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新製品:DJIが3軸ジンバル一体型4Kカメラ『Osmo Pocket』を発表!

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出典(Source):DJI、以下同じ

DJIがOsmo Pocketを発表!

(2018年11月29日木曜)の早朝04:00に、DJIが新製品の発表会を行ないます。私たち『ビバ!ドローン』編集部はインターネット配信を見守りつつ、その様子をリアリタイム・レポート記事でお届けします!

dji,because life is big

» DJI Osmo Pocketの販売ページ

DJIによるOsmo Pocketは11月29日発表

間もなく、発表が始まる予定時刻です。

Osmo Pocket

LIVE配信は無く、いきなり製品情報がページで公開されています……マジか!。カウントダウン表示は、製品発表時間までのカウントダウンで配信は行なわれないようです。

……が、しかし、気を取り直して、ウェブサイトを見ながら記事を更新していきましょうぞ!

『Osmo Pocket』は3軸ジンバルを備えた小型のカメラで、サイズはDJIのジンバルとして史上最小とのこと。公式ウェブサイトには、光学式手振れ補正(ボディ内補正)や電子式手振れ補正と比較して、ジンバルのほうが圧倒的に滑らかなブレ補正になることをアピールするGIF画像が公開されています。アイコンからは明らかに、『GoPro Hero 7』への対抗意識がうかがえますね。

センサーサイズは1/2.3で『Mavic 2 Pro』より小型になっているのが残念。4K(秒間60フレーム)での動画撮影が可能で、公称のバッテリー駆動時間は最長約2時間20分。

充電ケースや防水ハウジングケース、ワイヤレスモジュール、延長ロッド(自撮り棒)、などのアクセサリが別売りで用意されています。こちらの価格や発売日は記事作成時点では不明です。

» 本体の販売ページはこちら

DJI Osmo Pocket 公式動画

事前にリークされた動画を含む、公式の映像がYouTubeチャンネルで公開されています。

【動画】DJI – Osmo Pocket – Compact Convenience

【動画】DJI – Meet Osmo Pocket

サイズは縦121.9mmというかなりのコンパクトさ。

実際に『Osmo Pocket』で撮影したという動画がこちら。ボディのコンパクトさを考えると優秀とは言えますが、センサーサイズが小さいため白飛びや黒つぶれは起きやすそう。解像度とフレームレートこそ『iPhone XS』と同じですが、逆光耐性では及ばずといった印象です。

センサーシフト式でも、光学式でもなく、カメラユニットそのものが稼働するブレ補正のため映像は極めて滑らか。

延長ロッドという専用の「自撮り棒」的なアクセサリ(別売り)も用意されています。

被写体を自動で追尾する「アクティブトラック機能」を登載。こういったモードが、スマホ連携無しで使えるのはちょっと便利そう。

専用のハウジングケース(別売り)を使えば水中でも使用可能。

自動でカメラを動かしながらの写真撮影もできます。複数の画像をステッチ(つなぎあわせ)して1枚の写真にする、いわゆる「ハイレゾショット&HDR」的な機能のようです。

夜間撮影でも明るい画像が撮れるナイトショットモード。長時間露光時のブレをジンバルで補正する仕組みのようです。

iPhone/Android用アプリを使えば、複数の動画をつなげて1本の動画に編集する「ストーリー・モード」が使用できます。

DJI Osmo Pocket の値段とスペック

  • 価格:税込44,900円
  • サイズ:縦121.9×横28.6×厚さ36.9mm
  • 公称重量:116g
  • バッテリー駆動時間:公称最長約140分
  • レンズ:80° F2.0
  • 撮像素子:1/2.3インチ CMOS
  • 有効画素数:1,200万
  • 動画:4K(60fps)※MP4/MOV
  • 記録メディア:microSD(最大容量:256 GB)
  • ジンバル:3軸

編集後記

ジンバル製品の中では圧倒的に優れた持ち歩きやすいコンパクトさ&軽量さが大きな魅力の『Osmo Pocket』は旅行用やVlog用のカメラとして、活躍してくれそうな製品です。

ただし、「iPhoneをジンバルに付けたほうが画質がいいのでは?」というギモンがあるのも事実。また、税込44,900円という価格はエントリーユーザーが手軽に買うには高めで、一方でセンサーサイズなどの仕様はハイアマチュアからすると微妙にスペック不足に感じられます。

将来的にセンサーサイズが大きくなって、ケースレスで防水になれば、かなりの『GoPro』キラーになりえそうですが、現状は「ガジェット好きのためのギミック満載カメラ」という範疇にとどまる製品という印象です。

» DJI Osmo Pocketの販売ページ

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