【要チェック!】複数台のドローン同時飛行、必須ポイント集

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「ドローン好きの友人と一緒に、ドローンを飛ばして楽しみたい!」と考えたこと、ありませんか? 屋内で操縦テクニックを競いあったり、うつくしい自然に囲まれた場所でのびのびと飛ばしあったり……気のおけない仲間とわいわい盛りあがりながら、ひとりきりではなかなか味わえない楽しさに出会ってみたいですよね。

では、誰かと一緒にドローンを飛ばしたいとき、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?いざ同時飛行に挑む前に、押さえておきたいポイントをまとめました。

複数機体の場合でも、機体ごとに操縦士登録が必須!

国土交通省に飛行の許可申請を行なう際、機体が複数ある場合は、機体ごとに操縦士を登録しなければなりません。ひとつの機体につき、必ずひとりの操縦士が必須となりますので、登録時にご注意ください!

しない・させない!ドローン同士の衝突対策

国土交通省ホームページより

2019年9月18日、航空法にドローンに関する新たなルールが追加されました。ドローンの複数台における同時飛行で関連があるルールとして、「飛行機または他の無人航空機との衝突を予防するよう飛行させること」というものがあります。

たとえば、友人や知人と一緒にドローンを飛ばしていて、もし相手のドローンにぶつかりそうになったら、衝突を回避するようUターンや上昇・下降などを行ないましょう。もちろん、最初からぶつかりそうな危険を生まないよう、ドローン同士で一定の距離を保って飛行することが大切です。

また、飛行中に自分や友人・知人以外の操縦するドローンや飛行機などの飛行を確認した場合にも、同様の対応を必ず徹底してください。

人にも物にもぶつけない!30m以上の距離遵守

国土交通省ホームページより

さらに、既存の航空法におけるドローンの飛行ルールのなかには、「人(第三者)または物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること」というものがあります。

第三者や物件はもちろんのこと、ドローンを一緒に飛ばしている友人・知人に対して故意にドローンを接近させることはせず、必ず30m以上の距離を保って飛行することを遵守しましょう。

周波数の奪いあい!?電波干渉に要注意!

ドローンの機体には、用途に応じて異なる周波数がつかわれています。たとえば、初心者にも人気の『Mavic Air』や『Tello』をはじめとするコンシューマー向けドローン。こちらにつかわれている周波数は、「2.4GHz帯」です。

次に、測量や点検など、ビジネスで用いられる産業用ドローンの周波数は、「5.7GHz帯」。そして、ドローンレースに用いられるFPV対応のレース用ドローンは、「5.8GHz帯」の周波数がつかわれています。

ここで気を付けたいのが、電波の混信です。たとえば、友人と一緒にレジャーでドローンを飛ばしあうとき、ふたり同時にドローンを飛ばしたとします。すると、「至近距離でプロポを操作している途中で、画像が乱れたり、モニターがブラックアウトしたりしてしまう」なんてことが起こるかもしれません。

これは、同じ周波数をつかう機体を複数台、至近距離で同時に飛ばしたことで、電波を奪いあってしまうためです。その結果、電波をうまく確保できなかった機体が異常動作を招き、最悪のケースでは、機体を制御できなくなることで暴走や墜落を起こす可能性もあり得るのです。

「一度に同時飛行させる台数を限定する」「機体同士およびプロポを持つ操縦者同士で一定の距離を保つ」など、複数台で同時飛行をさせるときには、電波干渉を避け、事故を起こさないための対策を徹底しましょう。

ちなみに、11月1日(金)・2日(土)に東京モーターショー2019にて開催されるFAI公認ドローンレースでも、同時飛行の台数を4台までに定めるなど、電波干渉への対策が練られています。

東京モーターショーでドローンレース開催!DTRC2019最速レポート

基地局などの近辺は、電波障害が起こりやすい?

飛行を計画している場所に携帯電話の基地局など、鉄製・金属製の建造物がある場合、電波障害に要注意です。基地局では、多くの周波数が利用されていることから、プロポが近くの周波数を感知し、適切な周波数を受信しづらくなったり、受信感度が低下したりする可能性があります。

もちろん、基地局の近くでドローンを飛ばしたからといって、必ずしも影響を受けるとは限りません。しかし、「複数台での同時飛行」と「基地局近辺での電波障害」が同じタイミングで起こることも考えられるため、こうした可能性があることも視野に入れておくことが大切です。複数台を同時飛行させるときには、単独での飛行時以上に、飛行経路を慎重に計画したほうがいいでしょう。

徳島県・那珂町の同時飛行実験

徳島ドローン特区に認定されている徳島県那賀郡那賀町では、2016年に行なった実験で、ドローンの同時飛行による電波干渉の影響を観測しています。

実験を行なった場所は、同町内にある川口ダム湖沿岸。那珂町の職員や徳島大・大学院の三輪昌史准教授ら約10名が参加し、2016年3月12日に実施されました。

実験には、DJI Phantom3やInspire1など、計6台を使用。1台ずつ順に起動させていき、動作を確認していきました。すると、3台目を起動させたときに空撮用カメラの画像が乱れ、遅延や停止などが起こったそう。そして、5台目以降では、「接続中断」の表示とともに映像が途絶え、操縦できなくなった機体もあったそうです。

これは、先に解説した、ドローン同士が電波を奪いあってしまった例にあてはまります。

プログラミングで編隊飛行を実現!『Tello EDU』

初心者にも大人気の『Tello』。実は、プログラミングで編隊飛行を実現させられる『Tello EDU』という機体が発売されているんです。

『Tello EDU』の特徴は、既存のWi-Fiルーターに接続できること。通常の『Tello』は、機体に内蔵されたWi-Fiアクセスポイントに接続し、スマホからコントロールするという仕様でした。そのため、複数台を同時飛行させるには、同じ台数のWi-Fiクライアントがなければ実現できなかったのです。

しかし、『Tello EDU』なら、ご家庭のWi-Fiルーターに接続し、1台のPCから複数台の『Tello』に向けて、まとめてコマンドを送ることができるんです。PythonやSwiftといったプログラミング言語を学びながら、自らのプログラミングで編隊飛行を実現させられる『Tello EDU』。複数台ならではのアクロバットで賑やかな飛行をぜひお楽しみください!

鮮やかな複数同時飛行を見届けよ!TMS2019ドローンレース

来たる11月1日(金)、2日(土)の2日間、東京モーターショー2019にてFAI国内初公認のドローンレースが開催されます!(1日は予選、2日が決勝戦)

世界各国からトップクラスのドローンレーサーが集う今回のドローンレース。白熱した展開が期待されるレース本番はもちろん、アンバサダーを務める日向坂46のライブが行なわれるなど、これまでとは一風変わった“アイドル×eスポーツ”のコラボレーションとしても大きな注目を集めています。

FAI Drone Tokyo 2019 Racing & Conference<決勝>in TMS 

日時:11月2日(土)17時開場、18時スタート

会場:有明・DRIVE PARK G1地区(東京都江東区有明3丁目4)

料金:4,600円(オールスタンディング)

受付:ローソン、チケットぴあともに11月1日(金)23時59分まで

チケットの購入はコチラから▼

DTRC2019公式ホームページ

日向坂46メンバーからビバ読者へ特別メッセージ!FAI DTRC2019チケット一般販売が本日より開始

編集後記

ドローン好きが集ったら、一度はやってみたい複数台でのドローン同時飛行。衝突回避や電波干渉対策などに気を付けながら、ルールを守って楽しく実践してみてください!

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