【本日開幕】パリ航空ショー2019!『三菱スペースジェット』の初舞台も

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三菱スペースジェット – 三菱航空機

パリ国際航空ショーが開催!今年の目玉は?

2年に1度の世界最大の航空宇宙産業展「第53回パリ国際航空ショー(パリエアショー)」が17~23日、仏パリ郊外のル・ブルジェ空港で開かれます。このパリエアショーの主催者はSalon International de l’Aeronautique et de l’Espace(SIAE : イタリア著作権協会)で、2017年に開催された前回のショーでは出展社数2,381社、来場者数は322,000人を動員しました。

ショー開催中の商談者を対象とする前半4日間の「トレード・デー」には約14万人の来場者を見込んでいるとのこと。

ブリヂストンブースでは、航空機の安全・安心な運航を支える航空機用ラジアルタイヤのほか、新品タイヤとリトレッドタイヤを組み合わせた航空機用の新たなタイヤソリューションを発表します。

その他には米ボーイングが旅客「787―9型」を飛行展示する事や、欧エアバスが最新ワイドボディー旅客機「A350―1000」や「A330ネオ」を展示、デモ飛行する事や“空飛ぶタクシー”の原型となる1人乗りの自律式電動垂直離発着機「Vahana」を地上展示する事が発表されています。

日本企業も出展!注目は三菱航空機

日本の重工メーカー各社や全国の中小企業ら41社・団体が参加し、国際商談に臨みます。出展する日本企業の中で、特に注目を浴びているのは三菱航空機(愛知県豊山町)が開発を進めている国産小型旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」を「三菱スペースジェット」に改称し、名称を変更してから初めての公の舞台となります。

これは三菱航空機が「MRJ」の名前で開発を進めてきた旅客機で、これまで未開拓であったリージョナルジェット機の市場ニーズに応える航空機です。このジェット機は13年に初号機を納入する計画でしたが、安全確保のための設計変更を行い、納入時期を5度延期してきました。

国内企業のリージョナルジェット機といえば本田技研工業の航空事業会社であるホンダエアクラフトカンパニーが研究開発する「HondaJet(ホンダジェット)」を思い浮かべる方が多いと思います。今回のパリエアショーでデモ飛行を予定している「MRJ」改め「三菱スペースジェット」が数々の試練を乗り越え、ついに大空に飛び立つとなると、国内企業では2社目のリージョナルジェットの誕生です!

最近話題のリージョナルジェットとは?

一般的にリージョナルジェットとは、短距離輸送用ターボファンエンジンを搭載した航空機です。地域間輸送用旅客機と訳されることもあり、旅客数は50~100名程度。必要な滑走路も短く、低騒音な小型ジェット機のことを呼びます。

日本航空機開発協会によると、ジェット旅客機の需要は格安航空会社(LCC)の台頭により、2037年までの20年間で3万3530機に上る見通しとの事。そのうち60~99席級のリージョナルジェット(地域間輸送用旅客機)の需要は2794機と言われています。

世界では2強の米ボーイングと欧州エアバスは、ブラジルとカナダの同業他社をそれぞれ傘下に収め、小型機に注力する構えを見せ始めました。ここに日本企業がどこまでシェアを伸ばせるのか、今後の空に注目です。

編集後記

日本ではまだまだ聞き慣れないリージョナルジェットですが、個人が小型旅客機や空飛ぶバイクを持つ世界になれば、現在の国内移動に革命が起こります。個人が最短最速で移動できる様になり、日本全体が一つの都市圏になり、はるかに時短での移動が可能になります。新幹線と同じ感覚で空を移動できる様になる。そんな日も近いかもしれません!




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