出典(Source):Brett Thake(@Chromonian)さん | Twitter、以下同じ
DJIの新型Mavicは複数モデル展開?
民生用ドローンメーカーとして、世界最大のシェアを持つDJI。その新型製品となれば、ドローン好きならずとも「一体なにが登場するのか?」と気になるところですが……ここに来て同社の人気モデル『Mavic』シリーズの新型のウワサが漏れ伝わってきています。
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今回はご紹介するのはBrett Thake(@Chromonian)さん によるツイート。彼の投稿によれば、イギリスの通販カタログ『Argos』に未発表のドローン2モデルが掲載されているのだとか。真偽のほどは不明ながら、掲載されているスペックや画像は「有り得そう」な感じ。
Argosに掲載された
Mavic 2 ProとMavic 2 Zoomの情報
Argosのカタログに載っているという情報の詳細は以下の通り。
『Mavic 2 Pro』と『Mavic 2 Zoom』と書かれた2機のドローンの写真が掲載されています。これまで漏れ伝わってきた「1インチセンサー搭載モデルと光学ズーム搭載モデルがある」というウワサと合致する内容です。しかし、右(Mavic 2 Zoom) の写真、カメラまわりにはなんとなく違和感があります。フェイクの可能性もありそうな……でも、それっぽくも見えるような。
※下の画像が表示されない場合は、記事末尾の「オリジナルサイトで読む」をタップしてください(アプリでご覧になっている場合など、環境によって画像が表示されない場合があります)。
@OsitaLV the new UK Argos catalogue has been put and it has the Mavic 2 in it 😮 #mavic #mavic2 #dji #djidrones pic.twitter.com/8j8kqNmsP3
— Brett Thake (@Chromonian) 2018年7月28日
Proバージョンについては「1インチ CMOSセンサーのハッセルブラッドカメラ搭載」、Zoomバージョンについては「2倍の光学ズーム(24mm〜48mm)」と書かれています。
カタログの説明文の写真はこちら。
Here you go pic.twitter.com/2meZbH7msl
— Brett Thake (@Chromonian) 2018年7月28日
【説明文の意訳】『Mavic 2』は小型でありながら、パワフル。最長8kmの距離への1080p動画転送、秒速20mの飛行速度を持ち、空をあなたのクリエイティブなキャンバスにします。コンパクトサイズで最長31分の飛行時間を誇り、これまでで最も洗練されたDJI製のカメラを備えます。「APAS」と「Active Track2.0」によるオムニディレクショナル(あらゆる方向への?)衝突防止機能を持ち、あなたが撮りたい瞬間をとらえ飛行することに自信を与えるでしょう。ドリーズーム可能(Zoom版のみ)。
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編集後記
ハッセルブラッドの株式の過半数はDJIに保有されておりDJIの『Matrice 600』にハッセルブラッドの『H6D-100c』をセットにしたパッケージの販売も行なわれていることから、DJI製品に「ハッセルブラッド」の名を冠したカメラが搭載されるのは自然なことです。しかし、Inspireなどの高級機ではなく、ミドルレンジの『Mavic』シリーズからの搭載になる点は「クエスチョンマーク」が残るところ。
本当のところ、ハッセルブラッドのカメラの性能は中判センサーと同社のレンズあってこそのものなので、ドローンに積む場合は『Inspire』であろうが『Mavic』であろうが「本来のハッセルブラッドではない」とも言えるので、グレードや順序にこだわりはないのかもしれませんが……。
というわけで、いろいろとリーク情報が増えてきた『Mavic』。リーク情報の真偽のほどはさておき、「新型ドローンを発表する」ことはDJIが公式に発表済。新しいドローンが近々登場することは間違いありませんので、物欲が刺激されてしまった皆さんは貯金に励んでおきましょう(笑)。