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サッカーワールドカップでも活躍!スポーツの分野で活用されるドローンの事例をご紹介!

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近年、ドローンの「民主化」が加速してきたように思えます。軍事兵器として使われていたと思いきや、今や肥料散布の農業用機械として、そして誰もが空撮に挑戦できる趣味用玩具としてなど、私たちの身の回りでも多くみられるようになってきました。

そんなドローンですが、実はスポーツ分野での活躍が注目されています。先日カタールで開催されたサッカーワールドカップでも多用されていて、開会式での演出、セキュリティといったところでも使われていたようです。今回はスポーツという文脈でどのようにドローンが役に立っているのか、どのような可能性があるのか、などを紹介していきたいと思います。

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サッカーの練習や戦術分析で活用されるドローン

さて、さっそくドローンがどのように活躍しているのか紹介していきたいと思います。
まず、「練習の段階」でドローンは活躍しています。

サッカーワールドカップ中、日本代表の練習では、ドローンを飛ばして選手の立ち位置を把握、そしてそれぞれの選手の癖、ボールパスのコースの分析などを可視化していたようです。今まではアナログなホワイトボードなどを使っていたようですが、このドローンの導入によって選手は正確に、そして効率的に自分たちの動きを修正していくことができたのではないでしょうか。

ピッチに大型モニターを持ち込んで、PCと接続してそれぞれの動きを確認する、まさにハイテクな新時代の戦い方、という感じがします。日本がドイツやスペインを撃破できたことにも多かれ少なかれ影響したかもしれませんね!

東北のサッカーチーム、「いわきFC」も積極的にドローンを練習に導入しているようです。2019年に株式会社センシンロボティクス、そして株式会社ドームは、スポーツ分野でドローンを活用する方針を発表しました。その第一弾としていわきFCが対象になったようです。

選手の動きだけでなく、ピッチ全体、ボールの動き、選手間の距離、などもドローンを通して分析をすることでより効率的な戦略を構築しているようですね。また、新しい角度から選手をみられることは、ファンにとっては新鮮な体験になりそうです。今までの観戦スタイルに新たな風を吹き込むこと間違いなしです。

スポーツ中継でもドローンが活用

次に「試合の段階」での可能性を紹介しようと思います。ずばり、「中継」にドローンが使われていくということが期待されています。

実際既に、サッカーやラグビー、スノーボード、スノーモービルではスポーツ中継でドローンが使用されたことがあるようです。スポーツごとに存在するそれぞれの課題をドローンでは解決することができます。

ラグビーには、「たくさんの選手が重なって、見たい選手が見られない」という課題があります。

ドローンでは手動カメラでは撮ることができない場所からの瞬間を捉えることができるため、「他の選手の影になって見えない」なんてことも解決できてしまいます。

サッカーには、「ボールから離れている選手の様子がわからない」というもやもやがあります。ボールがゲームの中心になるため当然といえば当然ではあるのですが、ボール周辺の選手のみしかフォーカスされません。ドローンはズームイン、ズームアウトも様々な角度から自由自在にできるため、ピッチ全体を映し出すことが容易です。上空から見渡すことができるので、両チーム全体の動きを楽しむことができます。

また、スノーボードやスノーモービルなどのウィンタースポーツでは今までのカメラでは表現できなかった「臨場感」を出すことができます。選手が滑走する目線に近い位置で空撮をすることで、視聴者はスリルを体験することができるのではないでしょうか。

フィールドスポーツに特化した安全、簡単にドローンを操作するアプリも

そんな可能性に溢れたドローンですが、「安全性」という面ではまだ不安を拭えないこともあるでしょう。操縦を誤ると重大な事故につながることもあるためです。実際、イタリアのアルペンスキーでは、空撮ドローンが選手の横に墜落したということもあったようです。大事には至りませんでしたが、ドローンの安全性が問題視された事件でした。

出典:https://skycoach.jp/

しかし、最近この安全性に対する不安を拭ってくれるようなサービスも出てきているようです。株式会社 Red Dot Drone Japanの「SkyCoach」というアプリはサッカーなどのフィールドスポーツでの安全を守るために開発されたドローン制御アプリです。

そもそもドローン操作では下記のような問題点がありました。
・タッチライン上のライン移動がずれてしまう
・フィールド内にドローンが誤って入ってしまう
・フィールド外の意図しない方角に飛んでいってしまう

このような事故に対処できるように、Sky Coachではコントローラー操作とアプリ上の画面をシンプルにしています。コントローラーのスティックとアプリ上でのドラッグ操作で必ず固定された範囲内での動きに制御することができるようです。

また、撮影したデータを分析しやすいように、多様な表現方法で提供してくれます。運営会社はドローン制御技術開発を専門にしていて、この制御アプリ以外では「インターネット越しのドローン遠隔操作」などにも着手しているようです。最先端技術を扱う企業からのサービスということでこのスポーツ分野での技術には多方面から注目が集まっています。

ドローン事故の多くは複雑な操作性にありますが、このようなアプリによって簡単な操作が可能になり事故も減っていくでしょう。ドローンの普及と共に、このような安全性を担保してくれるサービスは今後も増えていき、より安全に楽しめるようになるといいですね。

編集後記

「スポーツ」という文脈でのドローン、魅力に溢れていますよね。昨今人気に拍車がかかっている、「ブルーロック(週刊少年マガジン)」でも最新テクノロジーを使われている描写が目立ちます。

効率的、戦略的に練習をするというところはドローンの導入で似たような印象を覚えました。ドローンの導入によって選手も、観客もスポーツをより楽しんでいけることは間違いありません。「ドローン技術×スポーツ」の今後の更なる発展に期待大です!

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2023.01.04