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上空からドローンを飛ばし、人の生死を判定する──そんな画期的な手法が発表されました。実験を行なったのは、イラクのミドル・テクニカル大学と南オーストラリア大学です。
被災地上空から生死を判定する仕組みとは?
この手法は、被災地の上空に飛ばしたドローンをホバリングさせ、横たわった状態の人間を上空から撮影するというもの。カメラにはアクションカムが用いられています。ドローンに搭載されたビジョンシステムで、横たわっている人の胸の動きから心肺運動を検出・分析するというものです。
実験では、ドローンの3軸ジンバルに『Go Pro HERO4』を取りつけたものを飛行させました。そして、20~40代のさまざまな人種からなる被験者8名が横たわり、人と一緒にマネキンも横たえたそうです。そして、ドローンを上空4~8メートルの高さでホバリングさせ、被験者とマネキンの胸部を特定。カメラの映像から骨格を検出するビジョンシステム『Open Pose』を使い、心配運動の動きを検知・分析させました。
実験の結果は、100%成功。うつ伏せ、あおむけ、横向きをはじめ、どのようなポーズをとっていても、システムは確実に死者としてマネキンを検知したそうです。
地震や洪水、雪崩など、予期せぬ自然災害では人や車が立ち入れず、救助が難航してしまうことが多くあります。しかし、このドローンとアクションカメラをつかった手法が定着すれば、危険な場所でも被災者の状況を確認でき、要救助者をいち早く救出できるようになることでしょう。
災害救助に役立つドローン空撮
株式会社A.L.I. Technologiesが運営する『ドローン空撮.com』では、災害調査強化キャンペーンを実施中。飛行高度の高いヘリと異なり、災害現場のなかでも被害の大きな地帯をピンポイントかつ至近距離で調査でき、迅速な救助がしやすいことでドローンのニーズは上昇しています。
また、災害調査のほかにも、点検や測量、企業・観光地PRなどさまざまな依頼を受け、600社1000件もの空撮実績を誇っているそう。見積もりや問い合わせなど、詳しくは『ドローン空撮.com』ホームページをご覧ください!
編集後記
災害現場では、1分1秒の遅れがときには命取りになってしまいます。ドローンを活用した災害手法が発展し、普及していくことで、ひとりでも多くの命が救われることを願います。
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