【blade720】正体不明の謎のドローンに迫る!カメラ性能、周波数、航空法など徹底解説

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Blade720とは?

本コラムでは、知る人ぞ知る謎のドローン「Blade720」をご紹介します。YouTubeなどでBlade720の以下の広告動画を目にしたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか?

動画を見ると、Mavicが頭によぎるようなシルエットで、なおかつMavicと同様に折りたたみができるドローンであることがわかります。コントローラーもMavicシリーズと似た形をしています。

非常に興味をそそられるカッコいいデザインのドローンでありますが、実はAmazonで「Blade720」と検索してみても実際の商品を見つけることはできません。現在は購入不可能である可能性もありますが、違う説も唱えられています。それは、Blade720 = EACHINE E58という説です。

実際に、AmazonにてBlade720と検索するとEACHINEの製品がたくさんヒットします。確かにデザインが非常に酷似しており、正直に言いますと筆者には広告動画のBlade720とEACHINE E58の違いがわかりません。また、ある方は過去にBlade720を注文したらEACHINE E58が届いたとツイートしています。

ですから、Blade720 = EACHINE E58(以下よりEACHINE E58に統一)である可能性は大いにあるでしょう。本記事では、この仮説が真であると仮定して解説していきます。

EACHINE E58の機体性能

以下の表でEACHINE E58について簡単に確認してみましょう。

コンパクトでかつ軽量であるため、非常に携帯性に優れているドローンであることが伺えます

ここからは、EACHINE E58のポイントである重量・カメラについて詳しく解説していきます。加えて、気になるであろう評価についても解説します。

200g以下のトイドローン

EACHINE E58は200g以下のドローンです。具体的にはバッテリーを付けた状態で96gの重量であるようです。日本の航空法では200g以上のドローンについては国土交通省に申請をする必要があります。ちなみに、200g以下の航空法の規制を受けないドローンのことをトイドローンと呼ぶことが多いです。

日本の航空法では200g以下のドローンは国土交通省に申請せずに使用することができますが、都立の公園では使用をそもそも全面禁止されていたりするので、土地所有者の意向は確認するようにしましょう。

カメラ画素は720P

次に、ドローンの購入目的のなかでも比較的上位に食い込むであろ『空撮』において重要な、カメラ性能について解説します。EACHINE E58のカメラ画素数は720Pであるようです。Blade720の「720」はそういう意味なのかもしれません。この720Pという数字はYouTubeを観覧するときに表示される画質と同じなので、イメージがしにくいという方は参考にしてください。

Mavicと似たようなフォルムではありますが、ジンバルがついていないので機体の向いている正面しか撮影できないことに注意しましょう。

※ジンバルとは、1つの軸を中心に物体を回転させる回転台の一種です。

気になる総合評価は?

スペックなどを総合的に見ると、10000円以下のいわゆる激安トイドローンに分類できるでしょう

激安ドローンについてはこちらのコラムを参考にしてください。

ホントは怖い激安ドローン!知らずに買うと損するドローン価格の裏側

激安ドローンの注意点3つ

激安ドローンは初心者でも手を伸ばしやすいという利点がある一方で、問題点としては主に以下の3点が挙げられます。

①電波法に違反するものがある

日本の電波法では5GHz帯(5.7GHz帯~5.8GHz帯)の無線電波の無許可・無資格での使用を禁じています。激安ドローンの中では、この5GHz帯の無線を使用するドローンが特に注意書きもなく売られている場合があります。

EACHINE E58は2.4GHz帯の電波を使用しているため、電波法については気にせず使用することができます。

電波法に違反すると、最大で5年以下の懲役又は250万円以下の罰金の対象となりますのでドローン初心者の方はご注意ください。

②接続不良でコントロール不能になる

ドローンとコントローラー(プロポ)の接続が途切れてしまうと、当然のことながら機体の操作ができなくなります。このような状態になると、機体が遥か彼方へ飛んでいって紛失してしまうことがあります。

国土交通省は無人飛行機を紛失した際には報告することを義務付けていますが、無人飛行機の定義内に200g以下のドローンは含まれません。とはいえ、ドローンとプロポの接続が切れてしまうのは非常に危険な状態です。

安いドローンを購入する際は接続不良で紛失したという事例がないかなど、注意して調べておくべきです。

③粗悪なバッテリーは危険性が高い

粗悪なバッテリーは自然発火してしまう危険性があります。安価なスマホ用モバイルバッテリーが電車で突然燃えだすという事件が一時期お茶の間を騒がせていましたが、それと同じロジックで発生する可能性があるのです。

次に、操縦中にバッテリーの電源が落ちてしまうという危険性があります。こちらを防ぐには使用前にバッテリーをカイロなどで温めることが効果的です。ちなみに、冬場にスマートフォンの電源が落ちるのも同じ理由です。

編集後記

今回はBlade720(=EACHINE E58)について解説しました。

価格が安くデザイン性も優れていることから話題になる理由がわかりました。とはいえ、初心者こそDJIなどの有名ブランドが出しているようなホバリング能力の優れたものがおすすめです。

購入した方は、すべてのドローンに共通することですが、なるべく樹木が近くにない開けた広い土地で飛ばすことや、風が強い日はなるべく飛ばさないようにしましょう。




2020.02.20