• カテゴリ一覧を見る

ドローンレースって知ってる?あなたもきっとハマるドローンレースの魅力

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

<人気記事リスト>

時速100kmを超える高速で空を飛ぶドローン!機体をいかに速く、正確に操れるかを競うスカイスポーツがドローンレースです。中東のドバイではド派手なLEDライトが施された特設コースが設置され、賞金総額が100万ドルものレースが開催されるなど、近未来の競技として話題を集めています。

日本国内においても、近年複数の大会が開催されており、先日、日本初の東京モーターショーでFAI(国際航空連盟)公認のドローンレースの開催が発表されるなど、日本でもジワジワと注目を浴びています。

東京モーターショーでドローンレース開催!DTRC 2019最速レポート

ドローンレースって何? という素朴な疑問をお持ちの方や、ドローンレースに参加したいという方は、ぜひ、チェックしてみてください。

ドローンレースとは?

それでは、さっそくドローンレースの基本情報をチェックしてみましょう!

動画でみるドローンレース

百聞は一見にしかず、ということでドローンレースの様子を撮影した動画をどうぞ。こちらは2019年にTUNNEL TOKYOで開催されたWTW主催のTinyWhoopを使用したマイクロドローンレースの動画です。

Wednesday Tokyo Whoopers – Wednesday Tokyo Whoopers Tinywhoop WTW cup03 in TUNNEL TOKYO

ドローンレースのルール

一般的なドローンレースは、ドローン操縦士(オペレーター)が遠隔で操作する機体を用いて、一定のコース上を飛行する速度を競う競技です。勝敗の決め方はベストラップや合計タイムで競うなど、大会ごとや、予選・本戦などによっても異なります。

ルールによって、途中で墜落した時点で敗者となる場合や、1周でも回れていればそのタイムで競える場合があります。また全大会に共通するルールが無いので、観戦する際には都度ルールをチェックしないと見ていて「???」となる場合があります。

大会には、通常はメインの操縦士と機体の調整などを行なうメンバーで構成されたチーム単位で参加します。近年は海外でも日本でも複数の大会が行なわれており、スター選手になれば世界を股にかけて活躍する場合も少なくありません。

ドローンレースの魅力

そもそも「ドローンレースってどこが面白いの?」という素朴な疑問。ここでは、ドローンレースの魅力をご紹介します。

①近未来感を味わえる

株式会社A.L.I. Technologies,ドローンレース,東京,

ドローンレースはLEDライトをふんだんに使用した機体やコースを使用する場合が多く、宇宙のような世界観の中でのレースを魅せてくれます。

最近はFPV(一人称視点)ゴーグルを使用したレースが盛り上がっており、まるでドローンに自分が乗り込み飛び回っているかのような新感覚のレースを体験することができます。

World Drone Prix 2016 Dubai – Final Race

②スピード感とスリルを味わえる

初めてドローンレースを観戦する人はそのスピード感やスリルに驚くはずです。

コースの条件が良ければ、ドローンが直線を通過する際の速度は時速100kmを超えます。想像を超えるこのスピード感はぜひ間近で体験していただきたい!FPVによる映像を見ると「スター・ウォーズ」のワンシーンを思いつく方が多いかもしれません。

高速道路における自転車の最高速度が100kmなので、ちょうどそれと同じ速度を、年齢や性別を問わず出すことができます。

複雑なコースではドローンの操縦技術も試されます。華麗に動き回るドローンの視点を観客も体験でき、今までにない臨場感溢れるレースを観戦することができます。

③オペレーター同士のアツい戦いを観れる

ドローンレースの最大の魅力とも言える点は、年齢や性別が関係なく同じ土俵で戦えること!

例えばハンディキャップがある方でも、ドローンレースであれば時速100kmの速さで競うことができます。

先日、小学生ドローンレーサーの上関風雅くんが日本初、国内大会で2冠を達成したことが話題になりました。

賞金総額100万ドル(約1億1000万円)の国際ドローンレース「World Drone Prix」では15歳の少年が世界最速タイムを叩き出し、賞金25万ドル(約2845万円)を獲得するなど、その賞金額の大きさでも注目されています。
ドローンレースは身体の大きさや力の強さなど関係なく戦える、可能性に溢れたスカイスポーツです。

ドローンレース用の機体

レース用ドローンの機体

ドローンレース大会にもさまざまなクラスがあり、DJI製などの市販の機体でそのまま出場できる場合もありますが、本格的なレースとなればパーツを組み合わせて自作した機体で参加する必要があります。

ドローンの構成

ドローンレース用マシンを自作する場合は、ざっくりと以下のパーツを買い揃え、はんだ付けやネジ止めなどをして組み上げます。

ドローン本体のおもな部品

  • フレーム
  • モーター
  • プロペラ
  • FC(フライトコントローラー)
  • ESC(モーター制御)
  • バッテリー
  • 送信機
  • カメラ

ドローン本体以外に必要な物

  • プロポ(コントローラー)
  • FPVゴーグル

機体が完成した後は、制御ソフトウェアの調整も必要になるため、初心者が独学で完成させることは容易ではありません。まずは、パーツショップを見つけアドバイスを受けながらつくるか、すでに制作経験がある人と一緒につくるのがおすすめです。

レース用ドローンの購入方法

レース用ドローンのキットやパーツを購入したいという場合にネットショッピングで利用できるお店をピックアップしました。

国内通販サイト ※ 順不同

» HOBBYNET JAPAN

» GOLD STONE PRODUCTS

» エアクラフト

» ORI RC

» おと×ラジ通販

» GOOD FPV

Amazon

» Hobbypower (ホビーパワー)

» ARRIS(アリス)

この他にもおすすめのサイトをご存知の方は、ぜひ「ビバ! ドローン公式ツイッター」までお知らせくささい。また、ショップ様からのご連絡も大歓迎です!

ドローンレース練習

ドローンレースの練習方法

2015年からFPVドローンレースを始め、ドバイの大会にも出場したという細谷元さんが説く「FPVドローンレース練習 最短最速で上達するための5ステップ」という記事に細かい練習方法が掲載されているのでおすすめです。

シミュレーターを利用した後、段階的にドローンの操縦補助機能をオフにして、最終的にレースに対応できる高速飛行を身につけるステップが紹介されています。

ステップ1−−基礎練習(目視)
ステップ2−−FPVコンピューターシミュレーション
ステップ3−−屋外でのFPV練習(Horizon Mode)
ステップ4−−屋外でのFPV練習(Acro Mode)
ステップ5−−高速&アクロバティック練習(上級者)

» FPVドローンレース練習方法 最短最速で上達するための5ステップ | CATALYST

また、ドローンの飛行練習をする際には、うっかり航空法などに違反してしまわないよう、事前に手続きが必要な場合などを確認するようにしましょう。以下の記事では、ドローン利用時に確認するべき内容をまとめていますので、ぜひ、チェックしてみてください。

» 本当に知ってる?ドローン飛行許可が必要な場合13例:2017年版

ドローンレースの練習場

ドローンレース専門というわけではありませんが、ドローンの飛行が可能がスペースが提供されている場所をご紹介します。近所が人口集中地域などので練習ができない場合は以下のような施設を利用して、ドローンレース出場に向けたテクニックを磨きましょう!

» 宮城県柴田郡
飛行スペース 宮城

» 福島県 福島市
東北ドローンレース倶楽部 – dronerace ページ!

» 新潟県南魚沼市
舞子高原ホテル|ドローンフィールド

» 石川県金沢市
金沢ドローンフィールド

» 栃木県佐野市
とちぎUAVフィールド

» 埼玉県さいたま市
SAITAMAドローン練習場

» 神奈川県 横浜市
神奈川 SKY GAME SPLASH-ドローン・エアレース・サーキット

» 神奈川県横浜市
セキド ドローンフィールド

» 千葉県千葉市
千葉 SKY GAME SPLASH-ドローン・エアレース・サーキット

» 茨城県古河市
Blue Max Skynet

» 東京都墨田区
東京23区内初ドローン練習場 LIONS FACILITY(ライオンズファシリティ)

» 静岡県富士宮市
ドローン | あさぎりフードパーク

» 奈良県大和高田市
全天候型 ドローン練習場

» 島根県浜田市
インフォメーション|アサヒテングストン

» 福岡県
福岡 ドローン スカイネット (JIDPA by SKYNET)

» 沖縄県国頭郡
ドローン空撮撮影、講習なら【南天ドローンパーク】沖縄 | 出張可

手軽に楽しめるマイクロドローンレースにも注目

値段を確認する▶

 

機体を自作して、目視外飛行などの申請をクリアしないと出場できないドローンレースは、本格的だからこその醍醐味があるものの、ビギナーにはハードルが高いのも事実。そのため、より手軽に楽しめる入門者向けとしておすすめなのが、マイクロドローンを利用したレースです。

国際ドローンレーサーの白石麻衣さんが代表を務めるタイニーウープコミュニティWedenesday Tokyo Whoopers(WTW)では毎週水曜日にイベントを開催しており、タイニーを使用したマイクロドローンレースも主催しています。

気になる方はHPをチェックしてくださいね。

»Wednesday Tokyo WhoopersWTW

まとめ

日本でも先日FAI公認のレースが東京モーターショーで開催される事が発表され、ますます盛り上がりを見せるドローンレース。

東京モーターショーでドローンレース開催!DTRC2019最速レポート

ここ2~3年から本格的に始まったということもあり、初心者の方でも努力次第では十分に表彰台が狙える、新しい可能性に満ち溢れた競技です。

気になる方は、まずは観戦をされてみてはいかがでしょうか?新感覚の高速レース体験にハマること間違いなしです!

<最新記事>

2019.08.28