終電を乗り過ごしたらドローンに乗って帰宅!
そんな時代がもうスグそこまで来ているかもしれませんよ。
一般的にドローンと言えば、DJIの『ファントム』シリーズやGoProの『カルマ』のように、離れた場所から操縦する無人機のことを指すのですが……それだけに飽き足らず人間を乗せて空を飛ぶことを目指す「ドローン」たちが存在するのです。しかも、そのうちのいくつかは既に飛行実験を成功させているというからワクワクするじゃありませんか!
というわけで、今回の記事では、人を乗せて飛ぶ「ドローン」が実際にどんな感じで動くのかがわかる動画を集めてみました。まぁ、ここはひとつ「人が乗って操縦したらドローンじゃないだろ」というツッコミは忘れて、未来感あふれる乗り物たちの姿をお楽しみください!
もくじ
水の上を飛ぶ「ドローン」が夏の風物詩になる?
キティー・ホーク・フライヤー(Kitty Hawk Flyer )
こちらは2017年7月10日に米国サンフランシスコのベイエリアで撮影された1人乗り用「ドローン」の飛行映像です。『キティー・ホーク・フライヤー』と名付けられたこの機体は、電力でモーターとプロペラを回すという仕組み。いわば、大型化した市販のドローンの上に人を乗っけて飛ぶような感じですね。ちなみに、この「ドローン」は陸ではなく水の上を飛行することを前提に開発されたとのこと。万が一の際にも、落ちるのが水の上であれば地面に叩きつけられるよりは安全そうです。
公式サイトには「免許不要で、わずか数分で飛び方を習得できます」と書かれていますが、本当にそんなにうまくいくのかは不明。とは言え、実際に飛行している様子を収めた映像では、かなり安定感のある飛行を見せており、刺激を求める人たちに向けた趣味の乗り物としては既に十分実用レベルに達している印象です。
少し前には「友だちの家にドローンで行ってみた」的な謎すぎる設定のムービーも公開されており、こちらは約2ヶ月半で300万回近く再生されるという人気ぶり。「湖畔限定かよ!」と思いつつも、水しぶきをあげながら空を駆け抜ける「ドローン」に乗るのはなかなか気持ちよさそうで、夏場のアクティビティとして体験できるなら「乗ってみてもいいかな」と思わせる仕上がりになっています。
なお、発売予定は2017年後半とアナウンスされており、実用化は間近です。
自動操縦で目的地にまで運んでくれる空中タクシー
EHANG184(イーハン・ワン・エイティ・フォー)
2017年夏にもドバイで定期運行を開始する予定という『EHANG184』は1人乗りの空飛ぶタクシーです。
※ 空飛ぶタクシーの登場は02:07頃から
備え付けのタブレットから飛行コースを設定すると、自動でそのルート上を移動してくれるという仕組みで、電力により8枚のプロペラを回して飛びます。1枚にアームにプロペラが2枚装着されているのは、1枚が故障しても飛行を続けられるように2重化しているためとのこと。なお、約25分の充電で最大約23分の飛行が可能だそうです。また、一般のヘリコプターなどと比べた場合のメリットとして、離着陸に必要なスペースが狭いことが挙げられており、車2台分の駐車スペースと同じ面積があれば降りたり飛び立ったりが可能だそうです。
ちなみにCNNマネーのインタビューでCEOが語るには「184」の名前の由来は「1人のり、8つのプロペラを搭載、4本のアーム付き」だからだそうです。ということは、2人乗りの『EHANG284』なども企画されているのでしょうか……?
・参照:Ehang公式サイト
さぁ、というわけで、実用化が間近に迫る人を乗せて空を飛ぶ「ドローン」の動画はいかがだったでしょうか?
みなさんは、「ドローン」に乗ってみたいですか?
それとも、まだ怖くて乗れませんか?
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