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ある程度ドローンに慣れてきた時に重視したいポイント
最近では安価で多機能なドローンが多く発売されており、ドローンを持っている、あるいはドローンを操縦したことがあるという人も増えているのではないでしょうか。
今回の記事では、そんなドローン経験者に向けた、中・上級者向けのDJIドローン5選をご紹介します。まずは初めてのドローンから少しグレードアップした機体の購入を検討されている方が、重視するべき3つのポイントを紹介します。
- 安全性
- 機能の種類
- カメラ性能
上記の3つを順番に詳しく説明したいと思います。
安全性
ドローンの操作は意外と難しく、高性能な物を求めると比較的、サイズが大きくなっていきます。
機種によっては72kmものスピードが出る機種もあり、想像以上に速く飛行することができます。
ドローンは便利なものであると同時に人や物に危害を加える可能性があるものでもあり、サイズの大きいドローンを購入する際は、その機体の安全性能を確認する事は非常に重要になります。
安全性とは具体的にどんなものを指すのでしょう。
メジャーな物では機体に近づいてきた鳥などを避ける障害物回避機能、対象物を追跡する自律飛行機能など。
その他にはバッテリーが切れそうになると自動的に戻ってくる機能などが挙げられます。
ある程度のサイズや性能の高いドローンを購入する際は、機種によってどのような安全性能が搭載されているかにより、ドローンの操作性が変化するので、購入前にチェックすることをオススメします。
機能の種類
ドローンは機種によって様々な機能を搭載しています。
ある程度スペックが高いドローンを購入する目的は様々かもしれませんが、多くの方は「ドローンだからこそ撮れる写真や映像を撮影したい」とお考えなのではないでしょうか。
機能によって撮れる写真や映像が変わってくるので、よりハイクオリティな作品を撮る上で、機体の性能は重要になります。
空中からのドリーズーム撮影機能など、ドローンならではの不思議な視覚効果を映像に加える事ができる機体など、様々な個性あるドローンが発売されています。
普通のカメラでは撮れない、ドローンだからこそできる表現にこだわりたい方は機能性を重視することをオススメします。
カメラ性能
近年のドローンのカメラ性能はとても高く、通常の一眼レフカメラと相違無いほどハイスペックな性能を持ち合わせています。
様々なカメラ性能がある中、最もオススメしたいのは4K対応カメラが搭載されているドローンです。
4Kの画質で撮影すると、そのままテレビ放送に使われたりと、画質の良さを保ちながら見ることができます。
非常に細かく鮮明に撮影することができるので、自然を撮影する際にも画質の良い綺麗な仕上がりにする事ができます。
4Kカメラをベースにして更に超高解像度機能の持つ物や、絞り機能を搭載しているもの、ズーム機能に特化した機体など自分の撮りたい雰囲気に合わせて、機能を比較しながら選ぶ事が重要です。
おすすめDJIドローン5選を紹介
今回はドローンを販売するメーカーで一番の人気を誇るDJIの機種を紹介します。
DJIは中国のドローンメーカーで、世界中で人気が高く、多くの人から支持されています。
機体保険などの制度も充実しており、様々な高性能ドローンを販売しています。
その中から今回は中・上級者に向けたおすすめドローン機種5選をご紹介したいと思います。
1.DJI Mavic 2 Pro
商品名 | DJI Mavic 2 Pro |
重量 | 907g |
最大飛行時間 | 31分 |
動画解像度 | 4K |
最大伝送距離 | 8000m |
値段/価格 | 194000円(スタンダート) 229751円(Fly more キット) |
Mavic 2 Proはプロのドローングラファの所持率がとても高い機体です。
OcuSyncと呼ばれるデジタル動画伝送性能が大幅に向上しており、最大伝送距離は8000mと今までに無い衝撃のアップデートをした事で発売当初は非常に話題になりました。
これは1080pの動画を最大5kmの距離で伝送できるようになり、機体と手元のスマートフォンの距離があっても送れなく、リアルタイムで映像を確認できるようになりました。
10-bit Dlog-M カラープロファイルというシステムを搭載しており、10億色以上を記録可能。ハイライトとシャドウのどちらの部分に対しても詳細な色彩情報を保持できるので、自然な度を撮影する際に、かなり細部まで美しい色調で撮影する事ができます。
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2.DJI Mavic 2 Zoom
商品名 | DJI Mavic 2 Zoom |
重量 | 907g |
最大飛行時間 | 31分 |
動画解像度 | 4K |
最大伝送距離 | 8000m |
値段/価格 | 143100円 |
DJI Mavic 2 Zoomはズーム機能に特化した機体です。
基本のスペックはMavic 2 Proと変わりませんが、光学2倍ズームレンズを搭載しており、デジタルズームと合わせると最大4倍までズームが可能。
奥行きのある空撮ができ、広角から中望遠など、撮りたい対象物に合わせて柔軟な選択が可能です。
望遠レンズを使用すると離れている被写体間との距離感が少なくなるため、より印象的な圧縮効果のある撮影が可能です。
ドリーズーム撮影機能など、空中だからこそ使用できる機能なども搭載しており、ズーム効果にこだわりたい方にオススメの機体です。
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3.Phantom 4 Pro V2.0
商品名 | DJI Phnatom 4 Pro V2.0 |
重量 | 1375g |
最大飛行時間 | 30分 |
動画解像度 | 4K |
最大伝送距離 | 7000m(日本では4000m) |
値段/価格 | 204000円 |
ドローンを飛ばす時に気になる点は「騒音」普段の撮影やスポーツを撮影する際などに、周りの迷惑になったり選手の集中力を欠くなどの点が問題視されていました。
Phantom4 Pro V2.0はドローンの静音性を見直したモデルで、このモデルは最大4dbの騒音低減を実現しました。
こちらの機体もOcuSync対応のためクリアでスムーズな映像伝送を体験することができます。
ワイヤレス接続もできるためケーブルに邪魔されることなく、スポーツモードで最高時速72km/hのスピードモードを体験することもできます。
一般的に使う方はもちろん、プロの方でも安心して使える、現在販売されているDJIドローンの最高傑作と言われています。
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4.Inspire2
商品名 | Inspire2 |
重量 | 3440g |
最大飛行時間 | 27分 |
動画解像度 | 6K |
最大伝送距離 | 4000m |
値段/価格 | 389000円 |
Inspire2は機体のサイズもかなり大きく、「映画制作用ドローン」とも言われており、プロの撮影現場で使用されている機体です。
最大で6Kの動画が撮影できるなど、かなり高画質な映像を撮ることができます。
停止した状態から80km/hまで一気に加速し、最高速度は92km/hと、様々なシーンに対応可能です。
内蔵FPVカメラとメインカメラからのビデオストリーミングも同時に行えるので、パイロットとカメラオペレーターは、よりタッグを強固にして優れた映像を撮影する事ができます。
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5. DJI Mavic Air
商品名 | DJI Mavic Air |
重量 | 430g |
最大飛行時間 | 21分 |
動画解像度 | 4K |
最大伝送距離 | 4000m |
値段/価格 | 104000円(スタンダート) 125031円(コンボ) |
DJI Mavic Airはハイスペックな性能を備えながらも、他のDJIの機種と比べて低価格なモデルになります。
同機にはメカニカル3軸シンバルが搭載されているため、機体が揺れても写真や動画がぶれることなく滑らかな映像を撮影することができます。
またスローモーション撮影も可能なので、撮影した動画を編集する際にも、手間をかけずによりダイナミックな作品に仕上げることが可能です。
操作性の良さや持ち歩けるサイズ感など、初心者の方でも簡単に操作でき、扱いやすいところもポイントです。
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自分の撮りたいイメージから選ぶ
今回は中・上級者向けの高性能DJIドローンを紹介しました。
高画質な映像を撮影したい方や、映画やテレビでの撮影など、セミプロ〜プロ用の映像撮影にも対応した機体の紹介になります。
性能が高くなるにつれてサイズも大きくなり、どんどん高額になって行くため、ずっと使い続けたい機体がどうかで比較すると良いかもしれません。
高額であるからこそ「全ての機能を使いこなせない」「もう一つ下のスペックで良かった」という問題が起こらないように、自分の撮りたいイメージに合った機能性を持つ、決めの一機を見つけるいただくヒントになれば幸いです。