出典(Source):DJI – See the Bigger Picture – Aug 23, 2018、以下同じ
もくじ
DJIが公式ティザー動画を公開
新型ドローンの登場は確定か?
民生用ドローン市場において世界最大のシェアを持ち、『Phantom』や『Mavic』などの人気シリーズを展開する“空の絶対王者”DJI。同社が公式のYouTubeチャンネル(英語版)でティザー動画を公開しています。
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『Mavic Pro』の後継機が登場する
動画の中では「新型モデルの登場」や「Mavic Proの登場」は明言されていませんが、これまでリークされてきた情報を踏まえると、今回登場するのは折りたたみ機構を備えたミドル・クラスの空撮用ドローン『Mavic』のシリーズの新型であるとみて間違いなさそうです。
動画の冒頭に映し出されるのは、現行の『Mavic Pro』の電源ボタンによく似た部品。
序盤は空撮動画が続きます。
砂漠を進む車。このあたりまでは「まぁ、よくある空撮ムービーだよね」という感じですが……
DJIが発売済のスーパー35mmセンサー搭載のハイエンドカメラ『Zenmuse X7』のプロモーション動画を思わせるオーケストラの姿が。これは、「暗所での撮影に強い」=「大型センサーの搭載」を示唆する映像に思えます。さすがに、『Mavic』シリーズにスーパー35mmセンサーが搭載されることは無いと思いますが、事前のウワサと併せて考えると高級コンデジ並の1インチセンサーにアップグレードされる可能性が高そうです。
そして、ココから新機能のチラ見せだと思われる映像が一気に登場します。
前方にズームしながら後ろに向かって飛行する(あるいはその逆)を行うことで、ヒッチコック映画のワンシーンのようなトリップ感のある映像を生み出すヴァーティゴ・エフェクト(めまい効果)。これは、ライバル機と言われるパロットの『ANNAFI』が搭載する機能で、『Mavic』の現行モデルでは撮影できない映像ですが、新型機ではきっちりキャッチアップしてくるようです。
こちらは空撮によるハイパーラプス映像。
ハイパーラプスとは、滑らかに移動しながら早回しのようなタイムラプス映像を撮影するテクニックのことです。
DJIの発表会は2018年の8月、アメリカ東部時間の23日10:00(日本時間の23日23:00)からです。
【動画】DJI – See the Bigger Picture – Aug 23, 2018
事前のリーク情報&ウワサまとめ
ちなみに、DJIドローンに関する精度の高いリーク情報で知られるOsitaLV(@OsitaLV)さんによる事前の予測はこんな感じ。
※『スマートニュース』アプリでご覧の際に、以下の画像や動画が表示されない場合は、記事末尾の「オリジナルサイトで読む」をタップしてください(環境によって動画が表示されない場合があります)。
Now you know what the drone lens is. pic.twitter.com/pNIeiIwFoO
— OsitaLV (@OsitaLV) 2018年7月7日
A new handheld self-stabilize action camera is about to surface, capable with Mavic 2/Mavic Pro 2 camera. Estimated price 249 USD. pic.twitter.com/enctpD8pFG
— OsitaLV (@OsitaLV) 2018年7月8日
Look what we’ve got here, Mavic Enterprice, a highly customized payload on the top,more than a pro 2 pic.twitter.com/BXTolD94Ck
— OsitaLV (@OsitaLV) 2018年7月13日
また、Brett Thake(@Chromonian)さん によれば、イギリスの通販カタログに『Mavic』の新型機のスペックが流出しているそうで、その写真をツイートしています。
@OsitaLV the new UK Argos catalogue has been put and it has the Mavic 2 in it 😮 #mavic #mavic2 #dji #djidrones pic.twitter.com/8j8kqNmsP3
— Brett Thake (@Chromonian) 2018年7月28日
カタログの説明文の写真はこちら。
Here you go pic.twitter.com/2meZbH7msl
— Brett Thake (@Chromonian) 2018年7月28日
【説明文の意訳】『Mavic 2』は小型でありながら、パワフル。最長8kmの距離への1080p動画転送、秒速20mの飛行速度を持ち、空をあなたのクリエイティブなキャンバスにします。コンパクトサイズで最長31分の飛行時間を誇り、これまでで最も洗練されたDJI製のカメラを備えます。「APAS」と「Active Track2.0」によるオムニディレクショナル(あらゆる方向への?)衝突防止機能を持ち、あなたが撮りたい瞬間をとらえ飛行することに自信を与えるでしょう。ドリーズーム可能(Zoom版のみ)。
編集後記
発表当日まで確かなことはわかりませんが、漏れ伝わる情報によれば新型機はズームレンズと1インチセンサーを搭載した折りたたみ式のドローンになるはず。現行モデルでもトップクラスの人気を誇る『Mavic』シリーズですが、新型もかなり強力な仕様になりそうなので要注目です。
うーん、今から23日の公式発表が待ちきれませんね!
ドローンファンの皆さんは、貯金をして待ちましょう(笑)