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大盛況の中で幕を閉じた東京モーターショー2019!
モビリティという領域に留まらず、生活する人にとってワクワクするような「未来の暮らし」や「未来のモビリティ社会」を感じられるショーとして開催された今年の東京モーターショー。
様々なコンテンツを通して未来の可能性を感じられる場となる事をビジョンとして掲げていた今年のモーターショーは、大人も子供もワクワクするようなエンターテイメントがたくさん用意されていました。
そんな中でもひときわ注目を浴びていたのが日本で初めてFAI公認で開催されたドローンレース『FAI Drone Tokyo2019Racing&Conference』(以下、FAI DTRC2019)です。
東京でこのような大規模なドローンレースが開催されるのは初めての試み。日向坂46による音楽ライブ×ドローンレースというスペシャルコラボでも注目を浴びました。
「FAI Drone Tokyo 2019 Racing and Conference」について
スカイスポーツにおける国際組織である、FAI (国際航空連盟、Fédération Aéronautique Internationale 以下 FAI) が日本での実施を初めて公認したイベントであり、日本初のFAIの規定に準拠したドローンレースです。ドローンレース決勝日では「日向坂46」の音楽ライブと合わせて実施しました。FAI Drone Tokyo 2019 Racing and Conference(以下、FAI DTRC2019)についての詳細はホームページをご参照ください 。11月1日は東京ビッグサイト会議棟6Fにて、ドローン前提社会を目指した大規模なカンファレンスも開催しました。
そんな各業界から熱い注目を浴びたFAI DTRC2019。国内外から集まった 42 名(うち 3 名棄権)のトップパイロット同士による、 1/1000 秒を争うデッドヒートを制したのは『日本最速の男』と呼ばれる岡 聖章(おか たかふみ)選手です。

(岡聖章選手にDTRC2019 実行委員会副委 員長 千葉功太郎氏からトロフィー贈呈の様子)
今回『ビバ!ドローン』はレース終了後の岡選手にショートインタビューを決行!編集長の中村が、岡選手にレース直後のリアルな気持ちをお伺いしました。
岡聖章選手 特別インタビュー
中村 数々のドローンレースでトップ通過をしている岡選手ですが、予選6位からの驚異の追い上げ優勝でしたね!今回のコースは難しかったですか?
岡選手 実は機体の仕様を予選と決勝で変えていて…。今までの大会とは少し違うセッティングをしていたのですが、テストする時間が短く予選では思うように調子が出ませんでした。決勝に向かうにつれ、徐々にペースを立て直せました。
中村 そうだったのですね!ちなみに仕様をどう変えたのですか?
岡選手 指を動かした量で機体の傾きは変わるのですが、その様なところを調整して臨みました。
中村 繊細な調整がレースにそのまま影響するのですね…。今回のレースは日本初のFAI公認のドローンレースという事で、参加選手は順位によってFAIのポイントがつきます。どの様な気持ちで臨みましたか?
岡選手 もちろん優勝を目指していました。前半は調子が出ませんでしたが…。
中村 決勝前はどの様な気持ちでしたか?
岡選手 予選くらいが一番こわくて。準々決勝くらいから徐々に自信がついてきて、このまま行こうと思いました。ドローンを飛ばすたびに、調子を取り戻していった感じです。
中村 東京でこの様な大規模なドローンレースは初めての開催でした。参加されていかがですか?
岡選手 僕は一番最初のドローンレースから出場していて、東京モーターショーでこういった形できるのは本当に嬉しかったです。また開催して欲しいです。
中村 今回、初めてドローンレースを観た人も非常に多かったと思います。そういった方々に向けてメッセージをお願いします。
岡選手 初めてドローンレースを観てもらえるのは自分としても本当に嬉しくて、今回レースを観てちょっとでもやってみたいなと思った方は是非チャレンジしてもらいたいと思います。
中村 ドローンレースは今後も更に盛り上がっていきそうですね。岡選手、ありがとうございました!
FAI DroneTokyo2019Racing 結果発表

(写真左から、4 位 小松良誠選手、2 位 川田和輝選手、1 位 岡貴文選手、3 位 上関風雅選手、DTRC2019 実行委員会副委員長 千葉功太郎)
順位 |
名前 |
国 |
紹介 |
1 |
岡 聖章(オカタカフミ) |
日本 |
ジャパンドローンリーグ(JDL)ランキング1位 |
2 |
川田和輝(カワダカズキ) |
日本 |
小学校 5 年生、10 歳 |
3 |
上関風雅(カミゼキフウガ) |
日本 |
小学校5年生 11歳 |
4 |
小松良誠(コマツリョウマ) |
日本 |
高校1年生 16歳 |
FAI DTRC2019実行委員会より 今後の展望について
今回は、様々なスカイスポーツを行う国際組織、国際航空連盟(FAI)が新たなドローンのリーグ制度やプロテストといった本格的な競技化検討を行う中で、試験的にチャレンジカップという特別戦が実現されました。
今後は日本においても、国内の FAI 役員管轄の下、日本航空協会と連携し、ドローンの社会実装 のために必要な国際標準を構築するための貢献をしていきたいと考えております。 そして、ひいてはまだ発展段階にあるエアモビリティ についても、車の国家免許制度、技術発展 がレースを通じて培われたように、今後の取り組みにおいて、空のインフラ革命への一手としてレギ ュレーションや機体性能にイノベーションを起こすことに貢献したいと考えています。
編集後記
国内初のFAI公認で開催された大規模なドローンレース&カンファレンスである『FAI DroneTokyo2019Racing &Conference』ドローンレースだけでなく日向坂46によるスペシャルライブやe-スポーツも組み合わせた新しいエンターテイメントとして3000人以上の方が来場しました。
会場は始終、大盛り上がり!楽しいコンテンツ満載でドローンレースの魅力を思う存分、感じることができる大会でした。老若男女が同じ土俵で戦えるスポーツだからこそ、選手の個性が光っており、最新のレースシステムにより高速のレースも非常に楽しく観戦することができました。
これから更に盛り上がりを見せるであろうドローンレース。今後も目が離せません!
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