ドローンの資格??『ドローン検定』気になる取得のメリットと活用方法

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ドローン関係の資格を取得したいと考えた時に、多くの方が『ドローン検定』を思い浮かべるのではないでしょうか?『ドローン検定』は業界認知度が高く、全国で受験できるのも人気のポイントです。では、ドローン検定を取得すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

今回の記事では『ドローン検定』取得のメリットと、活用方法について解説していきます。

ドローンの資格を取得するメリットは?

ドローンは測量やインフラ点検といったビジネスシーンでの利活用はもちろん、レジャーでの空撮やレースなどのホビーにも強うできる便利で楽しい最新ガジェットです。

小型のトイドローンやホビードローンであれば1万円以下の手頃に購入できる機体も数多く販売されており、老若男女を問わず簡単に操縦できることも、ニーズの拡大を後押ししています。

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私たちの生活にだんだんと浸透してきたドローン。しかし、気軽に触れられるからこそ、ドローンに関する事故が増えているのも事実です。

ドローンに関連の検挙数が過去最多に

2019年に警察が摘発したドローンに関する事件が、過去最多の100件を超えたことが警視庁の報告より明らかになりました。去年1年間で空港や住宅密集地域(DID)の上空などの禁止区域でドローンを無許可で飛行させたとして摘発された事件は111件にものぼり、前年の2018年よりも29件も増えました。

ドローン関連の検挙件数、2019年は過去最多の100件超え

東京五輪・パラリンピックに向けてドローンの違法飛行に警察の警戒が強まる中、法律などで定められたルールを無視した事件が目立ちます。摘発の背景は様々ですが、「ドローンの機体重量に関する規制を知らなかった」「飛行禁止区域でドローンを飛ばした」などが摘発の理由では特に多いそうです。

今後は2022年をめどにドローンの所有者と機体情報を登録する制度を政府が導入する方針です。今後、操縦士はドローンに関する知識の習得や飛行ルールの確認を事前に行うことをより強く求められるようになります。

ドローン登録制度2022年をめどに開始。航空法改正案を閣議決定。

資格取得が、正しい知識を得る近道になる

自分の使用するドローンや飛行経路、飛行時の環境などが航空法に反していないことを証明するためには、ドローンに関する正しい知識が必要です。知識がないままドローンを飛行させることは非常に危険な行為で、自覚なく航空法に違反してしまう可能性が十分にあり得ます。

ドローンの知識を得るためには国土交通省のホームページに記載されている様々な飛行ルールを覚えたり、自身でインターネットを駆使しながら検索し、学ぶことも有用です。しかし、インターネットの情報は煩雑化されており、独学では見落としの危険性が無いとは言い切れません。

そんな時、ドローンの基礎的な知識を包括的に学び、客観的に知識を証明することのできる資格は、ドローンを安全に活用するうえで非常に有効なツールになります。

ドローンの資格 業界認定者数No.1

ドローン関連の知識で得られる資格には『ドローン検定』『JUIDA』『DPA』『DJI JAPAN』の認定資格など、様々な種類があります。そのなかでも、業界内での資格認定者数が最も多いのがドローン検定です。

『ドローン検定』の成り立ち

『ドローン検定』は、正式名称を『無人航空従事者試験』といいます。ドローン検定』の目的は、ドローンを取り扱うパイロットの知識レベルを客観的に評価し、その資質向上および周囲の人々への理解を広めること。そして、『ドローン検定』受験を機に、すべてのドローンパイロットが正しい知識を身につけることを目指しています。

しかし、その背景には、ドローン事故などのニュースを受け、ドローンに対して世間の人々がネガティブなイメージを持っているという課題がありました。そこで、「ドローンを適切に普及していくためにはなにが必要か?」という協議を行ない、誕生したのが『ドローン検定』なのです。

合格者数

ドローン業界において、抜群の認知度を誇る『ドローン検定』。全国各地で受験できるとあって、一度の検定につき1000人以上が受験しています。級ごとののべ認定数は以下のとおりで、3級がボリュームゾーンとなっているようです。下記は、2019年9月30日現在の、のべ合格者数です。

・1級:2,254人

・2級:4,108人

・3級:1万4,304人

・4級:764人

3級と4級には、受験資格がありません。しかし、2級の場合は、ドローン検定協会主催のドローン検定3級取得者、1級の場合は、ドローン検定協会主催のドローン検定2級取得者のみが対象となっています。「2級以上の資格を取得するために、まずは3級の資格取得を目指す」という方が多いのでしょう。

受験料

『ドローン検定』の受験料は、級数があがるごとにアップしていきます。

・1級:1万8,300円(受験資格:ドローン検定2級取得者のみ)

・2級:1万2,200円(受験資格:ドローン検定3級取得者のみ)

・3級:5,600円(受験資格:なし)

・4級:3,000円(受験資格:なし)

※消費税率の変更に伴い、2019年11月実施予定の試験より、受験料が一部改訂されています。過去の受験料をご記憶の方は、申し込みの際にお気を付けください。

『ドローン検定』資格取得のメリット

『ドローン検定』の資格を取得すると、さまざまな場面でメリットが得られます。

許可承認申請の円滑化

たとえば、200g以上のドローンを使用したいときや、飛行禁止区域での飛行を計画しているとき。航空法の範囲外での飛行を行なう場合には、国土交通省への申請が必要になります。そんなとき、資格取得証明書を添付することで、ドローンに係る基礎的な知識が備わっていることを客観的に証明できます。

講習の受講資格

『ドローン検定』合格者は、ドローン検定協会における提携団体等の各種講習において、受講資格を得られます。提携団体は下記のとおりです。

・一般財団法人JAREX

・DPA

・JDA

座学の免除

『ドローン検定』合格者は、提携団体等の各種講習における座学や、国土交通省認定の『基礎技能講習』における座学が免除されます。

『基礎技能講習』とは、『ドローン検定』4級以上の合格者を対象に、ドローン操縦における基本的なルールや技術、安全に操縦するための技能などを身につけられる講習です。受講料は6万9800円。受講料には、テキスト代やライセンス発行代、機体レンタル代などが含まれます。

この講習で取得できる『基礎技能ライセンス』を手に入れると、国土交通省への許可申請時に必要な「飛行履歴10時間」が講習期間中の2日間で補完され、公式ログに登録されます。

知識の習得

『ドローン検定』のカリキュラムは、6つの大項目に分けられており、項目ごとにさまざまな小項目があります。

基礎知識……用語、動作、組織、制度・国際情勢、単位、三角関数

物理学……力学、熱力学、流体力学、電磁気学

工学……航空工学、材料工学、流体工学、電気電子工学、無線工学

気象……気象学基礎、航空気象学

専門知識……機体構造、姿勢制御、バッテリー、送信機、GNSS、リスク、責任・保険、飛行計画

法令……無人航空機関係、電波関連、刑事民事その他

これらは、受験する級数によって、試験範囲が異なります。いちばん級数の高い1級では、すべての項目が試験範囲に含まれるため、それだけ得られる知識も深みが増していくといえるでしょう。

★“全項目が試験範囲”と聞くと、つい身構えてしまいますよね。でも、3級、2級、1級と順を追って試験を受ければ、級数ごとに学んだ知識を無理なく活かしながら、資格取得ができます。1級合格のコツは、あまり間を空けすぎず、なるべく短期間でコンスタントに受験をすることです。

★『ドローン検定』の試験開催は、4級~2級までが1月・3月・5月・7月・9月・11月の奇数月開催。1級のみ、1月・5月・9月の年3回実施されています。

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編集後記

ドローン操縦に免許は必須ではありません。しかし、安全なドローン飛行のためには適切な知識が必要です。ドローンをビジネスで活用したい方はもちろん、ドローンで楽しみたい方にとって『ドローン検定』をはじめとしたドローンの資格は心強い味方になってくれるのではないでしょうか。




2020.04.16