毎日の暮らしに欠かせないドライヤー。
ライフスタイルの中でも使用頻度の高いアイテムだからこそ、こだわりのあるものを選びたいと思う方も多くいらっしゃるはずです。
今回の記事では、ドライヤーの選び方やおすすめ商品を価格別にご紹介しています。
人気メーカー別のドライヤーの特徴についてもまとめました。
是非参考にしてください。
もくじ
ドライヤーの選び方
ドライヤーの選び方1.風量
マイボイスコム株式会社の調査では、ドライヤー利用者の7割はドライヤーに期待する効果として「短時間で乾く」ことを求めていることがわかりました。
日々の生活のなかで、お風呂上がりのケアは短時間で済ませたいと考える方も多いはずです。特にロングヘアの方や夏場にドライヤーを使う場合は早く終わらせたいですよね。
また頭皮や毛髪へのダメージを防ぐためにも、早く乾かせることは重要です。
一般的なドライヤーの風量は1.1㎥/分~1.5㎥ /分です。1.5㎥ /分を超えると「風量がある」とされています。
おすすめは、1.3~1.8㎥/分です。
特に早く乾かしたい場合は、1.9m³/分以上のものを選ぶといいでしょう。
ちなみにドライヤーの消費電力(ワット数)と風量はイコールではありません。しかし消費電力が小さすぎると風量が弱く、逆に消費電力が大きすぎるとブレーカーが落ちる可能性もあるので注意は必要です。900W~1200Wが家庭用に適した消費電力なので、気になる方はこちらも合わせて確認しましょう。
参考:https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=26706
ドライヤーの選び方2.重さ
髪を乾かす時の快適さを重視するのであれば、ドライヤーの重さも非常に重要なチェックポイントです。
一般的なドライヤーの重さは、500~800gです。疲れにくさを求める方は400g以下のものを選びましょう。
また収納面では、折り畳み式やカール式ドライヤーがおすすめです。
ドライヤーの選び方3.機能の充実度
ドライヤーの機種によって様々な特徴や機能が搭載されています。
「ドライヤーを使うたび、より美しい髪の毛にする」「ダメージを抑えながらしっかり乾かす」など、最近ではヘアケアに力を入れたモデルも増えてきています。
ドライヤーに備わっている機能はそれぞれどのような効果が期待できるのか、簡単にまとめました。
温度調節
ドライヤーの風の温度を数段階に分けて調節できる機能です。
一般的なドライヤーの風の温度は100℃以上といわれており、毛髪へのダメージは避けられません。
ドライヤーの熱によるダメージを少しでも抑えたい、という方は温度を調節できる商品を選びましょう。
特におすすめなのは自動で温度調節を行う商品です。頭皮や毛髪の温度を計測して適切な温度設定に切り替えてくれます。温風と冷風の切り替えができることで髪の毛にツヤを出すこともできます。
また夏場と冬場では最適な風の温度は異なるため、一年を通して快適に使いたいという方にとっても温度調節機能の有無は重要です。
マイナスイオン
イオンは、切れ毛や髪の毛の広がりの原因である静電気を抑える効果が期待できます。
マイナスイオンが髪の毛に吸着することでキューティクルが閉じた状態となり、さらさらとした髪質を味わえるのです。
「プラズマクラスター」はプラスとマイナスどちらのイオンも出すことが可能です。「ナノイー」と呼ばれるイオンは水分を多く保有する特徴があります。
メーカーごとにイオンの発生方法や特徴が異なるので、好みに合わせて選ぶといいでしょう。
スカルプモード
スカルプとは頭皮を指す言葉。スカルプケアは熱による髪と頭皮のダメージを抑制する効果が期待できます。
ドライヤーの風温は60℃前後と低音で、頭皮や髪の毛に配慮しながら乾かすことが可能です。
ただし温度が低いため、風量がないと乾かすのに時間がかかってしまうという側面もあります。早く乾かしたいという方はドライモードである程度乾かした後、スカルプモードで仕上げるようにするのがおすすめです。
アタッチメント
ドライヤーの機能性を充実させる上で、アタッチメントは欠かせません。
例えば、吹き出し口の形を変えることで風が当たる範囲を絞ることができます。同じ風量でも風力が増すため、短時間で乾かしやすいです。また「かっさ」で頭皮マッサージができるものや、風圧を弱めてスタイリングしやすくする機能が搭載されている商品もあります。
このようにドライヤーの用途に合わせた柔軟な使い方が可能かどうかも、ドライヤーを選ぶ際には細かくチェックしましょう。
ドライヤー人気メーカー別特徴まとめ
マイボイスコム株式会社の調査によると、ドライヤー選びで重視するポイントは「価格」56.1%に次いで「メーカー・ブランド」30%台であることがわかりました。
そこで、人気メーカー別ドライヤーの特徴をご紹介します。
ダイソン(Dyson)
・機能面も充実
業界トップクラスの風量が特徴でとにかく早く乾かすことができます。
また過度な熱によるダメージを防ぎ、ツヤのある髪の毛に仕上げることも可能。
ユーザーの求める仕上がりに合わせたアタッチメントの充実具合も魅力的です。
パナソニック(Panasonic)
・自宅でヘアケアできる様々なモードが搭載
ナノイーはスチームよりも小さい微粒子のイオンです。他にも温風と冷風を交互に出す「温冷リズムモード」や風の流れをつくる「速乾ノズル」など、簡単にヘアケアできる仕様が多く搭載されているのが特徴です。
テスコム(TESCOM)
「Nobby by TESCOM」と呼ばれる高級ラインは、業務用シリーズの「Nobby」と同じモーターを使用しています。そのため自宅にいながらプロ仕様と同じ速乾力を体験することが可能です。
一方で1,000円台で購入できるお手頃な製品も数多く取り揃えられており、ドライヤーの機能性に深くこだわらないという方にもおすすめです。
価格別人気ドライヤーおすすめ9選
人気ドライヤーのおすすめ紹介:5,000円~10,000円
SALONIA(サロニア) スピーディーイオンドライヤー
・髪表面にマイナスイオンがアプローチ
・折りたたみできるコンパクトな仕様
5,000円台とお手頃価格にもかかわらず、機能面も使いやすさも抜群の商品です。
乾かす時間をより短く、髪の毛へのダメージをもっと少なくすることが可能に。
風量は2.3㎥/minでSALONIAの別製品(SL-007)に比べて、ドライ時間を30%短縮することができました。
重さも約495gと持ち運びも普段使いもしやすい形になっています。
コイズミ KHD-9930/H
・風量コントロールスイッチで好みの風量が自在に選べる
・温冷自動切換えとボリュームアップノズルで頭皮ケア
イオンバランステクノロジーは、マイナスイオンとプラスイオンを交互に発生させる機能のこと。髪の傷みの原因となる静電気やキューティクルに働きかけ、弱酸性の適切な状態に近づける効果があります。
イオンバランスの水分率を高めることで、髪の乾燥しすぎる状態を防ぎケアをしながら頭皮までしっかり乾かすことができます。
温冷自動切り替えモードでは、まとまりのある髪とツヤ感のある仕上がりにすることが可能。
ノズルも二種類の切り替えができるので自分好みの風量で使えます。
テスコム ノビー(Nobby) NB3100
・サロン仕様の大風量
ロングヘアの方や毛量の多い方におすすめな商品です。
短時間で髪の毛を乾かすことができます。
美容室でも使われることが多く、ツヤのある仕上がりを味わえます。
今までドライヤーで髪の毛を乾かしたあとにうまくまとまらなかった、とお悩みの方におすすめです。
シャープ IB-GP9-R
・プラズマクラスターで髪の毛が潤う/守る
水分を保って潤いを持続させたり、静電気を抑制するシャープ独自技術「プラズマクラスター」を用いたドライヤーです。
熱くないのに速く乾くのが特徴、さらにプラズマクラスターでヘアエステを体験できます。
シャープ独自の速乾エアロフォルムにより、大量の速い風が髪の根元まで届く高速ダイナミック風を実現。
髪の表面温度が低くても乾燥時間が短くてすむため、髪が受ける熱ダメージを抑える効果もあります。
セット用ノズルも付属しており、スタイリング時のブローにも使いやすい商品です。
人気ドライヤーのおすすめ紹介:10,000円~50,000円
パナソニック EH-NA0B-RP
・高浸透「ナノイー」搭載
・しっかり速く乾く
15年の進化を続け、「ナノイー」水分発生量の大幅アップを実現したドライヤーです。水分発生量が従来の18倍。
毛髪水分量は従来品よりも1.9倍となり、髪の表面だけだなく内部にもしっかりと水分を含ませることができます。
速乾ノズルは、強弱差のある風で素早く毛束を解します。
また「毛先集中モード」「温冷リズムモード」「インテリジェント温風モード」「スカルプモード」「スキンモード」など5つのモードを搭載し、美しくケアすることが可能です。
リファ(ReFa) BEAUTECH ドライヤー
・熱くないのにすぐ乾く
・デザインや機能性が高い
美容師が推すドライヤーとして注目のドライヤーです。
ドライヤーから出る熱と髪の水分量をコントロールするテクノロジーを搭載しており、プロフェッショナルの技術をおうちで体感できます。
仕上がりはサロン帰りのようなしなやかな髪の毛に。
フィリップス BHD827/17
・熱に頼らず乾かすことで髪をダメージから守り、潤い・ツヤのある髪へ
・よりパワフルな風量で、速く髪を乾かすことができる
一人一人の髪の状態に合わせ、熱に頼らず乾かすことでツヤと潤いのある髪の毛に仕上げるドライヤーです。
SenseIQテクノロジーは、赤外線センサーにより毎秒30回髪の温度を感知。インテリジェントマイクロプロセッサーがドライヤーの温度と風量を自動調整していく形で連携し、過度な熱から髪を守ります。
4つのアタッチメントが付属しており、ドライ・スタイリング・スカルプと用途に合わせて様々な使い方ができるのもポイントです。
シャープ IB-WX1-P
・ヘアケアしながら乾かせる多彩なモードが搭載
サロン発想のドレープフローにより、速乾力がアップしました。
サロンでは、髪を速く髪の毛を乾かすためにサロンでは片手に二台のドライヤーを持って髪の毛を乾かすことがあります。
これにヒントを得て開発したのがドレープフローです。左右二つの吹き出口から出る風は髪の毛を立体的に押し分けて乾かします。
これにより美しい髪を維持することができます。
ノズルが短くコンパクトな腕の動きでヘアドライをラクに行えるのもポイントです。
人気ドライヤーのおすすめ紹介:50,000円以上
レプロナイザー 4D Plus
・まとまりのある髪に仕上げたい方におすすめ
リュミエリーナ独自の技術により髪内部に直接作用して髪質を向上させることができます。
パサついた毛先やうねり、広がりのある部分には「レプロナイザー4D Plus」の温風と冷風を繰り返しあてていきましょう。ツヤのあるしなやかな髪の毛に仕上がります。
乾いた髪の毛の頭皮にレプロナイザーの風をあてることで、「根元が立ち上がりにくい」「髪割れしやすい」というお悩みを解消します。
ハリやコシが欲しいという方も、髪の流れにそって風をあてることで美しい仕上がりにすることができます。
ドライヤーで髪の毛を乾かすときのポイント
ポイント1.タオルドライで髪の毛の水分を取る
ドライヤーを使う前に、タオルで髪の毛の水分をある程度拭き取ることが重要です。
ただし、頭皮をゴシゴシとこするように拭くのはNG。
次のポイントを押さえてみましょう。
・頭全体を覆うようにして水分をとる
・毛先を挟むようにして水分をとる
・タオルにしっかり水分が吸収されるようにしっかり頭を包む
ポイント2.ドライヤーの使い方を意識する
次のようなポイントを意識してみましょう。
最初は根元を乾かして、だんだんと髪の毛の表面にドライヤーの風をあてるようにすると綺麗にまとまりやすくなります。
・ドライヤーと髪の毛の距離は20センチ以上離す
・キューティクルの流れにそって、斜め上から風をあてる
・手ぐしをしながらドライヤーをあてる(内側から外側へ)
・だいたい乾いたらコームをブラシを使いながら、内側から表面へドライヤーをあてる
・仕上げに冷風をあてる
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