DJIが2020年5月21日に発売した空撮ドローン【MAVIC AIR 2】。人気の機体であるMAVIC AIRを新型アップデートした商品です。コンパクトな折りたたみ式の機体にハイスペックな性能を搭載しており、発表と同時にたちまち話題になっています。
この【MAVIC AIR 2】はいったい何がどうスゴいの?素朴なギモンを解消するとともに、その魅力をご紹介していきます!
もくじ
空撮ドローンの主要な機能を全て搭載している
前モデルであるMAVIC AIRは折りたたみ式でコンパクトなサイズ感ながら4Kの高画質な撮影ができるとあって「初めての空撮ドローン」として非常に高い人気を誇るモデルでした。
【MAVIC AIR 2】は空撮に必要な機能を全て搭載したDJIの最新ミッドレンジドローン。これまでのモデルと比較するとより小型に、そして安全に、全ての機能が最適化されており、なおかつ高性能の最新コンシューマードローンとなっています。
『ドローンが欲しいなぁ』とお考えの方で、空撮の美しさや飛行性能にもこだわりたい!という方は【MAVIC AIR 2】を選んでおけば、間違いありません。初心者でも安全に自由にドローンを飛行させることができ、なおかつ妥協の無い美しい撮影ができる空撮ドローンです。
MAVIC AIR 2 レビュー動画
ドローンレースチームの『JAPRADAR』さんとコラボしてレビュー動画を制作致しました。MAVIC AIR 2の魅力を分かりやすくご紹介しています。
*『JAPRADAR』は小学生プロドローンレーサー「上関風雅選手」が所属するドローンレーシングチームです。
Mavic2とMavic Air2の大きさを比較すると、よりコンパクトになったことが解ります。
動画ではドローンと送信機の組み立て方から解説しています。
実際に飛ばした際の設定なども解説しています。
MAVIC AIR 2で実際に撮影した際の解像度などもご紹介しています。
MAVIC AIR 2 キーポイントまとめ
【MAVIC AIR 2】はいったいどこがスゴいのか?それは高性能な撮影機能と、より長くより安定した飛行性能にあります。具体的なキーポイントのまとめは下記になります。
1/2インチCMOSセンサー
HDR写真/動画/パノラマ
8Kハイパーラプス
48MP写真&4K/60fps動画
1080P/240fpsスローモーション
フォーカストラック
34min最大飛行時間
10km*1080p動画伝送(日本版は6km)
高度操縦支援システム(APAS)3.0
強力なイメージングセンサーでプロ級の撮影を
1/2インチCMOSセンサー
【MAVIC AIR 2】は1/2インチCMOSセンサーを搭載。DJIとしては初め4800万画素写真が撮影できるコンシューマードローンです。MAVICシリーズでも4K/60fps動画が撮影できるドローンは初。1080P/240fpsスローモーションも撮影できます。従来のモデルと比べるとより鮮明に撮影を楽しむことができます。
カメラ部には電動の3軸(チルト、ロール、パン)ジンバルが搭載。また、焦点距離が35 mm判換算の24 mm単焦点レンズが採用されています。
ジンバルとカメラを輸送中や保管中の衝突やほこりから保護するレンズキャップも同梱されています。
HDR 写真/動画/パノラマ
HDR(ハイダイナミックレンジ)写真を合成する際に発生するゴーストを除去してくれるので、わざとらしいエフェクトを加えることなく、映画のように自然な美しい映像を撮影することができます。
最大4K・30fpsのHDR動画は撮影した後に直接モニターで再生することが可能。その間の画像合成加工は一切不要で、誰でも簡単に撮影することができます。
パノラマ写真でもHDR技術で、より綺麗な合成写真を作成可能。3つのHDRモード(特にHDR動画)搭載のDJIドローンは【MAVIC AIR 2 】だけです。
優秀な画像処理技術
新機能であるスマートフォトは、最適な効果を得るため、シーン認識/ハイパーライト/HDRを1つのモードに統合した機能です。シーン認識は様々なカメラパラメーターをそれぞれのシーンに合わせて最適化し、夕焼け/空/草地/草原/森林の5つのカテゴリーのインテリジェント機能に対応しています。
ハイパーライトは、夜間または低照度環境下で撮影された写真を最適化します。高照度条件下でのHDRのダイナミックレンジは大幅に改善され、露出パラメーターとレイヤー化された画像を調整し、色鮮やかで高品質の写真を映し出します。
8Kハイパーラプス
ハイパーラプスの8K撮影に対応している【MAVIC AIR 2】時間が圧縮され、空間を移動していく不思議な映像を収めることができます。さらに、撮影後の後処理作業は不要。フリー/サークル/コースロック/ウェイポイントからモードを一つ選び、撮影場所を選択すれば、残りの作業はDJI Flyアプリが行ってくれます。
よりスマートで安全な飛行性能
フォーカストラック
最先端のDJIアクティブトラック技術により、障害物を避けながらかつてないほどスムーズに被写体を追いかけます。誘導機能が進化しており、見失った被写体もより迅速かつ正確に予測できるため、たとえ被写体が木の背後を移動したとしても被写体をフレームの中心に捉え続けます。
Spotlight2.0のモードではカメラを被写体にロックオンさせたまま自由に飛行ができるので、非常に便利です。被写体を選択して飛び立つだけで、あとは【MAVIC AIR 2】に全てお任せ。
POI 3.0Point of Interest (POI)の機能がさらに進化し、POI 3.0にバージョンアップ。特に平面認識の機能が改善されており、従来であれば追跡中に被写体を見失う可能性のある場所でも、POI 3.0では問題ありません。また、POI 3.0では、人、車、ボートなど動いている被写体を対象にフレームに収め続けることもできます。
APAS3.0
高度操縦支援システム(APAS)3.0は、高度なマッピング技術を利用して、複雑なシナリオの中で円滑な飛行と確実な障害物回避を実現。障害物回避の性能と自動飛行計画は、前世代のバージョンに比べ大幅に改善されているため、安全性が向上し、より多様な飛行が可能になっています。
より長く、安定した飛行性能
最大飛行時間は34分で、歴代のDJIコンシューマードローンの中で最長の飛行時間です。最大10kmまでの伝送距離で、クリアなFHDリアルタイム画像伝送。リアルタイムで干渉が少ないチャンネルに自動で切り替わります。
従来モデルスペック比較表
同梱物一覧(標準版)105,600円(税込)
同梱物一覧(標準版)105,600円(税込)
同梱物一覧(Fly More Combo)132,000円(税込)
新ファームウェアをリリース!
DJIは8月11日に公式Twitter上にて【MAVIC AIR 2】の新ファームウェア「V01.00.0340」のリリースを発表しました。これは4Kハイパーラプス撮影機能やデジタルズーム機能の追加などを伴う、大きなアップデートとなっています。
その他のアップデート内容の詳細は下記の公式Twitterに添付されている画像に表記されています。
#MavicAir2 新ファームウェア (V01.00.0340) がリリースとなりました。
デジタルズーム機能、4Kハイパーラプス撮影機能の追加をはじめ、大きなアップデートとなります。
画像より詳細をご確認下さい。 pic.twitter.com/AHL6trtgCe— DJI JAPAN (@DJIJAPAN) August 11, 2020
編集後記
『これからドローンを始めたい!』とお考えの方は【MAVIC AIR 2】を選んでおけば間違いありません。コンパクトなボディに今までにないハイスペックな性能を備えた空撮ドローン。VIVA!DRONE STOREでも販売中です。