ワイズ技研がドローンによる農業DX事業「Y’sSmartAgri」を徳島県小松島市で実施

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ドローンやIotを活用したスマート農業に関する研究・サービス開発を手がける株式会社ワイズ技研は、地域住民の健康で幸せな暮らしを創造することを目的とする一般社団法人いきいきファーム立江【英語表記:Farm19】(徳島県小松島市、代表理事:吉田敦也(徳島大学名誉教授))の圃場で、ドローンを使用したオーガニックの酒米(山田錦)種籾直播を日本で初めて*1実施しました。

*1オーガニック栽培の酒米山田錦のドローンからの直播例(2021年5月12日現在株式会社ワイズ技研調べ)

<企画背景>田植え作業に関わる負荷軽減に向けたドローンの利活用

農業に関わる従事者は、担い手の減少と高齢化の進行等により労働力不足が深刻な状況。農業従事者数(個人経営体)は5年前に比べ▼22.4%、農業従事者数に占める65歳以上の割合は約70%*2。また、労働力不足解消に向けて外国人材の受け入れを推進してきましたが、コロナ禍に伴う入国制限により見通しが立たない状況です。

ワイズ技研では、ドローンを利活用した農業業務の効率化に向けて2018年『SkyFarmⓇ』プロジェクトを立ち上げドローンでの散布事業を開始致しました。

全国各地の様々な圃場で多様な農作物への散布事業を通じ、地元農家、農業普及委員、地元農協などの現場の生の声を聞き、稲作で作業負担が大きい田植え業務をドローンで行うことで業務負荷軽減を実施させるために、ドローンで水田に種籾を直接播種する「直播」の実施検討を行い本年度より本格的に開始致しました。

このドローン直播には、アグリイノベーションを推進する株式会社マイファーム(京都府京都市、代表取締役:西辻 一真)の協力を得て、種籾を鉄粉でコーティングした鉄コーティング種子を使用しています。

従来ハウスで行われてきた種子からの育苗や、苗床を運ぶという重労働が不要となり、 効率化と負担の軽減が達成できます。 種籾の直播自体は、 これまでも各地で試行されてきましたが定着に至っておらず、ドローンやIoTデバイスの農業への実装が始まる中で、 改めて注目される手法となっています。

Y’sSmartAgriでは、直播の課題を改めて検討しクリアしていくことで、運用を現実的なものにしていく方針です。

*2:農林水産省「農林業センサス」より

<Y’sSmartAgriの特長>
地元団体と連携した地方活性化プロジェクト

株式会社ワイズ技研と一般社団法人いきいきファーム立江は、テクノロジーを積極的に活用することで、立江町の古民家を拠点に農作物の栽培や場づくりを通して人とひとの輪を広げ、健康的で幸せを感じられる地域づくり、場づくりに取り組みます。

なお、今回現場入りしたドローンチームメンバーは、コロナ禍の二次被害拡大を防ぐために事前にPCR検査を行い陰性確認してから現場で作業を実行したようです。

一般社団法人いきいきファーム立江についてはホームページをご参照ください。
ホームページ:https://farm19.jp/

今後の展開:スマート農業「Y’sSmartAgri」による更なる業務改革へ

株式会社ワイズ技研は、ドローンでの各種散布だけでなく、様々なIotデバイスやAI並びに各種スマートテクノロジーを用いたスマート農業のサービスブランド「Y’sSmartAgri」により農業のDXに貢献します。

また、播種後の収穫までの間をドローンで生育状況を撮影・解析し、データに基づき最適なタイミングで的確な作業を行うことで、データに基づいた精密かつ効率的な農作業を実現させることを目指し、若い人材が積極的に農業に携わるきっかけとなる環境作りを通じて、地域の活性化に貢献していきます。

 

 





2021.05.19