出典(Source):DJI – Lost in Malta、以下同じ
もくじ
デジタル一眼カメラ向けジンバルDJI RONIN-S
民生用ドローンで世界最大の市場シェアを持つDJIは、風やモーターの振動による影響を受けやすいドローンで揺れの少ないスムーズな撮影を可能にするため「ジンバル(スタビライザー)」の研究開発を続け、優れた安定性を持つ製品を販売してきました。
そんな、DJIの優れた技術を投入したデジタル一眼カメラ用の手持ちジンバルが『Ronin-S』。歩きながらや、カメラを動かしながらの撮影でも、手ブレを抑えて滑らかな映像の撮影を可能にする製品です。
動画で見る DJI RONIN-S
『RONIN-S』の特徴がよくわかる約3分半の動画はこちら。
DJI – Introducing the Ronin-S
RONIN-Sで撮影した映像
DJIの公式YouTubeチャンネルでは、動画クリエイターThe Lost Avocadoの2名とコラボして『RONIN-S』で撮影した映像『Lost in Malta(ロスト・イン・マルタ)』と、その舞台裏映像が紹介されています。
DJI – Lost in Malta: Behind the Scenes with Ronin-S
こちらが今回の『Lost in Malta』を撮影したThe Lost AvocadoのTimurさん(左)とSara(右)さん。2人が使用した撮影機材はDJI『RONIN-S』とパナソニックの『GH5』です。
『RONIN-S』を片手持ちし、小走りで移動しつつ撮影する様子。
このシーンでは、以下の写真の通り、建物を見上げている状態から一気にティルト・ダウンする撮影が行われています。『Ronin-S』は部品がカメラの背面ディスプレイに干渉することがないので、しっかりと画角をキメながらの撮影が可能です。
上記のような動きも、手持ちの『RONIN-S』で撮っています。
坂道を横走しながら撮っても、カメラは傾きません。
岩場を走るという無茶なコンディション撮影でも、映像は滑らか。
グリップ部分は分離式なので、コンパクトに収納可能です。
グリップの下に一脚を着けて「持ち手」を延長できます。
専用アプリと連携させれば、ジンバルをゆっくりと動かしながらのタイムラプス動画も撮影可能。
こうして出来上がった動画『Lost in Malta』の全編は以下よりご覧ください。
DJI – Lost in Malta
Ronin-S 価格、発売日、スペック
- 価 格:92,800 円(税込)
- 発売日 :2018年5月29日予約受付開始、6月下旬発送予定
- 駆動時間:公称最大12時間
- サイズ :約202×185×486mm(概寸)
- 本体重量:1.85kg(ジンバルとグリップ)
- 積載重量:最大3.6kgまでのカメラ
- 対応機種:キヤノン1D、5D、パナソニックGH5、ソニーαシリーズ、など
- モード :パノラマ、モーションラプス、タイムラプス、トラック、など