画像出典:Kickstarter、levetop、以下同じ
もくじ
クラウドファンディング・サイトで
話題の折りたたみ式ドローン
アメリカの大手クラウドファンディング・サイトのキックスターターで25,000ドル (約263万円)を目標にして資金集めを開始したところ、締め切りまで40日以上を残して71,269ドル(約748万円)を集めたドローンが『LeveTop(レヴェトップ)』です。
“水筒”みたいな形で持ち運びがしやすい
『LeveTop』ドローンの特徴は、収納時に円筒形になること。DJI Mavicシリーズなどをはじめ折りたたみ型のドローンは数多くあれど、「水筒型」になるドローンはそれほど多くありません。
ローター(プロペラ)を開くとこんな感じ。なお、手のひらサイズのコンパクト機ながらフルHD1080pでの動画撮影が可能で、メーカー公称のバッテリー駆動時間は最長20分とのこと。
iOS&Android端末にインストールしたアプリから操作が可能で、最大通信可能距離は約100メートルです。
自動で被写体を追尾する「オート・トラッキング」機能も備えています。
三脚に装着した固定カメラのように記念撮影に使用することも可能。
アプリからSNSにシェアもできます。
撮影が終わった後は、自動で離陸地点に戻る「スマートランディング」に対応。
動画で見る折りたたみ式ドローン『LeveTop』
実際に使用する様子はどんな感じなのか、サクッと14秒でわかる動画は以下の通り。
LeveTop T1: The Autonomous Folding Drone
139ドル(約14,600円、送料別)以上のプレッジ(資金提供約束)で『LeveTop』を入手でき、発送予定は2018年6月となっています。
編集後記
クラウドファンディング発のドローンに関しては、旧Lily社の詐欺のような事件も過去には発生しているため「油断ならない」ジャンルであることは間違いありません。しかし、広く市販されている機体にはない「尖った」特徴を持つ製品が登場するのがクラウドファンディングの魅力であることもまた事実。
今回ご紹介した『LeveTop』も(メーカーが謳う機能が全て本当であれば)、1万数千円で手に入るドローンとしてはかなり魅力的なスペックです。ただし、プロモーション動画には「Shot on LeveTop(レヴェトップで撮影)」などの文字はないため、記事作成時点では実機で撮影した映像は公開されていないことになります。一番肝心の部分が「謎」となっているため、実際にプレッジするかどうかはくれぐれも慎重に判断されることをおすすめします。