生活をより豊かに。日常のひとときを充実させるコンテンツの一つに音楽は欠かせません。今回の記事では、音楽をより楽しめるBOSEのスピーカーをご紹介します。
BOSEは本社をアメリカにもつ世界的に人気の高い音響メーカー会社。BOSEのスピーカーは様々なシチュエーションで活用することを想定し、開発されています。そのためPC用、Bluetooth搭載、防水機能搭載など機能が充実しているのが特徴です。
また音質だけでなく、見た目のデザイン性や実用性にも定評があります。今回の記事ではBOSEスピーカーの特長や選び方、おすすめの商品を詳しくご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
BOSEスピーカー特長は?
臨場感のある音量と重低音
BOSEの最大の特徴は、音量の大きさと深みのある重低音。高音域も、はっきりとしたまとまりのある音を聞くことができます。
音にメリハリがあり、ロックやEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)などの音楽ジャンルを聞くときにぴったりです。
最近では、BOSE独自の技術によりハイレゾ音源に近い音質を再現できるスピーカーも登場しています。
ハイレゾ音源とは、CDに入りきらないような音の情報を繊細に表現できる音質レベルのことを指します。例えば、音の太さ、奥行き、圧力、表現力といったディティールをしっかり捉えて聞くことができるのです。
音量や重低音などの音質が優れているのはもちろん、音の微細なニュアンスも感じ取ることができるのがBOSEスピーカーの強みです。
ラインナップが豊富
「スピーカー」というと大型サイズを想像しがちですが、BOSEのスピーカーは他のメーカーと比べても小型なものが多いのが特徴です。
小型のアクティブスピーカーや持ち運びが便利なコンパクトスピーカーもあります。
シンプルなデザインで、インテリアとしても楽しめるのもポイント。スピーカーのサイズ感にかかわらず、大音量で重低音までしっかり表現します。
BOSE スピーカーの選び方
ここからは、より良いスピーカーを選ぶためのポイントをまとめました。
「ch」の数値
「ch(チャンネル)」とはスピーカーの数を数える単位のことを指します。
例えば「2.0ch」というように表記されているものは、「2」がスピーカーの数を、「0」がサブウーファーの数を表しています。
「ch」の数値が大きいほど、より臨場感のある立体的なサウンドを楽しめることを意味します。
前後左右から包まれるような音質を体験したい方は「ch」に着目してみましょう。
コーデック
コーデックとは、Bluetoothで音を伝送するときに音声を圧縮する方式のことをいいます。
音の遅れを極力少なくしたいという方や、音質にこだわりたいという方は「コーデック」に注目してスピーカーを選んでみるといいでしょう。
BOSEのスピーカーのコーデックは2種類あります。
一つは「SBC」で、もう一つは「AAC」です。
それぞれの特性を解説します。
■SBC
SBCはほとんどのBluetooth機器で使われている標準コーデックです。
AACとの違いは、音の遅れが少し発生し、音質が少し悪くなるということです。
■AAC
AACはSBCよりも音の圧縮技術が優れています。音質劣化の少ない高音質な音楽が聞きたいという方は、AACコーデックに対応しているスピーカーを選ぶのをおすすめします。
AACはiPhoneなどのApple製品に対応しています。
しかし、Android端末でAAC対応のBluetoothをスピーカーに繋ぐ場合は、SBCで接続されてしまうので注意してください。
Bluetooth対応のスピーカーの利用を考えている方は「コーデック」に注目して選んでみてください。
スピーカーの利用シーン
BOSEのスピーカーを使うシーンは大きく分けて二つあります。一つは自宅でゆっくり楽しむタイプ、もう一つは場所を問わず使うタイプです。
使うシーンによって、スピーカーに求めるスペックは異なります。自分がBOSEのスピーカーを使うシチュエーションはどのようなときかを考えて、ご自身のニーズに合ったスピーカーを探すようにしましょう。
自宅でゆっくり音楽を楽しむなら「ホームシアタータイプ」
自宅でゆったりと音楽を楽しむためにスピーカーの利用を考えている人は、ホームシアタータイプがおすすめです。
持ち運びできるスピーカーと比べるとややコストがかかってしまいますが、BOSE独自の技術が詰まった音質のいい製品が多いというメリットがあります。
自宅内の音響設備を整えて大音量で楽しみたいという方にもホームシアタータイプは適しています。
スピーカーを置くためのスペース確保が難しいと感じている方も、壁掛けタイプや天井に取り付けられるタイプがあるので、自分に合ったスピーカーを見つけられるはずです。
好きな場所で聞くなら「SoundLink」シリーズ
外出先でも家の中でも、場所を問わずスピーカーで音楽を聞きたい方には「SoundLink」シリーズがおすすめです。
「SoundLink」シリーズは持ち運びがしやすいのが特徴です。Bluetoothを使ったワイヤレス操作に対応しているためスマートフォンで簡単に音楽を再生できます。
また外出先でも駆動時間が10時間以上と非常に長いため、バッテリー切れやこまめな充電を心配する必要もありません。
音質はホームシアタータイプに劣ってしまいますが、比較的お手頃でコスパが高い点がポイントです。
気軽に持ち運びが可能なスピーカーを探している方は是非「SoundLink」シリーズをチェックしてみてください。
許容入力
大音量を楽しみたい場合は、許容入力の値が大きさに注目してスピーカーを選びましょう。
一般的な広さの部屋で音楽を楽しみたい場合に必要な出力値は10W程度ですが、40W以上に対応していれば自宅で迫力のあるサウンドを楽しめます
さらに広いスペースで使用する場合は、FreeSpace DSシリーズやFSシリーズを検討するのもいいでしょう。許容入力の値が大きいので、空間の広さに負けない力強いサウンドを楽しめます。
ただしFSシリーズは天井埋め込み型のスピーカーで専門の取り付け工事を行う必要があるので、購入の際は注意してください。
BOSE スピーカーおすすめ5選
SoundLink Mini Bluetooth speaker II
BOSE公式サイト
・通話用のマイクも搭載
・BOSE独自の技術が集約され迫力あるサウンドが楽しめる
BOSE独自技術の一つであるデュアルオポージングパッシブラジエーターを搭載。振動を最小限に抑えながら、力強いサウンドを実現しています。
防水機能つきでアウトドアにも最適なのも嬉しいポイントです。
表面はシリコンが採用され丈夫でソフトな手触りになっており、リュックやカバンに入れた持ち運びも気軽に行えます。
場所を選ばず音楽を楽しめるスピーカーです。
SoundLink Revolve Bluetooth speaker
BOSE公式サイト
・防滴仕様でキッチン周りに置くことも可能
・持ち運びしやすいハンドル付き
360°自然なサウンドが拡がるのが特徴のSoundLink Revolve+ II。
部屋の中央において大勢と音楽を共有したり、壁際に置けば反射音によって拡がりのあるサウンドでコンサート会場にいるような気分になったりといろいろな楽しみ方ができます。
防塵・防滴仕様で雨に濡れても故障を心配する必要はありません。プールサイドやキッチンなどの水周辺でも安心して使えます。継ぎ目のないスピーカーグリルデザインでシンプルかつ洗練された見た目もポイントです。
SoundLink Revolve Bluetooth speaker
BOSE公式サイト
・NFC対応でペアリング設定が可能
・音声ガイド付きで接続に不慣れでも操作が簡単
トランスデューサー、デュアルパッシブラジエーター、360°の音響ディフレクターなどのテクノロジーを搭載した迫力のある重低音が魅力のスピーカー。
マイク内蔵なので、ハンズフリー通話・SiriやGoogle Assistantへのアクセスが可能なのもポイントです。
670gという軽さで持ち運びも簡単で、いろいろな場所で音楽を聞くことができます。
Home Speaker 500
BOSE公式サイト
・話しかけて操作できる音声アシスタント搭載
・AC電源対応のため、おうちで迫力あるサウンドを楽しみたい方向け
2つのカスタムドライバーを逆向きに配置して内蔵しており、壁に反射する音を利用してどのスピーカーよりもワイドなサウンドを楽しめます。
再生、一時停止、シャッフル、お気に入りの曲にスキップなどの操作が話しかけるだけで完了するのも便利です。
GoogleアシスタントとAlexaも搭載しており、音楽のコントロールだけではなく情報収集やスケジュール管理など、さまざまな操作を実行できるのもポイントです。
SoundLink Micro Bluetooth® speaker
BOSE公式サイト
・超小型ボディに高い耐久性と防水性を搭載
・持ち運びに便利なシリコン製のストラップを装備
超小型スピーカーながら上質なサウンドを実現しているSoundLink Micro speaker。
カスタムデザインのトランスでキューサーからシリコン製のパッシブラジエーターに及ぶまで細部にとことんこだわってつくられています。
持ち運びに優れているのが特徴で、自転車やリュック、クーラーボックスなどありとあらゆるものに装着することが可能です。
防水性能はIPX7に準拠。プールや海に落としても大丈夫です。
編集後記
同じ音楽でも再生機器の性能次第で全く違う音色やニュアンスを感じ取ることができます。
特に音楽をより深く楽しみたいという方にBOSEシリーズのスピーカーはおすすめです。
ご自身のライフスタイルにマッチするとっておきのスピーカーを探してみてください。