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ドローン業界の絶対王者ことDJIが、ドローンに搭載されるジンバル(スタビライザー)の技術を活かした「手持ちスタビライザー」2製品を発表しました。
もくじ
スマホ用スタビライザー
Osmo Mobile 2
スマートフォンをカチッと装着することで、歩きながらや車の助手席などからもブレの少ないスムーズな映像を撮るためのガジェットスタビライザー。もちろん、その機能も素晴らしいですが……もっと、エキサイティングなのは、流行のハイパーラプス映像などを手軽に撮影できること!
「ハイパーラプスって何?」という方は、とにかく、まず、以下の映像をごらんください。そのインパクトが10秒でサクッとわかります。
ハイパーラプス :『Osmo Mobile 2』公式映像(DJIプレスリリースより)
ハイパーラプスの作例
以下の映像は『DJI Osmo ※今回のモデルとは別』をメインにして撮影されたハイパーラプス映像のハイレベルなお手本。こちらの映像はカラーグレーディングや編集ソフトによる追加のブレ補正加工も使用していると思われますが、基本的には今回発表になった『Osmo Mobile 2』とスマホがあればこれに近いテイストの映像が撮れるのは事実。
DJI Osmo – Saigon Hyperlapse – YouTube
インパクトのあるショート・ムービーを撮影したい方は、いますぐ購入するべき激アツな製品です。ちなみに、スマホ用スタビライザーは安価なモデルも含めたくさんの選択肢がありますが、アプリとの連携なども含めて考えるとDJI製を選ぶのが良さそうですよ。
旅行でも活躍する
Osmo Mobile 2
片手持ちでもブレの少ない映像が撮影可能。
小型のバックパックのサイドポケットにスッ入るサイズです。
これぞ「インスタ映え」!。縦向きでの撮影にも対応し、InstagramやSnapchatで自撮りする時に近い感覚での撮影がしやすくなりました。
腕を伸ばして……プルプルしちゃいそうな自撮りシーンでもブレを低減。
一同「ウェーイ!」
こんな感じの映像や写真が撮影できます。
アドベンチャーシーンでも活躍
男性「ブレないよ、ハニー」。
女性「ホント、ブレないわね、ダーリン」。
モバイルバッテリーなどからの充電にも対応しており、長時間の撮影も可能です。
デジタル一眼カメラ用スタビライザー
Ronin-S
今回は、さらにデジタル一眼カメラ用の中型スタビライザー『Ronin-S』も発表になっています。
なお、プレスリリースで公式に『Ronin-S』への対応と書かれているカメラは以下の通りです。
- キヤノン 5D シリーズ
- ソニー α シリーズ
- パナソニック GH シリーズ
単純に重量で計算するなら、オリンパスのOM-Dシリーズも搭載できそうですね。いずれにせよ、Vlogなどの映像制作分野で収録となるカメラにはきっちり対応しており、REDのカメラやキヤノンの1Dなどの完全プロ用機材はフルサイズのRONINを使用する、という住み分けをした製品となっているようです。
なお、いずれも記事作成時点では日本での販売価格は未定です。
編集後記
海外のYouTubeクリエイターを中心に映像制作への活用が進むハイパーラプス映像を始めるなら、まさにうってつけの1台。これは……欲しい!
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