ドローン規制の落とし穴!7月から適用されたFISS(ドローン情報基盤システム)を徹底解説

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ドローンを飛ばすには航空法など様々な規制がありますが、DID(人口密集地区)での飛行など、航空法で規制されている範囲でのドローン飛行は国土交通省への申請をすれば飛ばせます。詳しくはこちらの記事にて。飛行申請の方法について詳しく記載しています。

『飛行申請をすれば安心してドローンを飛ばせるんだよね!』そう、今までは確かにそうでした。ですが、実は2019年7月からFISS(ドローン情報基盤システム)へ登録申請が適用されていたこと、知っていましたか?

FISS(ドローン情報基盤システム)とは

ドローンの利活用を今後、更に拡大するために国土交通省より導入されたシステムです。航空機・無人航空機を事前に登録し、機体情報や飛行計画を共有するシステムになります。ドローンの操縦者が飛行前に飛行計画を登録することで、その他の操縦者や航空機の運航者と情報を共有することができ、より安全性が高まります。

ドローン情報基盤システム(FISS)「https://www.fiss.mlit.go.jp/top

FISS(ドローン情報基盤システム)の使い方

2019年の4月に通知がされたFISS(ドローン情報基盤システム)ですが、7月から義務化に。航空法の規制範囲でドローンを飛ばす人は登録が推奨されています。正確には今年7月からの申請に適用され、2020年7月から完全義務化される予定です。

※来年6月まで有効な申請を持っている方の登録は、現時点では不要です。

包括の許可制度について、今後のドローンの拡大を視野に入れ、後々の飛行実績報告だけでは管理しきれなくなることを見据えて事前に申告をするシステムを義務化していくということになります。

国土交通省の無人航空機運用マニュアル2-8(2)にも登録を推奨している旨が記載されています。

登録後の使用方法は以下の通りになります。

・同じ空域を飛行する航空機・無人航空機の飛行情報の確認をすることができる。

・航空法以外の法律(無人航空機等飛行禁止法)で定められた飛行禁止エリアを確認することができる。

・サービス上に登録されている地方公共団体などが個別の法令で定めた飛行禁止エリアをまとめて確認することができる。

今まで、自分で飛行するたびに調べなければならなかった飛行禁止エリアなどをFISSに登録することでまとめて確認することができるので、操縦士のリスクや手間を軽減することができます。

FISS(ドローン情報基盤システム)の登録方法

国土交通省への飛行申請の許可を取得後、実際にドローンを飛行する前にFISSへ飛行計画を事前登録することが義務化されました。ドローンを飛ばす前にワンステップ踏むと行った感じです。順序としては以下になります。

 

1. 飛行許可申請

2. 飛行許可取得

3. FISS(ドローン情報基盤システム)に飛行計画を登録する

4. 実際にドローンを飛行

5. 3ヶ月に1回のペースで国交省に飛行実績報告書(事後報告書)を提出

 

FISS(ドローン情報基礎システム)のページに飛んだ後、アカウントを作成し、使用するドローンの情報を登録してください。その後、飛行計画を入力します。『飛行状況』をクリックすると『違反している可能性のあるルール』と『遵守しているルール』の二つが出てきます。そこを一つ一つ確認して、問題が無いようであれば『飛行計画登録』をクリックして完了です。飛行申請と比べるとFISSの登録は比較的、簡単に行うことができ、慣れれば5分程度で終えることができます。

アカウントとドローンの情報は1度登録すればその後も使用することができます。飛行計画はドローンを飛ばす毎に都度都度、申請が必要です。

FISS義務化が変える今後のドローン飛行

FISSに一度登録された飛行計画は、国交省、警察、他の操縦者など全ての人が確認することができます。飛行履歴も残り続けるため、飛行マニュアルに従った計画を立てているか、今までより非常に容易にチェックできるようになりました。

FISSの義務化により、操縦士は更に飛行マニュアル他、飛行ルールをしっかりと確認する事を求められます。なお、航空法ので規制範囲でドローンを飛ばす際、飛行申請をきちんと終えた後のFISS登録になります。

ドローンを飛行した時にFISSの登録申請は、近年のドローンの活躍ぶりを見るとテロ対策という意も込めて当然な流れかもしれません。『内緒で飛ばせばいいか』など、軽い気持ちで飛行した際には痛い目をみることになるでしょう。

編集後記

FISS(ドローン情報基盤システム)の登録が義務化されることは、まだあまり知られていないような印象です。2019年7月末より導入されたこの新しいシステム、操縦士の手間を減らしてくれるとともに、よりドローン飛行の安全性を強固な物にするシステムでもあります。航空法で規制されている場所でのドローン飛行には飛行申請+FISSの登録をお忘れなく!

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