出典(Source):USGS(アメリカ地質調査所/United States Geological Survey)
もくじ
ハワイ・キラウエア火山噴火の現状
6月13日に50メートルの高さまで溶岩を吹き上げるなど、活発な活動が続くハワイのキラウエア火山。周辺では、流出した溶岩などの影響でこれまでに約600棟住宅が破壊されるなどの被害が出ています。また、今後も火災、有害ガス、火山灰の降下などによる被害が発生することが懸念されています。
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キラウエア火山の周辺の状況をとらえた動画
USGS(アメリカ地質調査所)は、流れ出した溶岩が引き起こす火災やキラウエア山頂の様子、海に流れ込んだ溶岩が吹き上げる水蒸気などの映像を公式YouTubeチャンネルで公開しています。今回の記事ではその中で直近約2週間に公開された映像から、現地の状況がよく分かる映像4本をピックアップしてご紹介します。
森を焼く溶岩
キラウエア火山の東側の亀裂からあふれ出した灼熱の溶岩が森を焼く様子をヘリコプターで空撮した映像です。
2018年6月日5日に公開
Kīlauea Volcano — Tracking Active Lava Flows
溶岩の真上から撮影
「灼熱の川」となって流れる溶岩の真上からドローン(無人機)を使って撮影した映像です。流れ出した溶岩のすぐ脇に家々が点在する様子も見られます。
2018年6月6日に公開
Kīlauea Volcano — UAS Over Lower East Rift Zone
キラウエア山頂をドローンで撮影
ポッカリと口を開けた火口の上をドローンで飛行しながら撮影した映像です。火口の過去の様子と現在の様子の比較は<こちらの記事>でご覧いただけます。
2018年6月14日に公開
Kīlauea Volcano — UAS Survey of Halema‘uma‘u Crater Rim
溶岩が海水を蒸発される
火山から流れ出した溶岩が海に到達し、大量の水蒸気を上げる様子をヘリコプターで空撮した映像です。