ドローンの王者DJIがFPVドローンを発表！レースにも本格参入か。

DJI Digital FPV System

ついにDJIがFPVドローンレース業界に本格参入か？

中国広東省、深セン市を拠点とする民生用ドローンの最大手メーカーDJIが新製品『DJI Digital FPV System』を海外発表しました。セットの値段は日本円でおよそ8~9万円ほど。現時点で日本での販売はありません。

コンシューマー向けドローン空撮の分野で王者となったDJIが、今回発表したのは待望のFPVドローン！同時に8台でのレースが楽しめるという、何とも攻めた内容となっています。

前々から噂にあがっていた「レース用のドローン」ですが、DJIらしいクールなデザインでかっこ良いですね。1080p/60fpsまたは720p/120fpsの撮影に対応したカメラ、通信・制御機能ユニット、ゴーグル、プロポで1セットになります。

ドローンレーサーは、ほぼすべての方が自分自身で機体を組み立てていますが、この『DJI Digital FPV System』もフレームやモーター、プロペラなどは別途用意して自分で組み立てる仕様。

注目すべき点はカメラの性能！150度の広い視野角で標準、レーシングモード、LEDモードの3パターンが楽しめます。レースだけでなく、映像制作としても興味深い内容となっています。

最長4km離れた場所からも映像の伝送が可能。公式動画でもわかるように、FPVドローンとしてはかなりノイズの少ない美しい映像を見る事ができます。

すべてのFPVドローンは、アマチュア無線4級の資格取得が必要なのは注意しておきたい点です。空撮の王者はドローンレースでも王者となるか？日本での販売が待ち遠しいですね。

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