人間を乗せて空を飛ぶバイク型の乗り物をドバイ警察が導入したと、ワシントン・ポストなどが報じています。
A flying motorcycle that can hover above traffic and be used in rescue scenarios is to become part of the Dubai police force ahead of Expo 2020.
2020年のエキスポに先駆け、ドバイ警察は道路の上を飛行しレスキューなどに使用できるフライング・モーターサイクルを導入する。
もくじ
空飛ぶバイクをドバイ警察が導入
パイロットが乗り込む航空機に関しては「ドローン」と呼ばないのが通例ですが、ちょっとややこしいのは、このホバーバイクはオペレーターによる遠隔操縦(もしくは、プログラムによる自動航行?)にも対応している点。ホバーバイクでもあり、ドローンでもあり、なんでもあり! みたいな感じです。
ドバイ警察は安全上の理由で飛行高度を6メートル以下に設定するとしていますが……「落ちる心配があるなら、最初から飛ばすなよぉ」という気がしなくもありません。
Dubai police showcase new ‘hoverbike’ for police force
ちなみに、上記のインタビューでは、ドバイ警察の関係者と見られる顔の濃い男性が「ホバードローン」と呼んでいるので、まだ、現地でも呼称は定まっていないのかもしれません。
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製造元はロシア企業
このホバーバイクを製造しているのはhoversurf(ホバーサーフ)というモスクワにオフィスを構えるロシア企業。同社のYouTubeチャンネルでは歴代のプロトタイプたちが見られる動画が公開されています。
Evolution of prototypes
やたらと音楽で煽ってくるスタイルのプロモーション映像。
Hoverbike Scorpion-3 TRAILER 2017
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おまけ:ドバイの空飛ぶ消防士
ドバイでは警察に負けじと、消防署もがんばっているようです。こちらの動画で紹介されているのは、空を飛びながら橋の上で炎上する車両に放水する消防士。もはや、実用性云々にツッコミを入れること自体がナンセンス。ドバイは夢と可能性の都市なのですよ。
Dubai Civil Defense unveiled the flying firefighter “Dolphin”
というわけで、ネタかと思ったらどうやら本当らしい「ホバーバイク警察 in ドバイ」。もしも、日本で実用化されたら、あなたは乗ってみたいですか? ぜひ、ビバドローンの公式フェイスブックページにコメントをお寄せください。