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mmhmm(ンーフー)とは?ZoomやGoogle Meetで活用できる、革命的なプレゼン用アプリとは

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新型コロナウイルス感染防止のため、私たちの多くのビジネスコミュニケーションはオンラインに移行しつつあります。そのような状況下で、ZoomやGoogle Meetといったオンライン会議用アプリを使用しプレゼンを行う機会が増えた方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、オンライン会議を効果的に進めることができる非常に便利なアプリ「mmhmm(ンーフー)」を解説していきます!

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mmhmm(ンーフー)とは?

出展 : mmhmm

mmhmm(ンーフー)とは、昨年夏に発表されたオンライン会議用アプリです。現在はmacOS版のみリリースされており、2021年春にWindows版の正式公開を目指しています。

mmhmm(ンーフー)は、元Evernote CEOであるフィル・リービン氏が新たに起こした企業「mmhmm」が開発したアプリ。オンライン上のビジネスコミュニケーションにおいて効果的に活用できると、リリースと同時にシリコンバレーを中心に瞬く間に話題になりました。

同社のスローガンは「fun joke(楽しいおふざけ)」。従来のオンライン会議を「退屈」と感じたフィル・リービン氏が、オンラインコミュニケーションの時間を少しでも愉快にできないかとプロダクトの開発を始めました。

mmhmmは昨年5月に立ち上がり、同年秋には通算3,560万ドル(約37億)の資金調達に成功しています。

mmhmm(ンーフー)でできること

mmhmm(ンーフー)は一言で言えば「ニュースキャスターのようなプレゼンができるアプリ」です。

ZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議でプレゼンをする際、mmhmm(ンーフー)を利用すれば自分を自由な表現方法で画面に登場させることが可能。また、従来のオンライン会議では難しかった様々な表現をすることができます。

画面上に自由に登場することができる

出典 : mmhmm

スライドの資料を説明しながら、自分を画面に登場させることができます。登場する自分のサイズや、アイコンのカタチなど様々な登場の仕方が可能です。自分にモザイクをかけたり、透明化することもできます。

この機能を使用すれば画面上でバックにある資料を指差したり、身振り手振りを加えながら効果的なプレゼンをすることが可能です。

別の場所にいても、一緒にプレゼンができる

出典 : mmhmm

別の場所にいるパートナーと遠隔でスライドを共有し、一緒にプレゼンすることができます。常に同じスライドをお互いの画面に表示できるため、パートナーと協力したプレゼンを行うことができ、わざわざ出社する必要がありません。

一人がスライドの操作に集中し、もう一人はプレゼンに集中するという使い方も可能。チームでのプレゼンを効果的に進めることができます。

視聴者がプレゼンの視聴方法を選べる

出典 : mmhmm

インタラクティブレコーディング機能を使用すると、見る人の好みに合わせたプレゼンが可能。例えば、視聴者が「さっきのページをもう一度見たいな」と思った時は自由に資料ページを戻して見ることができます。

プレゼン後にわざわざファイルを送らずとも、視聴者はビデオ会議の中で資料をじっくり読むことができ、実際に紙の資料を渡しているかのような効果的なプレゼンができます。

メディアの切り替えが簡単にできる

出典 : mmhmm

ZooomやMeetなどの従来のビデオチャット機能も進化しているとはいえ、複数のメディア切り替えは少し手間がかかるもの。

mmhmm(ンーフー)は音声の付いた映像や、外部カメラ、デスクトップに開いた他ウィンドウの画面共有など、様々なメディアの切り替えを簡単に、スムーズに行うことができます。

ビデオ背景を自由にカスタマイズできる

出典 : mmhmm

背景を自由にカスタマイズできる機能はZoomにも搭載されていますが、mmhmm(ンーフー)は「ビデオ会議を楽しく」というモットーのもと、ダイナミックルームという様々な背景を選ぶことができます。

アーティスティックなものからテック系なイメージのものまで、種類が豊富なためその日の気分で背景を変えることができます。もちろん、自分の好きな画像や写真を背景に設定することもできます。

mmhmm(ンーフー)の使い方

毎日60分まで無料で使える

ベーシック機能やカスタマイズ可能なルーム、プレゼンターコントロール、レーザーポインターなどのプレゼンで活用できる機能を含む全てのツールが毎日60分まで無料で使用することができます。

プレミアムツールを無制限で使用したい方はアップグレードが必要。1,100円/月の月額プランと、11,000円/年の年間プランがあります。

教職員と学生は1年間、無料でアクセス可能

教育に携わる教職員や学生の皆さんは1年間、プレミアムツールを無制限で利用することができます。mmhmm(ンーフー)内でアカウントを制作し、所有している教育機関のメールアカウントで適用対象である確認を行なってください。

驚くほど簡単に、感覚的に操作できる

実際にmmhmm(ンーフー)をダウンロードし、アカウントを作成して使用してみました。

アカウントを作成すると、すぐに下記のような画面に飛びます。自分と、資料(スーツを着た猫が映っている箇所)の位置はポインターで自由に移動させることができます。

ルーム(背景)とプレゼンター(自分)の表現方法も右側のバーで簡単に、スムーズに操作できました。今回は資料をフルで背景に、自分自身は丸型アイコンにモザイクをかけて左上に登場させてみました。

普段のオンライン会議は勿論、ウェブセミナーやYouTube動画などでも利用できそう。5Gの導入で映像の需要がより高まると言われていますが、mmhmm(ンーフー)には色々な可能性がありそうです。

気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください!

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編集後記

オンライン会議が主流になりつつある今、大事なプレゼンをオンラインで行うことも増えていると思います。mmhmm(ンーフー)があれば、距離や退屈を感じさせないオンラインプレゼンが可能。

リリースされたばかりのサービス、mmhmm(ンーフー)でオンラインコミュニケーションを楽しみましょう!





2021.02.23