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小型ドローンとはそもそも、どういった物のことを言うのか?小型ドローンでおすすめの機種とは?今回の記事ではそんな疑問にお答えする、小型ドローンの2019最新おすすめ機種5選をランキング形式でご紹介します。5千円以下で購入できる低価格なものも!小型ドローンでしか味わえない魅力を知っていただくキッカケになれば幸いです。
もくじ
小型ドローンとは?
小型ドローンとはそもそも、どの様な機体のことを言うのでしょうか?ここでは小型ドローンの定義や、小型ドローンだからこそのメリットを解説します。
小型ドローンの定義
小型ドローンは一般的に「トイドローン」と呼ばれ、機体本体とバッテリーの総重量が200g未満のドローンのことを言います。総重量が200g未満になると、航空法の規制対象から外れるため、通常のドローンと比較すると気軽にドローンを飛ばす事ができます。
しかし、小型ドローンでも飛行させていけない区域があるので、外で飛ばす際はドローンを飛ばしても良い場所なのか確認し、土地の所有者の許可を取るようにしましょう。また、小型ドローンは機体が小さいぶん風の影響を非常に受けやすいので、基本的には屋内で飛ばすことをおすすめします。
小型ドローンのメリット
本格的なドローンではなく、小型ドローンを購入する際のメリットは以下の3つになります。
コンパクト
200g未満であることから小型ドローンは軽いだけでなく携帯性も抜群です。気軽に持ち運んで家族や友人と楽しむ事が可能です。カメラ付きの小型ドローンを購入すれば、レジャーやお出かけの際に空撮をして楽しむ事もできます。
低価格
本格的なドローンより低価格であることも小型ドローンの魅力の1つです。ドローンに触れたことのない方は最初の1台として小型ドローンの購入をお勧めします。小型ドローンには安全センサーなどが付いていないものも多くありますが、それがドローンの操縦練習にかなり有効なのです!
規制対象外
繰り返しになりますが、ドローン本体とバッテリーの総重量が200g未満であれば改正航空法の一部のみの適用で飛行許可申請を取る必要がありません。小型ドローンも飛行禁止区域があるので随時チェックは必要ですが、通常のドローンと比べると、とても気軽にドローンを飛ばすことができます。
2019年下半期 小型ドローン最新ランキング
それでは2019年9月現在の小型ドローン最新ランキングを見ていきましょう。1位はどんな機体がランクインするのでしょうか?それぞれの機体の特徴も見ながら、お気に入りの小型ドローンを見つけてみてくださいね!
※ランキング入りドローンの参考価格やAmazonでの評価、Amazonでのランキング順位は2019年9月現在のものです。
5位:Tello(DJI)
参考価格:12,800円
発売:2018年1月
小型ドローンといえば、どんなランキングにも必ずインするTello!TelloはIntel社とRyze社により共同開発された、DJIから発売されているトイドローン(おもちゃの分類に入るドローン)。プログラミングScratchも学べ、カメラ付きで空撮を楽しむ事もできます。80gと超軽量、低価格で購入できることから圧倒的な人気を集めています。初心者用の練習機として、ドローンスクールでも導入されている小型ドローンです。
・性能
1タップ自動離着陸機能
ローバッテリー保護機能
フェールセーフ保護機能
ビジョンポジショニング・システム
高品質映像プロセッサー搭載
FPV対応(スマートフォン対応/VRヘッドセット対応)
スペック
重量:80g(バッテリー込)
サイズ:98×92.5x41mm
プロペラ:3インチ
ビルトイン機能:レンジファインダ、バロメータ、LED、ビジョンシステム、2.4 GHz 802.11n Wi-Fi、720pライブビュー
ポート:マイクロUSB充電ポート
最大飛行距離:100m
最高速度:8m/s
最大飛行時間:13 分
最大飛行高度:10m
バッテリー:取り外し可能、1.1 Ah / 3.8 V
カメラ(静止画):5MP (2592×1936)FOV 82.6°、フォーマットJPG
カメラ(動画):HD720P30、フォーマットMP4
電子動画手ブレ補正(EIS):あり
4位 A20W(Potensic)
参考価格:4,848円
発売:2018年4月
手持ちのスマホから映像を見ながら操縦することができ、5000円以下の非常に低価格なドローンながらVRゴーグルを使用すればFPV操縦の臨場感を味わうことができます。国内電波法認証済みの製品なので、電波に関しては心配なく使用してください。
性能
低電圧警告
無効距離アラーム
ヘッドレスモード
3段階速度調整
ワンキー着陸/離陸
FPV操縦 : 可
スペック
重量:24g(バッテリー込)
サイズ:91×80×31.8mm
最大飛行時間:6分
送信機の操作距離:50m(干渉なし)
充電時間:約30分
操作モード:モード1/2
カメラ:あり
3位:HS120D(Holy Stone)
参考価格:19,990円
発売:2019年4月
2019年4月にHoly Stoneから発売されたばかりの最新機種です。GPS搭載+200g未満(カメラ取り外し時)の小型ドローンです。アメリカのGPS +ロシアのGLONASS衛星による位置情報技術を搭載。スマホのGPSデータ追跡機能で最高の瞬間を高精度の画像で撮影。スマホをポケットに入れておけば、ドローンがあなたの姿を自動で追って撮影してくれます。バッテリー2個付き。
性能
GPS搭載
ワンキー離着陸
1080P HDカメラ、角度調整可
FPV対応
リターンホーム機能
スペック
重量:198g(機体とバッテリー×1、カメラ装着無しの場合)
サイズ:270x270x120 mm
最大操作距離:300m(干渉・障害物なし)
最大飛行時間:16分
最大飛行高度:120メートル(干渉・障害物なし)
機体充電時間:約120分
送信機充電時間:約60分
機体バッテリー:7.4V 1200mAh
送信機バッテリー:7.4V 300mAh(内蔵)
カメラ:1080P 120°広角HDカメラ、75°撮影角度調整
カメラフォーマット:静止画JPEG、動画AVI
2位:TR008W (Tech rc)
参考価格:3,069円
発売:2019年7月
2019年夏、突如として現れた低価格トイドローン。なんと驚きの3千円台です!この価格帯にも関わらず、FPV飛行を楽しむことができます。スピードを3段階で調節することができ、バッテリーが初めから2個ついてくるので20分間も飛行することができます。この飛行時間は格安トイドローンとしてはかなり長め。しっかり操縦ができるので、普通のドローンを操縦する前にトイドローンでしっかり練習をしたいという方におすすめのドローンです。
性能
ヘッドレスモード搭載
ワンキー離着陸
スピード3段階調整
FPV対応
高度維持機能
スペック
重量:42g(機体とバッテリー×1の場合)
サイズ:130x130x30 mm
最大操作距離:25m(干渉・障害物なし)
最大飛行時間:10分(バッテリー1個)
最大飛行高度:120メートル(干渉・障害物なし)
機体バッテリー:3.7V 500mAh
送信機バッテリー:3.7V 500mAh(内蔵)
1位:HS210(Holy Stone)
参考価格:3,700円
発売:2019年4月
2019年4月にHoly Stoneから発売された最新機種です。発売から売れ筋ランキングに常にランクインしています。ミニドローンなのに抜群の安定性と安全性を持つ、プロペラガード付きの機体。カメラは付属していませんが、おもちゃとして室内で遊ぶのには十分のスペック。3千円台という低価格な値段も魅力的です。初心者の練習機としてもおすすめです。バッテリー3個付き、飛行時間最大21分(バッテリー1個につき7分)。
性能
ワンキー起動・着陸
三段階スピード調整
自動ホバリング
ヘッドレスモード
宙返り
緊急停止機能
FPV:不可
スペック
重量:21.8g(バッテリー込)
サイズ:80×80×30mm
最大飛行時間:7分
送信機の操作距離:50m(干渉なし)
充電時間:約40分
操作モード:モード1/2
機体バッテリー:220mAh 3.7V
送信機バッテリー:単四乾電池*3(別売り)
カメラ:なし
編集後記
200g以下のトイドローンは価格の安さや航空法の規制に触れないことから、気兼ねなく飛ばすことのできるドローンとしておすすめです。自分の趣味の遊び用に飛ばしてもよし、高性能なドローンを飛ばす前の操縦練習に使用してもよし。最近では3千円台の格安ドローンも多く発売されています。ぜひ、お気に入りの一台を見つけてくださいね!
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