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【ドローンパイロットが解説】プロフェッショナルを目指す!ドローン初心者向けの練習方法!

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皆さんはどのような方法でドローンの飛行練習をしているのでしょうか。
なかなか練習場所と時間がない方が多いと思いますが、いざ広場などで飛ばす機会があったとしても、屋内の練習場のようにコーンやマーキングがない屋外などでは、どのような練習をしたらよいかも各人の工夫によっているのではないでしょうか。

幸い私は時間と場所に恵まれていることから(といっても田んぼの上ですが)、自分なりの工夫でスキルアップを目指しています。かなり独自の練習方法のため参考になるかわかりませんが、ご紹介したいと思います。

 

 

 

練習環境

まず練習環境ですが、DID区域外の前述のとおり「田んぼの上」およびその周囲、上空です。田んぼの地主さんに許可をいただき飛ばしています。もちろん包括申請及びDRSの登録とFISSの申請は常にしています。
機体はDJI Phantom4 Advanced+です。PHANTOMシリーズはATTIモードがあるため練習にはうってつけです。

練習方法パターン

練習の方法としては3パターンほどを考えてルーチンで行っています。
パターンとしては以下の内容です。

(1) 通常よくある訓練パターン
(2) 空撮を想定したパターン。点検を想定したパターン
(3) 高い空域(50m程度まで)での飛行訓練

このパターンをそれぞれバッテリー3個で約1時間ずつ日をかえておこなっています。

今回は(1)の通常よくあるパターンについて、詳しく説明します。それ以外については機会がありましたら説明したいと思います。

通常よくあるパターンの練習方法

「通常よくあるパターン」と言いますと多くのスクールなどでおこなわれている以下の内容です。

(a)ホバリング
(b)四角を描く
(c)円を描く
(d)8の字を描く
※全てATTIモードおよびビジョンポジショニングセンサーを切った状態で行います。

それぞれについて説明しますが、基本的な内容は省かせていただきます。

(a)ホバリング

田んぼの上でのホバリングで難しいのは位置決めです。そのため私は以下のようにして位置を決めています。

(1)まずはGPSモードでだいたいのホバリング予定位置まで飛行させます。
(2)次にドローンの背景側の任意の目標物を決め、そこに上下と左右を固定させるようにします。
(3)そして奥行(前後)方向についてはコントローラー画面の距離計を利用して、その数値のプラスマイナス1m以内に固定させるようにします。
(4)ATTIモードにして30秒間ほど(頭の中でカウントする)ホバリングします。
(5)90度ずつ回転させ、それぞれ30秒間行います。
(6)さらに45度にずらして4方向を行います。

この方法は常にコントローラー画面とドローン自体および背景の目標物を見ながらの練習となります。ただ、画面を視認している時間が長いと目視外飛行に該当してしまうので、いかに短い時間で画面を確認できるかがとても重要です。コントローラーを目線の高さに保つと機体とコントローラー間の視線の動きを小さくできます。これは実際の業務においてとても大事です(ちょっと腕が痛くなりますが)。

機体と画面を見る視線の動きが多いと、その一瞬の間にも状況は変化するため、機体を見失いやすくなります。

(b)四角を描く

(1)ホバリングの位置から前方にホバリング時と同じ目標に向かって20-30mほど移動します。奥行(前後)方向はコントローラーの距離計で20-30mの間の位置にします。

(2)90度向きを変え横方向に移動します。この場合は新たな目標物を設定し、距離は(1)の数値プラス2~4mとします

(3)90度向きを変え手前方向に移動します。また新たな目標物を設定します。距離は15m程度にします。

(4)90度向きを変えホバリングの位置に戻します。
上記を数回および反対周りで練習します。
終わった後にディスプレイのMAPで軌跡を確認し、四角が描けているかチェックします。

風があったりすると軌跡がフラフラですね(笑) また遠くの側での直進操作がいい加減だということがわかります(笑)

(番外編)

慣れてきたら以下のような飛行にもトライしてみてください。
(1)上記の移動の際、機体を90度回しながら四角を描きます。
(2)更に180度回しながら四角を描きます。

上記の四角の内側に円を描く練習をします。前向き、ノーズインサークル(時計回り/反時計回り)、後ろ向きでも円を描きます。
終わった後にディスプレイのMAPで軌跡を確認し、円が描けているかチェックします。

(c)円を描く

上記の四角の内側に円を描く練習をします。前向き、ノーズインサークル(時計回り/反時計回り)、後ろ向きでも円を描きます。
終わった後にディスプレイのMAPで軌跡を確認し、円が描けているかチェックします。

(番外編)

上記の円を描きながらだんだん円を小さくしていきます。中心に来たら今度は大きくしていきます。結果をディスプレイのMAPで軌跡を確認し、渦巻きが描けているかチェックします。

(d)8の字を描く

円を描いた隣と奥に8の字を描く練習をします。前後(縦)、左右(横)方向に8の字を書きます。前向き、横向き、後ろ向き、外横向きでもトライします。

ディスプレイのMAPで軌跡を確認し、8の字が描けているかチェックします。

(番外編)

さらに小さい8の字を四葉のクローバーのように描きます。
結果をディスプレイのMAPで軌跡を確認し、クローバーが描けているかチェックします。

編集後記

いかがでしたでしょうか。ご紹介したのは「通常よくあるパターン」の練習方法でした。
業務に携わっている方も、いつどのような業務があってもいいように常にトレーニングが必要かと思います。消防署の方も警察官も常に訓練を重ねることで、危険を予知したりカバーしたりできるようになります。

同様に私たちドローンパイロットも常に様々なシチュエーションに対応できるように日々トレーニングが必要です。上記のような基本練習とさらにそれぞれの業務に適したトレーニングの仕方を工夫することが大事だと思います。業務にあったトレーニングなどについてはまた機会があればお伝えしたいと思います。

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2022.08.15