<最新記事>
スター・ウォーズ
身近な材料でTIEファイター型ドローンを自作
レーシング用ドローンの高い自作スキルを持ち「レゴドローン」などの奇抜な機体のアイディアを実現しては動画で公開しているYouTubeチャンネル『deDrones』より。今回は『スター・ウォーズ』に登場するTIEファイターを自作ドローンで再現するという動画をご紹介します。ツッコみどころ満載の内容でありつつも、最後はキッチリ飛行まで行なう見ごたえのある内容なので、さっそくチェックしてみましょう!
自作! TIEファイター型ドローン
構想
今回の自作ドローンのモデルになったのは、こちらのイメージ。
設計図はこんな感じ。
自作! TIEファイター型ドローン
ボディ制作
機体のもとになるのは、その辺にあったイーゼル(キャンバス立て)などの素材。
採寸は雰囲気。ラフに測るだけです。
ボディとアームを結合するのは、ホームセンターなどで見かけるごく普通の金具。
バッテリーを取り付けるための面ファスナーはラフにネジ止めするだけ。あくまでも、ラフにつくります。
機体を制御するための基盤を取り付け。
自作! TIEファイター型ドローン
外装は3Dプリント
TIEファイターらしい外観に仕上げるための外装パーツを3Dプリンターで作ります。
カポッ。
自作! TIEファイター型ドローン
ダンボール紙も材料になる
サイドにあるウィングのようなパーツ(ツイン・イオン・エンジン)はダンボール紙を切って作ります。
スプレーで塗装。
ペンで手描きをして、それっぽい見た目に仕上げていきます。
ほぼ完成した状態。やや粗い印象はあるものの、木片やダンボールと3Dプリンターで作った物であることを考えるとなかなかの出来栄えです。
自作! TIEファイター型ドローン
初飛行
そして、いよいよ飛行の瞬間!
墜落、グシャァ。
苦笑いをする作成者の男性。どうやらサイドのウィング状のパーツが空力上の問題を発生させているようです。
自作! TIEファイター型ドローン
再チャレンジ
という訳で、サイドのパーツには空気抵抗の少ないメッシュ素材を使用することに。
作り直した機体は以下の通り。少し、TIEファイターっぽさが失われた気がしますが……これも飛行のためです。
試行錯誤を経てたどり着いた、これが完成形。
果たして、今度は飛ぶのか?
自作のTIEファイタードローンは無事に飛行できました!
レーシング用ドローンに混じって、ビュンビュンとかなりのスピードで飛ぶ自作TIEファイタードローン。
動画の本編は以下よりご覧いただけます(全編スペイン語)。なお、ドローンの飛行シーンだけが見たい方は12:30頃から、どうぞ!
El DRONE de STAR WARS | Materiales reciclados
編集後記
動画の最初の方を見る限り「コイツ、ぜったい飛ばせないだろw」と思ってしまうのですが、最後はちゃんと形にして、割りとしっかり飛行させるまでやり切るところが『deDrones』チャンネルのすごいところ。動画を見終わった後は、なぜか、ドローンを自作したくなるから不思議です。