ドローン空撮とVFX(ビジュアルエフェクト)を組み合わせて映像制作に取り組むRufus Blackwell(ルーファス・ブラックウェル)さんの作品をDJIの公式YouTubeチャンネルが公開中。ハリウッド映画のワンシーンか、それすらも超えるような圧倒的スケールで展開する空撮映像は必見です。
もくじ
Inspire 2とOsmoでつくる異次元映像
ブラックウェルさんはイギリスのロンドンでVFX関連の仕事をした後、ベトナムに拠点を移して生活しているとのこと。彼が得意とするのは「早回しで時間の経過を魅せるタイムラプス」にカメラの動きを加えた「ハイパーラプス」というスタイルの映像です
ハイパーラプスとは?
ハイパーラプス(英:hyperlapse、もしくはウォークラプスとは、タイムラプス撮影の技法のひとつ。タイムラプス・シーケンスとトラッキング・ショット(英語版)(移動撮影)とを組み合わせたもので、1コマ撮影するごとにカメラの位置をずらしていくものである。カメラをドリー(英語版)(撮影用台車)に乗せて短い距離を移動させる「モーション・タイムラプス」とは異なり、非常に長い距離にわたってカメラを移動させるものをいう。
ハイパーラプス – Wikipedia
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VFXで変幻自在に空撮動画を加工
プロのVFXアーティストとしてミュージックビデオなどの制作も手がけてきたというブラックウェルさんにとっては、ここからが真骨頂。以下のような空撮ハイパーラプスは「素材」でしかありません。
こんな感じで空を入れ替えて、夜景と星空にすることが可能。
さらに、花火も追加。
「ドローン + ハイパーラプス」で検索をすると、いくつか似たような作品が出てきますが、その中でも群を抜くハイレベルな映像です。
これがドローン・ハイパーラプス
実際にブラックウェルさんが制作した動画は以下からご覧いだだけます。
DJI Profiles — Time is Fluid
まとめと感想
VFX加工のスキルがないとスグに同じような映像をつくることはできないかもしれませんが「ドローンを使えばここまでできる」という作例として要注目。ドローンを活用すれば個人クリエイターがここまでできるという好例です。