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政府や自治体、民間企業などあらゆる団体から強い期待が寄せられているドローンによるインフラ点検。国内のインフラを支える重要なカギとして産業用ドローンは多くの現場で活用されています。
インフラの老朽化は日本が抱える大きな課題のひとつです。ドローンはそのような老朽化したトンネルやビル調査、または風力発電所やダムといった大規模構造物のインフラ設備点検を効率よく、また安全に行えるとして注目を浴びています。
ドローンによる点検を取り入れる大手企業は年々ふえており、日本政府も産業用ドローンに対する規制緩和を検討するなど、国をあげてドローンによるインフラ点検を推し進める動きが目立ちます。
日本政府も中国製ドローン入れ替えか
米国ではドローンによる監視やサイバー攻撃などを懸念して、2019年から現在にかけて組織内での中国製ドローン使用を停止しています。2020年12月には中国製ドローンを禁輸リストに加えることも発表しました。
アメリカにつづき日本政府も、国が保有している1000機超のドローン全てを、高いセキュリティー機能を備えた新しいドローンに入れ替える方針を固めました。
このような世界の流れを受けて「安全で高性能なドローン」を開発する動きが国内メーカーの中で進んでいます。
ソフトバンクと双葉電子が強力タッグ

©︎FUTABA
2020年12月17 日、国内大手キャリアソフトバンクとドローンメーカー双葉電子が共同開発したドローンのプロトタイプを発表しました。このプロトタイプの主な特徴はLTE対応の通信モジュールを搭載している点です。
AI解析することでGPSなどが届かない環境にも完全自律飛行で全自動飛行可能なこのドローン。5G(第5世代移動通信システム)の実装も見据えながら研究開発を進めています。
このドローンはソフトバンクの法人向けドローンサービスである「SoraSolution」(ソラソリューション)のラインナップに追加されます。
SoraSolutionとは?
「SoraSolution」は社会が持つ課題を「空から解決」し、豊かな社会を創ることを目的としたソフトバンクの新たなドローンサービスです。ドローン空撮を利用し、SoraSolutionで取得したデータをAI自動解析などを活用することで業務効率化を実現を目指しています。空撮からデータの自動解析までをワンパッケージで、サービス提供を行うといいます。
編集後記
中国製ドローンを排除する流れが進むなか、国内大手キャリアとドローンメーカーが強力タッグ!「SoraSolution」は産業用ドローンによるインフラ点検サービスをワンパッケージで行う、画期的なドローン点検サービスです。