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GoProの最新機種「HERO11 Black」について徹底解説!

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FacebookやInstagramなどのSNSが普及するなかで、少しでもクオリティの高い写真や映像を撮ろうというユーザーが増えています。それに伴い、高機能カメラの需要も増す一方です。

小型軽量で防水設定の「アクションカメラ」の火付け役であるアメリカのメーカー「GoPro」は、屋外のアクティビティでこそ力を発揮しリアルな質感の写真を撮影できるカメラとして高い人気を誇ります。この記事では、GoProの新製品「HERO11 Black」について徹底解説します。

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GoPro11を徹底解説

GoProのアクションカメラは、もともと動きのあるアクションシーンや迫力のある景色を臨場感たっぷりに捉えることを目的として開発されたカメラです。

さらに4K動画のような高解像度映像や、最大1秒間に240フレームのハイスピードカメラとしての機能を兼ね備え、コンパクトな設計ながらプロ仕様の性能を実感できるプロダクトというイメージでした。

では、今回発売されたHERO11 Blackがどのような製品であるか、6項目に分けて見ていきましょう。

デュアルLCDスクリーン

出典:Amazon

「デュアル」とは「二次元の、二重の」という意味があり、「LCD」は「液晶のディスプレイ」のことです。

「デュアルLCDスクリーン」は、表と裏の両方にスクリーンがあり、応答性の非常に高い背面のタッチスクリーン(カメラを構えた時に目の前にある方のスクリーンのこと)でスムーズに素早く再生できます。また、前面のスクリーンでは自撮りの際のフレーミングが簡単にできるようになっており、ポートレートはもちろんVlog撮影などの用途にも最適です。

 HyperSmooth (ハイパースムーズ) 5.0

出典:Amazon

エミー賞を受賞した「ビデオブレ補正機能」は、トレイルランニングの自撮りやスポーツ全般の撮影などのシーンで威力を発揮します。どんなに大きな揺れがあったとしても、驚くほど安定したコンテンツに補正することが可能です。

また、「自動ブースト機能」で動きやスピードの程度に基づいてビデオブレ補正のレベルを自動調整し、最小限のクロップ(画像の切り取り)で最大のブレ補正を実現してくれます。さらに「水平ロック機能」は、撮影中にカメラが傾いたとしても常に水平を維持できる技術です。

カメラが360度回転したとしても、映像を水平に維持できる驚くべき機能と言えます。

Enduroバッテリー付属

出典:Amazon

アウトドアやスポーツなど外で使用することで気になるのがバッテリーの容量ですが、「HERO11 Black」には長時間使用することができる「Enduroバッテリー」が付属しています。

「Enduroバッテリー」は高山や雪の中などの低温環境下でのカメラ性能が大きく改善されており、さらにこれまでのGoProカメラ製品のバッテリーと比較しても、常温環境下での撮影可能時間を最大38%延長させることに成功しています。

最新のHyperView

出典:Amazon

「HERO11 Black」専用のデジタルレンズは、新型のイメージセンサーを駆使して「アスペクト比8:7」の映像を撮影することができます。さらに「広角16:9」のショットで出力することで、特殊なテクニックがなくても臨場感の溢れるビデオ撮影が可能です。

また、撮影したビデオから24.7MP(メガピクセル)、つまり2,470万画素もの高画質な写真を簡単に切り出すことができるため、シャッタータイミングを逃したとしても心配無用です。

10億色を超えるカラー

出典:Amazon

「10-bitカラー」機能を使用して撮影すれば、ディテールを鮮やかに、グラデーションをよりなめらかに映すことができます。対象をよりリアルに表現することが可能で、荒天時や夜間などを含めた全てのシーンをイキイキと蘇らせます。

アクションカメラにおいて10億色の色表現が可能になったことは今までになく、非常に革新的なポイントと言えます。

【中見出し】新たなナイトモード

出典:Amazon

夜間の撮影は技術がないと難しいものですが、「HERO11 Black」には日が沈んだ後の屋外の景色や洞窟の中などの暗い場所での撮影もクリエイティブにしてくれる、新しいナイトモードが3つ備わっています。夜景などの撮影に使う「タイムラプス(1枚ずつ撮影された写真をつなぎ合わせて、コマ送り動画にする撮影手法)」を、全く新しいレベルに引き上げてくれるモードです。

1つ目は「スタートレイル」です。地球の自転と夜空に点在する星の光を利用し、美しい弧を描く「光跡」として撮影することができます。

2つ目の「ライトペインティング」機能は、動く光によって「ブラシストローク(勢いのある筆の動きという意味)エフェクト」を画面上に作成することができます。

3つ目の「ライトトレイル」機能を使えば、夜の高速道路などで走る車のヘッドライトなどを利用し、眩い光跡を撮影するなどアーティスティックな作品づくりが楽しめます。

GoPro11に最適なモジュール

これまでご紹介した機能をさらにバージョンアップさせ、「HERO11 Black」をよりパワフルなクリエーションツールにするためのモジュール(機能単位)を3つご紹介します。 

出典:Amazon

「Maxレンズモジュラー」は、「Max HyperSmooth」によりさらに強力なビデオブレ補正を可能にします。またGoPro全製品中最大の155度にも及ぶ広角ショットを実現する「Max SuperView」は、これまでにないほどのダイナミックでワイドな撮影を実現できます。

 

出典:Amazon

「メディアモジュラー」は、機体に備わっている入出力端子「HDMIポート」と「メディアモジュラー」を設置するために使う器具「コールドシューマウント」などと一緒に装着させることで、創造力をさらに発揮する指向性マイクです。Vlogやライブストリームでの利用に適しており、高い耐久性により風の影響によるノイズも気になりません。

出典:Amazon

「ライトモジュラー」は、軽量で耐久性・耐水性に優れたLEDライト装置です。これにより、どんな状況であっても被写体
を広く、なめらかで均一な光によって照らします。なお、HERO11 Blackに装着する場合は、メディアモジュラーを併用する必要があります。

販売価格・販売時期

「HERO11 Black」の販売開始日は、2022年9月14日です。GoPro公式ホームページより購入する場合、正規販売価格は78,000円となっています。

ただし、GoProのコンテンツやサービスを定期的に利用できるサブスクサービスに加入すると、本体を62,000円で購入できます。また、翌年からGoProに納める料金として年額6,000円の支払いが発生する、というプランもあります。

なお、Amazonなどを始めとする通販サイトなど、より安く購入できる店舗もあります。

Amazonで見る

 

編集後記

アウトドアや激しい動作を伴うシーンで活躍する「アクションカメラ」ですが、そのパイオニアとも言えるのがGoPro社の製品です。

アクションカメラの特徴はコンパクトで軽量、防水設定でタフであることですが、今回新しく誕生した「HERO11 Black」は、裏両面にスクリーンが装備されておりスムーズな使用感を実現しています。驚異的なブレ補正機能により、安定した美しい画像・動画の撮影が可能になりました。

標準装備だけでも十分魅力的な撮影が可能ですが、もっとパフォーマンスを高めてみたいというこだわりのある方は、レンズやマイク・ライトのモジュールと組み合わせて、さらにエキサイティングでハイレベルなパフォーマンスを実現しましょう。

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2022.11.14