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ドローンを使用した競技といえば、ドローンレースを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?新たに登場したドローンを使用したスポーツである『ドローンサッカー』が国内でも話題です。
ドローンサッカーとは?
ドイツのドローンメーカーGraupnerが、サッカーボール型のフレームとクワッド式ドローンを組み合わせてコントロールするユニークなドローン「SWEEPER」を開発。
この360度のプロペラガードを纏ったドローンをチームで操作し、サッカーのようにプレイするのが「ドローンサッカー」です。日本をはじめ、世界の国や地域で導入が進められている競技で、『ドローンサッカーボール』を使用し、5対5で戦う戦略型チームスポーツです。

競技に使用されるドローン
ドローンサッカーは、区切られたフィールド(最大幅:20m× 奥行:10m × 高さ:5m)の空間において、ドーナツ型のゴールにドローンを通すことで得点を競い合います。
オフェンス用ドローン1機で得点を獲得しつつ、他の4機でオフェンスの支援や自ゴールのディフェンスをすることから、スピードだけではなく、チームとしての連携など、高い戦略性が求められる競技です。
日本でドローンサッカー連盟が設立
カー用品最大手チェーンである株式会社オートバックスセブンと株式会社オーイーシー、AOSテクノロジーズの3社が『ドローンサッカー連盟』の設立を発表しました。設立の目的は、ドローンサッカーという競技の活動を通じ、地域コミュニティの活性化を促進することを目的としています。また、ドローン操縦技術の向上を図ることも同時に目指しています。
オートバックスセブンは2017年より、アウトドアやレジャーなどに、クルマで出かけた先での楽しみとしてドローン販売を開始しました。また2019年からはドローンサッカーを日本に初導入し、国内での普及を狙っています。
連盟の今後の活動内容
日本ドローンサッカー連盟への参画企業や会員の募集を随時開始していくとのこと。連盟は、日本初のドローンサッカートーナメント大会の開催を、12月21日に大分県大分市にて予定しています。
日本のみならず、韓国やその他の国や地域ドローンサッカー団体と連携し、2021年から2023年にかけてアジア大会や世界大会を開催し、2025年には第1回ワールドカップの開催を視野に入れた活動をしていくとのことです。
編集後記
ドローンサッカーは子供からお年寄り、体に障がいを持つ方まで年齢や性別を問わずに同じフィールドで楽しみを共有できる新しいバリアフリー競技。360度をプロペラガードで覆われているため「危なくないドローン」として、より幅広い層への普及が期待できます。
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