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ドローンのフィギュアスケート!フリースタイル空撮映像5選

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ドローンのフリースタイルとは

ドローンにおけるフリースタイルは、操縦技術の美しさを競うレースやコンテストで、いわばドローンのフィギュアスケートといったところです。フリースタイルは音楽に合わせてドローンをアクロバット飛行させる競技であり、スピードを競うレースとは異なるものです。

フリースタイルの魅力はリズムに合わせたドローンの動きやスピード感、FPV映像による空撮作品のスリル感です。世界のドローンフリースタイルはFPV操縦が主流で、目視での操縦によるフリースタイルは日本でのみ開催されています。

フリースタイルにおすすめのドローン

ドローンには種類があり、その用途はさまざまです。
大まかには「マイクロドローン」「トイドローン」「ホビードローン」「パーソナルドローン」「プロドローン」に分けられます。これらの中でフリースタイル入門におすすめなのは、安くて小さく屋内練習もできる「マイクロドローン」と「トイドローン」です。

マイクロドローン

マイクロドローンに明確な定義は存在しません。一般的にマイクロドローンは、は手のひらにすっぽり収まる小さいドローンや、機体重量が軽いドローンを指します。一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)の規定では、FPVマイクロドローンレースにおける機体重量は「35gまで」か「30gまで」に定められています。また、目視マイクロドローンレースにおける機体重量「199gまで」に定められています。200g未満なので改正航空法規制の対象外ですね。

小さいので衝突時による物損やケガのリスクも少なく、室内練習をするのに便利です。マイクロドローンの元々の用途はレースやフリースタイルコンテスト。マイクロドローンだけのレースやコンテスト、またマイクロドローンの代名詞とも言われるTinyWhoop(タイニーウープ)専門のレースなども開催されています。

TinyWhoop専門レーシングチームWTW代表の白石麻衣さんの記事はこちら

トイドローン

トイドローンに明確な定義は存在しません。トイという名前のごとく、おもちゃのカテゴリーに分類されるドローンです。トイドローンもやはり200g未満のものが多く、トイドローンがマイクロドローンのカテゴリーに入ったり、マイクロドローンもトイドローンの1つとして数えられたりします。この辺りが少々あやふやなところではあります。

199gギリギリのトイドローンであれば、30g前後のマイクロドローンよりもパワーがあり、微風であれば屋外でも飛ばすことができます。200g未満の機体は改正航空法の規制対象外であり、DID地区規制も適用されません。マイクロドローンよりサイズが大きいものでも折りたたんでポケットにしまえるものもあります。

フリースタイル空撮映像5選

ここまではフリースタイルや、マイクロドローン、トイドローンについて解説しました。

次はスリル満点、操縦テクニック満載のフリースタイル空撮映像を紹介します。5作品とも音楽が流れるので音量に注意してくださいね。

ゾクゾク!超高層ビルをかすめて自在に飛び回るドローン

DIVING THE TALLEST BUILDING IN EUROPE :: 462 meters :: Lakhta Center FPV Freestyle

何度も足の裏がザワザワ…ゾクッ!としてしまうこと必至です。ロシアの超高層ビル「Lakhta(ラクタ)センター」の建設中に撮影された映像。高さ462メートル、87階建てのビルの最上部から眺める景色はスリル満点!そらあんなに高いところで作業している方がいることにも驚きです。あの方たちはあのハシゴを登ってきたのでしょうか?ドローンに気付いてポーズを取ってくれています。

ドローン酔い必至!目が回るのに景色と音楽が美しい!

The AMAZING World of Drone Racing and FPV Freestyle

これでもかというようにアクロバット飛行を繰り返すドローン。見る人の目を回してやろうと言わんばかりです。チラッと移るパイロットはドローンとは対照的にゆったりと座っていますね。酔ってしまいそうなのに目が離せないのは、FPV映像の景色の美しさと色彩の鮮やかさに惹きつけられるからでしょう。一度見始めたら最後まで見てしまう魅力を持った映像作品です。

まるでペット?夕暮れの中ビルの1室から散歩に出るドローン

FPV FreeStyle (sunset EXPLOSION)

ビルの1室からドローンがお散歩に飛び出します。隣はビルの建設現場のようですね。淡いブルーとオレンジのコントラストが美しい夕暮れ時。近くのビルのバルコニーからドローンのアクロバット飛行を眺めている人たち。ドローンの動きが激しいのとは対照的に、映像からはどことなくリラックスした雰囲気が漂ってきます。最後はパイロット(操縦者)に目もくれず?元の部屋に戻ります。

爽快!空高く舞い上がり競技会場を見下ろすドローン

Mr Steele Freestyle Finals World Drone Prix 2016

パイロットの脇をかすめて自在に飛び回るドローン。ドローンが映し出すパイロットがFPVゴーグルを装着していることがわかりますね。競技会場内をチョロチョロ飛び回っているだけかと思いきや、あっという間に上昇して高いところから会場を見下ろします。フィニッシュも素晴らしく、指笛や拍手が聞こえるのもうなずけます。

ため息…美しい建築物を余すことなく映し出すドローン

DIVE DIVE DIVE Vol. 2

景色も美しいのですが、どちらかといえば建築物がメインの動画です。電車と一緒に飛んでみたり、バスの上に着陸して一休みしたりと、遊び心満載。ビルの壁に沿って急降下したかと思えば線路の上を空中疾走。これらもドローンならではの映像ですね。空を飛べるならこんなことをやってみたい!と思わせてくれるテクニック満載の作品です。

賞品総額100万円のドローン空撮コンテスト開催!

ここからはドローン最新ニュースをお知らせします。

ドローンに特化した転職サイトSky Agent(スカイエージェント)によるドローン空撮コンテスト「”VIVA DRONE Award”Presented by SkyAgent」が開催されます!賞金総額は100万円!

ビバ!ドローンアワードPresented by SkyAgent募集テーマ

コンテストのテーマは「地方創生×ドローン×テクニック」です。絶景ポイントや地元のおすすめスポットなどを、ドローンならではの視点で撮影しましょう。

上級テクニックがなくても構いません。特別な景色でなくても大丈夫です。フリースタイルコンテストやレースで撮影した映像、ドローンスクールで撮影した映像など、人とは違う個性的な作品をみんなに見せてみませんか?

映像作品のアイディア例
・一目で息が止まりそうになる映像
・スリル満点のアクロバット映像
・被写体の美しさを捉えた映像
・ワンカットで空撮した映像
・ダンスPVのような映像
・フリースタイルでビル群を空撮した映像
・何気ない景色を面白くとらえた映像
・とにかく頑張っていることがわかる映像

賞品総額100万円! ドローン空撮コンテスト ”VIVA Drone Award” Presented by SkyAgent

ビバ!ドローンアワードPresented by SkyAgent応募期間

作品募集期間:2019年6月6日(木)まで
受賞作品発表:2019年6月30日(日)

詳しい募集要項は以下のURLでご覧ください。

賞品総額100万円! ドローン空撮コンテスト ”VIVA Drone Award” Presented by SkyAgent

 

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2019.05.21