テレワークやオンライン授業の導入が進み、イヤホンを長時間装着するようになったという方も多いのではないでしょうか。骨伝導イヤホンは装着しながら周囲の音を聴くことができる、コロナ禍における新たな便利アイテムとして注目を集めています。
イヤホンの長時間装着は、痛みやかゆみを引き起こす可能性があり、場合によっては外耳炎などの耳の炎症に繋がる恐れもあります。骨伝導イヤホンは耳に負担をかけずに音を楽しめる点でもおすすめのアイテムです。
今回は骨伝導イヤホンの仕組みや選ぶポイントを紹介するとともに、最新のおすすめモデルをご紹介します。
もくじ
骨伝導イヤホンとは?
骨伝導イヤホンとは、鼓膜を使わず、頭蓋骨の振動を通す「骨伝導」で音を内耳に届ける仕組みのイヤホンです。耳をふさがずに音を聴くことができるため周囲の音を聴きながら快適なリスニングを実現します。
テレワークによる長時間のイヤホン装着で引き起こされる外耳炎などの耳の炎症を予防できるとともに、ランニングなどの運動中でも周囲の音を聴きながら行うことができるため、安心してスポーツに集中することができます。
骨伝導イヤホンはテレワークの浸透に比例して需要が高まりつつあり、各メーカーから高音質・高コスパなモデルが多数登場しています。
製品にもよりますが、構造上、音漏れが気になる場合があるため、通勤・通学など公共の場での使用は注意が必要です。
骨伝導イヤホンを選ぶポイント5つ
音質で選ぶ
骨伝導イヤホンは周囲の音を取り込むという構造上、音質の面では通常のイヤホンより劣ると感じる方もいるかもしれません。少しでも良い音を聴くために、高音質な製品を選ぶ際は「Bluetoothコーデック」に注目しましょう。
コーデックは「SBC」「AAC」の他、ハイレゾ相当の高音質「aptX 」、高音質かつ低遅延で音を楽しめる「aptX LL」などがあります。ご自身のスマホに対応しているかどうかを事前に確認し、ニーズに合ったコーデックを選びましょう。
つけ心地で選ぶ
骨伝導イヤホンはこめかみ付近を挟むように装着するタイプや、ネックバンドタイプ、ワイヤレスで左右それぞれに装着するタイプがあります。製品によって圧の強さや素材も様々なため、つけ心地は非常に重要なポイント。
骨伝導イヤホンはずり落ち防止のために軽さも重要です。軽量で、長時間装着しても疲れない重さのものを選びましょう。
防水機能で選ぶ
骨伝導イヤホンは運動時に非常に重宝します。スポーツシーンでの使用を検討されている方は、雨や汗をカバーできる防水機能が搭載されている製品を選びましょう。
防水性能の指標はIPXまたはIPという規格と数字で表記されています。通常スポーツで利用したい際は「IP50」以上の製品を選ぶと安心です。
使用用途で選ぶ
骨伝導イヤホンはワイヤレスタイプと有線タイプがあります。有線タイプの製品は充電不要で、ワイヤレスタイプと比較すると低遅延で比較的安価な製品が多いです。おうち時間でのテレワークや、ゲーム、動画視聴に骨伝導イヤホンを使用したい方は有線タイプの製品の方がコスパが高いかもしれません。
一方で、骨伝導イヤホンを装着したまま移動したい方やスポーツシーンで使用したい方はワイヤレスタイプの製品がおすすめです。ケーブルの煩わしさが無いため、自由なシーンで使うことができます。
搭載機能で選ぶ
骨伝導イヤホンは製品によって通話機能や集音機能が搭載されているモデルも。通話機能が搭載されていればハンズフリーでオンライン会議をすることができ、テレワークで重宝します。製品によってはノイズキャンセリング機能(通話時)が搭載されているモデルもあります。
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☑️防水規格IP56
☑️32.4g
☑️安価に骨伝導イヤホンを試したい方におすすめ
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☑️防水規格IPX7
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☑️充電ケース併用で最大12時間連続再生
☑️従来のワイヤレスイヤホンのようなモデルで骨伝導イヤホンを使用したい方におすすめ
編集後記
今回はテレワークの便利アイテムとして注目を集めている「骨伝導イヤホン」をご紹介しました。長時間のイヤホン装着は想像以上に耳にダメージを与えています。ひとつ持っておくことでテレワークやオンライン会議の場面で重宝すること間違いなし!
骨伝導イヤホンで音を快適に楽しみましょう。