出典(Source):筆者撮影、以下同じ
もくじ
DJI Mavic 2 シリーズ
公式体験イベントレポート
DJIが8月23日にニューヨークで発表した新型の折りたたみ式ドローン『Mavic 2 Zoom』と『Mavic 2 Pro』。その公式体験イベントが千葉県の木更津市で開催されたので、取材に行ってきました。
Mavic 2 シリーズをDJI公式ストアでチェック
DJI Mavic 2 シリーズの体験会会場
体験イベントが行われたのは木更津無人航空機試験飛行場。
ドローン愛好者のための飛行スペースとして活用されている施設で、航空法などの規制を守りドローンを飛行させられる場所です。
【関連情報】関東地方のドローン練習場 41ヵ所 最強まとめ!
よく見ると、お茶のペットボトルを入れている容器にもDJIのロゴがついています。
扇子までプレゼントされ、熱中症対策は万全。
DJI Mavic 2 シリーズの展示
新 Mavic シリーズのパッケージはこんな感じ。
『Mavic 2 Zoom』と『Mavic 2 Pro』の実機です。
コンシューマー用ドローンとしては、DJI史上初の光学ズームを搭載した『Mavic 2 Zoom』。
1インチセンサーを搭載した『Mavic 2 Pro』。
カメラはハッセルブラッド製です。
レンズカバーは取り外しが可能で、NDフィルターなどに交換可能。
コントローラーは『Mavic Air』と同様にスティックが取り外せるようになっています。
バッテリーは前モデルの『Mavic Pro Platinum』の2,970mAhより大型化し、『Mavic 2』シリーズでは3950 mAhになっています。なお、最長飛行可能時間は公称約31分です。
デモ担当のドローンオペレーターの方に『Mavic 2 Pro』で撮影していただいた映像は以下でご覧いただけます。
【動画】
編集後記
『Mavic 2 Zoom』と『Mavic 2 Pro』はカメラのみ異なるため、「ズーム機能を選ぶ」か「1インチセンサーを選ぶか」で購入する機体をチョイスすることになります。
今回は大型センサーを搭載した『Mavic 2 Pro』でのデモ撮影でしたが、ズームモデルの方もなかなか魅力的ではあります。望遠よりにしてポイント・オブ・インタレスト(サークルを描きながら撮影)をすると「マイケル・ベイの映画みたいな映像になる」とか、ドリーズーム機能を使うと「ヒッチコックの映画っぽくなる」という話もあり、こちらの機能はズームモデルのみのもの。
とは言え、風景撮影メインであれば、ダイナミックレンジに優れる大型センサーを搭載したモデルに分があるのは事実。20万円超えで機体サイズも大きい上位モデル並の高画質が撮れる折りたたみドローン『Mavic 2 Pro』は画期的な製品です。
どちらも良いドローンなので、一概に優劣をつけることは難しいですが、人物・自撮り・動物中心の撮影をする人ならズームモデル、風景中心で撮影をする人ならProモデルを選ぶのが良さげです。
なお、詳細なスペックや直販価格は、以下のリンク先にあるDJI公式ストアからご確認ください。