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9月20日に開幕したラグビー・ワールドカップ(W杯)10月13日のスコットランド戦で日本は見事勝利を果たし、史上初の準々決勝進出を決めました。平均視聴率は39.2%で、日本勝利の瞬間は最高視聴率53.7%と、今年の全番組でトップの数字を叩き出しました。そんな日本中が熱狂したラグビー・ワールドカップ(W杯)でドローンが活躍していたこと、知っていましたか?
もくじ
ドローン空撮×スポーツ練習
今回のラグビーW杯に向けて、日本代表は様々なデータ分析を強化していました。データ分析の際に選手のプレーの精度を高める為に活躍したのがドローンです。ドローンで上空から空撮することにより、通常の視点ではわかりにくいスクラムを組んだ際の陣形や攻撃の流れを正確に把握。体格で上回る屈強な外国人選手に挑む為に精度の高い分析を行いました。
これまでの通常のビデオ撮影ではボールを持っている選手の周辺のみしか撮影できませんでした。しかし、ドローンによる撮影では上空からの広い視点から分析できる為、ボールから離れた選手の動きや、わずかな陣形の乱れや動きの遅れも見逃さずに観察することができます。
ジャパンラグビートップリーグの強豪チーム「サントリーサンゴリアス」が、実際の練習にドローンを活用している様子が撮影された動画が以下になります。
【動画】DJI Stories – 「Aggresive Suntory Rugby」
数あるスポーツの中でも特にラグビーは選手たちが密集する場面が多いため、横からの映像では状況の把握や分析が難しいという問題点がありました。その問題をドローンを活用することにより、横だけでなく上空の視点で分析することができ、ラグビーにおける戦術の考察や技術指導の向上に繋がります。
また、ラグビー以外ではサッカースクールなどでの空撮の実例もあります。上空からコートを撮影することによって、今までの視点では見ることができなかった選手の細かい動きやパスの流れを正確に分析する事ができます。今後もドローン空撮は様々なスポーツ撮影での利活用が期待されています。
ドローン空撮×スポーツ中継
今回のラグビーW杯において、『ラグビーは放送技術の発達で映えるスポーツになった』と、その撮影技法も話題になりました。ラグビーW杯における中継の「映え」ポイントの一つに、ドローンの空撮映像が使用された点が挙げられます。今回のラグビーW杯ではスクラムを真上から撮影した映像や、ペナルティキック選手を背後から撮影した映像が放送されました。
この効果的なカメラワークはスタジアム上空に張り巡らされたSkycamという「ケーブルカメラ」によるものです。自由に空を飛び回るこのカメラはスポーツ中継に革命を起こしたとも言われています。
【動画】Skycam – Innovation Nation
ラグビーやサッカーなどで選手が密集し、一見ごちゃごちゃして見えにくい部分をドローン空撮で上空から中継する事によって、観客は従来のスポーツ中継と比べると非常にクリアに観戦する事ができます。空撮の持つダイナミックな魅力はスタジアムの全体観を捉え、観客の高揚感を煽ります。スポーツの練習にも、中継にも。ドローンの空撮映像は私たちに詳細な分析データや、驚きと興奮を最大限に引き出してくれます。
ドローンのスポーツ活用には懸念点も
スポーツにおけるドローン活用は、スポーツそのものを発展させる面でも大変役に立つ要素を持ちます。しかし、イタリアで行われたアルペンスキーの競技中に撮影中のドローンが落下するという事件が起こりました。ドローンは選手のすぐ後ろで大破し、一歩間違えれば大変な大事故になっていた可能性があります。
ドローンに限らず、空を飛ぶものは全て落下する可能性が少なからずあります。空高くから大きなドローンが落ちれば重大な事故に繋がりかねないため、選手の命に関わるような危険性がある以上、スポーツで使用する事は本当に正しいのかという議論が行われています。
今回のラグビーW杯のように空のケーブルカメラを使用するなども不安要素を取り除く有効な手段の一つです。ドローンの徹底した安全管理と技術力のある操縦士が、今後ドローンがスポーツ競技でさらなる活躍をするためには必要不可欠です。
スポーツ撮影におすすめのドローン5選
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Go Pro Karma Light
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Walkera QR X350 PRO
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Parrot ANAFI
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Mavic 2 pro
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編集後記
スポーツ業界におけるドローン空撮の需要は高まる一方。ドローンで撮影することにより、普段は見ることのできない視点でスポーツを分析することや楽しむことができます。そんなドローン空撮とスポーツの相性の良さが、今回のラグビーW杯では如実に現れました。新しいスポーツの魅力を映してくれるドローン空撮。今後の活躍に期待が高まります!
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