすると16万円以上の値段となる見込みです。 なお、 11月11日から30日までの間に公式ウェブサイトなどで予約注文をした人にはPowerEgg専用のバックパックがプレゼントされるとのことです。
» PowerEgg
まとめと感想
実際に空撮した映像のサンプルがあまり出回っていないようなので、実力のほどは不明ですがDJI一強の空撮ドローン市場に切り込む新星として要注目の1台です。