番犬ならぬ「番ドローン」!?
家主が外出時に室内を警備をしたり、スマホ経由で操作することで「自分の分身」として家の中を移動して映像をみたり会話をしたりできるドローン『Aevena Aire Robot』が #Kickstarter に登場しました!
もくじ
自宅やオフィスの見守りにドローンは使えるか?
室内で使用するドローンと言えば、撮影に特化した『Airselfie』や『Hover Camera Passport』がありますが、『Aevena Aire Robot』は一歩進んで「空飛ぶ見守り&お手伝いロボット」としての機能を備えたドローンです。
室内用ドローン『Aire』の機能
Aevena社がキックスターターのページで公開している情報によれば『Aire』は、アマゾンのボイス・アシスタント『アレクサ』経由で音声による操作が可能。具体的には声で指示を出して記念撮影をしたり、アプリ経由で室内の監視や撮影ができるとのこと。
Aireの概要
- 正式名称:Aevena Aire Robot
- 開発元 :Aevena社
- 値 段:699米ドルの出資でベータ版が入手可能
- 発 送:2019年1月予定
- 重 量:公称約1,587グラム
- サイズ :約30.5×30.5×40.6cm
- 飛行速度:秒速1メートル
- 飛行時間:公称約8分間(充電時間30分)
Aevena Aire Robotをキックスターターでみる
室内用ドローンは意外と実用的?
デモ映像だけを見ると「ヒモで吊っているのでは?」と思わなくもない挙動でしたが、以下の映像を見ると2015年に開発が始まってから、徐々に障害物回避などの性能を高め、現在の形に進化している様子が見られます
※動画が埋め込みに対応していなかっため、リンクのみの掲載となります
室内用ドローン『Aire』の開発の歴史
リアルな環境で実際に飛行している様子はこちら。
室内用ドローン『Aire』が飛行する様子
一般的なドローンと比較して、飛行時の騒音レベルがどの程度なのか、という動画も公開されています。
室内用ドローン『Aire』の飛行音
一般市場向けには類似コンセプトの製品が存在していないので、突拍子もない印象を受けるかもしれませんが……意外と段差が多い室内では「ロボット」を空中で移動させることにメリットがあります。また、仮に日本で利用する場合を考えると、屋外での完全自立飛行は航空法により規制されていますが、室内であれば問題なく使用できる点はアドバンテージ。掃除などの理由で床と接している必要があるロボット以外は、空中を移動した方が室内では役に立つかもしれませんね。
編集後記
最初は「ぜったいネタだろ」と思ったのですが、見ているうちに欲しくなってきました。物を掴んで運べるようになると、もっと便利ですね。